篠ノ井線開業100周年記念

100周年記念SL号撮影

〜 2002年10月20日 日曜日 〜



田沢〜明科間を走る「100周年記念SL号」(下り)


 篠ノ井線100周年のメインイベントとして運転された「100周年記念SL号」に乗車しました。乗車したのは10月20日の上りで先頭がEF64型電気機関車先頭でD51蒸気機関車は後部の連結であったものの指定席が取れただけでも幸運でした。

 当日は、塩尻駅で「100周年記念SL号」の出発式を撮影後、特急スーパーあずさ3号と篠ノ井線の普通列車を乗り継ぎ田沢駅まで先回りして田沢〜明科間で「100周年記念SL号」を撮影しました。アウトカーブからの撮影となりましたが、今回の運転区間は撮影地が少ないのが特徴なので大勢のファンや地元の人々が撮影にやってきて大混雑しました。「100周年記念SL号」は、多少遅れてやってきましたが無事に撮影できました。その後、明科まで移動して明科駅で「100周年記念SL号」の撮影をしました。

 明科からは、上りの「100周年記念SL号」に乗車しました。EF64型電気機関車に牽引されてはいるものの、編成後部にD51型蒸気機関車が連結されています。客車は、JR東日本には6両しか稼動できる車両が無い12系急行型客車の原型タイプでした。車内は、当然満席の盛況で乗客には乗車証明書と石炭が配られました。EF64型に牽引された12系客車に乗るとSL列車より客車時代の急行ちくま号を思い出してしまいます。

途中の松本で46分停車した後、時折SLの汽笛が響かせながら無事に塩尻駅に到着しました。塩尻駅到着後、「100周年記念SL号」は、ゆっくり撮影する暇も無く慌しく車庫へ引き上げました。

今回は、電気機関車牽引の帰り(上り)の列車に乗車となりましたが、行き(下り)のD51先頭の列車を撮影してから乗車できたので、これはこれで良かったと思います。



塩尻駅にて行われた出発式


明科到着後はSL撮影会


明科駅前で地元の祭り披露


今や貴重な12系客車


12系客車車内


帰路用のEF64との並び


帰路は、EF64が牽引


D51は後部に連結


無事に塩尻駅に到着


100周年記念SL号指定券

100周年記念SL号運転のチラシ


100周年記念SL号乗車証明書