〜リバイバル白馬号に乗車〜

2005.6.19

南小谷駅に到着した臨時急行リバイバル白馬号

 6月19日、大糸線で運転された臨時急行リバイバル白馬号に乗車しました。列車自体は、金沢〜南小谷で運転されましたが、時間的に金沢からの乗車は困難なので糸魚川から乗車することにしました。乗車を思い立って指定席券を購入したのは6月1日でしたが、幸いにも糸魚川からキハ52系が1両増結されるので指定席券は難なく確保できました。
 
 乗車当日、信越線の始発列車で長野を発ち直江津で糸魚川行に乗り換えて糸魚川駅には8:53に到着しました。9:07に金沢からの臨時急行リバイバル白馬号が、キハ58系2両編成で到着しました。ホームから車内を見ると、ほぼ満席の状態で到着しました。キハ58系の前面の「急行」幕が懐かしいと言うかうれしいと言うか・・・。サボも紺色で愛称板もバッチリ入っています。
 ホームの中ほどでは、キハ52系の増結作業が始まります。今日は、首都圏色(タラコ色)のキハ52−156が増結されます。案外、対面の1番ホームで連結作業を見る人は少なくゆっくりと撮影できました。撮影を終えて階段を渡り2番線へ移動して乗車します。

キハ58系2両で糸魚川に到着

 

糸魚川から増結されるキハ52−156

 

キハ52−156の増結作業

 

糸魚川駅は2番線から発車

 

糸魚川到着時までのサボ

 

糸魚川到着後、直ちに裏返されました

 

「急行」の愛称板

 

「リバイバル白馬」の愛称板

 

キハ58系「急行」表示

 

「急行」幕拡大

 

キハ52系を増結して3両で南小谷へ

 

キハ52とキハ28の連結部

 

  いよいよ、リバイバル白馬号に乗車します。指定の号車は糸魚川から増結の3号車ですのでキハ52系です。さっそく車内に入り座席を探すと・・・。ロングシート部分でした。まぁ、6月に入ってから購入したので仕方ありませんが・・・。まぁ、3人がけであろう座席を2人で座るように座席番号シールが貼ってあるので、広く使えて良さそうです。まぁ、キハ52型を使った急行列車の指定席でロングシートに座るなんて体験はなかなか出来ないので、良い体験になりました。

  早めに乗車したので、他の乗客はまだ撮影中なのか車内はまだ閑散としていました。しばらくするとポツポツ人が乗車してきました。ロングシートの部分に指定された人は、苦笑しながら座る人、座席を確認して前の号車へ引き返す人などいろいろな人がいました。
  9:36に糸魚川駅を定刻に発車したリバイバル白馬号は、キハ58系側2両は満席の状態を維持していましたが、キハ52型のほうは空いていました。ロング部分も数人しか座っていませんし、ボックスも1ボックスに1人か2人程度しか乗車していませんでした。

  乗車記念に、観光ガイドのパンフレットと「ひすい」をもらうと、列車は頸城大野駅を通過して山間部へ入ります。沿線は、すごいカメラの放列でみな撮影に夢中になっています。この時期の大糸線(非電化区間)は、緑が美しい時期なので沿線の景色を足を伸ばしてゆっくりと眺めていました。急行列車とはいっても、根知駅での行き違いの運転停車などがありますし、運転速度も普通列車と変わりがないので追いかけも出来るようで、行く先々で同じ人を見かけたりしました。
  大糸線では、ただ1駅のみの停車駅となる平岩駅を出ると列車は南小谷へ向けてゆっくりと走り続け南小谷駅に到着しました。南小谷では、わずか16分で折り返しの臨時普通列車で糸魚川へ戻ります。

南小谷駅に到着

 

キハ52系標記とサボ

 

リバイバル白馬号指定席券

(ロングシート席です。)

 

乗車記念品の「ひすい」

 

折り返し臨時普通列車で糸魚川へ向かいます。

  南小谷では、一旦すべての乗客を降ろしてドアを閉めて折り返しの準備をします。その間に、編成写真などの撮影をしていると時間はすぐ過ぎてしまいました。発車間際にようやくドアが開いて乗車します。折り返しは、糸魚川まで全車自由席の臨時普通列車になるので、キハ28型のボックスに席を取って糸魚川へ戻りました。乗車目的の人は、この折り返しの普通に乗車する人も大勢いましたが、ツアーの乗客が南小谷で下車したので車内はとても空いていました。


配られたパンフレットに「リバイバル白馬」の印字が・・・

 

(最後に、乗車証明書の配布はありませんでした。)