キハ28・58篠ノ井線号
2005.9.24


長野駅に入線した「キハ28・58篠ノ井線」
  
 懐かしの急行白馬号運転の関係で、篠ノ井線にも快速「キハ28・58篠ノ井線号」としてキハ58系が運転されました。全車両自由席で運転となったので、私も懐かしの急行白馬号の指定の確保の有無を問わず乗車するつもりでしたが、懐かしの急行白馬号の指定席券が購入できたので、松本までのアクセス列車として乗車しました。
 


長野駅の発車表示は。はやり「臨時快速」ですか・・・
   

車両中央部に取り付けられたサボ


時間帯が早いせいかホームはすいていました。

 長野駅で乗車券を購入してホームへ行くとすでに列が出来ていました。一番すいている列に並び緊張して列車を待ちます。この列車は、セミクロス改造されているので、ボックス席は8席しかありません。しかも、進行方向窓側には8人しか座れないのでなかなか競争率が高いです。
 列車が入線してきて、皆ダッシュで席取りに向かいます。私も何とか2号車4番D席を確保できました。これで、松本までは一安心です。新幹線も接続しない早い時間に発車するのですいているのかと思いましたが、乗車する人が結構いて驚きました。
 それにしても、長野7時18分に発車して松本9:58に到着とは、臨時列車と言え運転時間が長いですね。



運転台も撮影しておきました。


聖高原で14分の停車

 篠ノ井線でキハ58に乗車するのは、1996年の「信州循環列車」以来で本当に久しぶりです。キハ58は、エンジンを唸らせながら篠ノ井線を進みます。いたるところで、交換待ち合わせや通過待ちがあるのは仕方ありませんね。
 姨捨付近では、姨捨公園の名撮影地よりも善光寺平と組み合わせて撮影できるポイントに人気が集中していました。
 聖高原駅でようやく下車することが出来ました。続いて明科で、ようやく編成写真が撮影できるチャンスが出来ました。明科では、停車時間をフルに使って写真撮影をしました。
 聖高原を出ると、多くの人が撮影に訪れているポイントがありますが、今は野焼きのシーズンで、煙で撃沈だった人も大勢いると思います。西条を通過するとトンネルが続きますが、この列車はマイペースで進むのでとても長く感じました。ようやく明科に着きました。



明科で18分の停車


明科で編成写真が撮れました。

 明科を出ると松本へラストスパートと思いきや、田沢駅で退避線に入り特急しなの号の通過待ちをします。定期列車で田沢駅の待避線に入る事は無いので、貴重な体験となりました。ただ、ホームを外れて松本側に停車したため、撮影に来ていた人は残念だったと思います。
 田沢を出て、車内放送で「引き続き「懐かしの急行白馬号」になるが、ドアを閉めるのでホームで並んで待つように」との放送が入りました。さて、何人の人が「懐かしの急行白馬号」に乗るのだろうか。と考えていると列車は、懐かしの急行白馬号出発セレモニーの準備が出来た松本駅4番線に到着しました。
 長野から松本まででも十分に乗り甲斐がありました。