新型ロマンスカー

VSE「はこね」

〜2005.3.26〜

新宿駅に到着するロマンスカーVSE「はこね」


 3月19日に登場した、小田急ロマンスカーの新型車両50000系VSEに乗車してきました。

 往路の「はこね37」は、インターネットで展望席(前)を確保できたので箱根湯本まで展望席に乗ってきました。はじめは乗るつもりは無かったのですが、ロマンスカーのインターネット予約の会員継続の関係上ログインして、上京する3月26日のVSEの指定席を検索したら「はこね37号」の前側の展望席に空席の表示があったので試しに確認したら、窓側も1箇所だけ2番D席が空いていたので何のためらいも無く予約して地元の旅行会社で購入しました。

 そして、3月26日の夕刻に登場したばかりのVSE50000系に乗車しました。往路は、展望席です2列目なのであまり良い展望は期待できませんが乗車できるだけありがたいですね。車内に入ると、やはり前の座席に阻まれてあまりよい展望は期待できません。それでも、座席をリクライニングしないで背伸びをすれば何とか見ることも出来そうです。いよいよ、大勢の見学客に見送られ新宿駅を発車するときにミュージックホーンが鳴りました。本当に久々に聞きました。本日は、満席との事でしたが隣は誰もいません。でも、インターネットで見たときには発売済みになっていたので町田あたりから乗車してくるのでしょうか?運転士の指差し確認を聞きながら列車は小田原へ向かいます。小田急は、車両の種類が多いので対抗する列車を間近に見ることができ2番席ながら前面展望は迫力があっていいですね。

 

 程なくして、乗車証明書をもらいました。いつまでもらえるのかは解りませんが、予想外にもらうことが出来て収穫でした。町田を過ぎても隣には誰もきません。乗り遅れたか直前でキャンセルでもしたのでしょうか?まぁ、一人で快適に乗車できるのでいいですが、時間帯から夕日が気になり始めました。D席側は、夕日が差し込むのですがカーテンなんかあるはずも無く、眩しいし暑いし窓側でD席が空いているのが良くわかりました。小田急と箱根登山鉄道の接続駅の小田原で大勢の乗客が下車しました。1番席の乗客も下車したので、1番席に移動して景色を楽しむことにしました。小田原から箱根湯本間のみの特急の乗車は出来ないので、指定席券も発売されないので降りた席に人が座る可能性は低いので安心して移れます。やはり、展望車は1番席に限りますね。2番席とは眺望が違いまさに特等席です。

 箱根登山鉄道線をゆっくりと登っていく光景だけでも、1番席から見ることが出来て大変良い収穫でした。あっという間に箱根湯元に到着しました。

 

 箱根湯本駅での滞在は僅かで、乗ってきたVSEでそのまま新宿へ戻ります。帰路は、展望車の確保が出来なかったので普通車の窓側で戻ります。ドーム型の天井が車内の広さを演出し、座席も窓側に傾いていて景色も見やすくなっています。日曜日ではなく土曜日の夕刻なのですいているかと思いましたが、箱根湯本からほぼ満席の状態で発車しました。小田原駅で私が乗った車両は完全に満席になりました。日も落ちて、景色を見ることが出来ないので、座席でアイスコーヒーとVSE弁当を頼んでみました。ロマンスカーでのシートサービスも久しぶりで緊張しました。しばらくして、アイスコーヒーとVSE弁当が届きました。なんと、アイスコーヒーはグラスで出てくるではありませんか!感激してしまいました。VSE弁当は、容器がVSEの形をしているので当然持ち帰りました。軽めの夕食として中身は食べましたが。町田辺りでグラスを回収に来ました。町田でも、降りた分だけ乗ってきました。ロマンスカーの需要があるのかVSEだからかは、この時点では解りませんが。

 そうこうしているうちに、VSEは新宿に到着しました。ただ、乗車しただけでしたが十分楽しかったです。



     

発車案内にもVSEマーク

 

新宿駅で発車を待つ「はこね37号」

 

案外、ここも記念撮影ポイントでした。

 

往路は、1号車展望席に乗車

 

展望席からの眺め

 

箱根登山鉄道線での行き違い

 

箱根湯本駅に到着

 

復路は、普通席に乗車

 

車庫へ回送されるVSE50000系

 

車内で購入したVSE弁当

 

 

往路:はこね37号指定席(前展望)券

 

復路:はこね38号指定券

 

※上の2枚は、色調を調整しています。実物とは色調など異なります。

 

ロマンスカーVSE乗車証明書