山手線120周年イベント

〜2005.3.26〜

東京総合車両センターでの撮影会

 

 品川線(山手線)が開業して120周年を迎えることから、山手線から引退間近の205系電車に乗車して山手線内回りをノンストップで1周し、そのまま東京総合車両センター(旧山手電車区)へ向かい撮影会を行うイベントが行われました。このイベントは団体に参加した参加者限定のイベントで、私も東京在住のY氏の協力で参加することが出来ました。

 

■山手線120周年記念列車

 集合場所の大崎駅には10時過ぎに到着していたのですが、すでに大勢の人が受付を済ませて並んでいます。私も、会員券を出して受付をしました。記念品と乗車バッジをもらい立ち去ろうとしたところ、「無効印」を押された会員券も戻ってきました。会員券に「無効印」とは珍しく驚きました。

 しばらく並んでいると、落語協会会長で元新大久保駅駅員の三遊亭圓歌師匠が1日駅長としてイベントに参加していました。(肖像権の問題が発生する可能性があるので画像は省略。)今日は1日中このイベントに同行するそうです。

 20分ぐらい待ってようやくホームに入場しました。内回りの大崎始発電車になるので2番線からの発車になります。発車案内は、山手線では珍しい「団体」表示になっています。1両につき1箇所にのみドアを開けて乗車をしました。その後、誤乗防止のためドアは閉めてしまいました。ちなみに乗車した車両は6号車でした。

 大崎駅を10:58に発車した列車は、しばらく走ると駅間で停車してしまいました。田町駅で何かあったようですが、程なく運転を再開して品川駅を通過しました。その後も、徐行と加速を繰り返しながら列車は各駅を通過してゆきます。たぶん最大の見せ場であろう東京駅を通過する時は不思議な感覚でした。その後、上野駅を過ぎて田端で京浜東北線と別れるとようやく一定のペースで走るようになりました。

列車は、池袋で停車しましたがホームの乗客が乗ろうと車両まで近づいたと同時に発車して、唖然として列車を見送っていました。その後、新宿・渋谷と通過して12:00に大崎駅に戻ってきました。

ノンストップとはゆきませんでしたが、山手線の快速に乗ったような気分で楽しめました。

 

大崎を基準に内回りを1周

 

山手線では珍しい「団体」表示

 

この路線図もまもなく見納め・・・

 

大崎から東京総合車両センターへ直通

 

横幕は、「臨時」表示

 

東京総合車両センターに到着した記念列車

 

 

■東京総合車両センターイベント

 大崎駅到着後はドアを開けることも無く、そのまま2番線で待機して12:02に東京車両センターへ向けて発車しました。大崎駅から東京総合車両センターまでは、通常は乗車できない区間なので貴重な体験でした。5分ほどゆっくりと走って12:07に東京総合車両センターの降車場に着きました。降車場と言っても、1編成の前後2箇所に梯子をつけるだけですが・・・。このあと、この編成は休憩所として使用されます。

 一旦広場に集められて、懐かしい山手線に取り付けられていたヘッドマーク等を見てジャンケン大会(まぁ、景品までは到底たどりつけませんでしたが。)を行った後は昼食用の弁当を購入して昼食をとりました。

 その後、ようやくお楽しみの撮影会場へ移動して撮影を始めました。展示車両は、205系(120周年記念列車・休憩所兼用)が1本と、少しはなれてクモヤ193・103系3000番台(ウグイス色・山手線表示)・205系・E231系(山手線)が並べて展示されました。E231系のみ展示位置がずれていて残念でしたが・・・。

 一通り撮影した後に、休憩所の205系(120周年記念編成)に戻ると幕を回している最中で、普段見ることが出来ない行き先表示がいろいろ撮影できました。ただ、最後のほうで不具合が生じたらしく横の幕はバラバラになってしまいました。

 その後は、車内の撮影をして少し早めにイベント会場を後にしました。全体的には、値段のわりに良い内容でした。

 

懐かしいヘッドマーク

 

あれから17年が過ぎました。

 

東京総合車両センター撮影会

 

懐かしい並びです。

 

山手線電車3世代を再現

 

205系電車車内(休憩所として使用)

 

記念列車の東京側先頭(大崎基準)

 

記念列車の東京側ヘッドマーク(大崎基準)

 

記念列車の新宿側先頭(大崎基準)

 

記念列車の新宿側ヘッドマーク(大崎基準)

 

■記念品など

 

乗車証明書(封筒)

 

中身:乗車証明書(1)

 

中身:乗車証明書(2)

 

中身:乗車証明書(3)

 

山手線イベント会員券(無効印付)

 

 

イベント参加用バッジ

 

もらった記念品