快速EF55信州の秋風号 |
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秋の信州キャンペーンの一環として、10月27日と28日にJR東日本としなの鉄道による初の合同企画のイベント列車「EF55信州の秋風号」が運転された。 過去にEF55型機関車としては、昭和62年6月に塩尻−長野−黒姫間でのイベント運転と平成2年8月に地元デパートの企画によるミステリートレインで長野−塩尻間で運転された。近年では、平成7年11月上旬に中央東線開業90周年記念快速ムーミンすわ号、下旬に大糸線開業80周年記念快速SLあづみの号の後部補機として運転されて以来6年ぶりに信州に登場した。 営業運転に先立ち10月14日の長野総合車両所の一般公開で展示された後、10月23日と24日には営業ダイヤで試運転も実施され、特に晴天となった24日の浅間山バックの撮影地には平日にも関わらず大勢のファンが撮影に詰め掛けた。 10月27日、いよいよ臨時快速EF55信州の秋風号に乗車する日が来た。指定席券は買えなかったが自由席があるので何とかなるであろうというのが正直なところであった。しかし、私の心配をよそに列車入線直後では空席が若干ありしっかり進行方向右側の窓側に座れた。座席を確保しEF55型と14系客車(特製マーク付き)を撮影して車内に戻ると空席もなくなりほほ満席という状態で、長野駅を新幹線あさま510号と同時の9:02に発車した。篠ノ井・戸倉からも大勢の乗車があったが、短区間乗車の乗客も多く結局のところ立席が出た区間はわずかで、途中小諸駅での大量下車の影響もありほぼ定員通りという理想的な乗車率で軽井沢に到着した。途中の車窓からは、紅葉や浅間山がきれいに見え線路沿いには大勢のファンが撮影に訪れていて、近所の人々も線路際まで見物に来るなど久々ににぎわった。 軽井沢駅到着後は、定期列車発着の関係で直ちに車庫(留置線)へ回送されたが、しなの鉄道が留置線への立ち入りと撮影を許可したため大勢の家族連れが間近で列車を眺められ好評であった。 私としては、EF55型機関車牽引の列車に乗れたと同時に、いまや団体用でめったに乗車できない14系特急型座席客車に乗車できた(しかも、しなの鉄道線内で)ことも大きな収穫だった。 |
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―編成順序― 上り列車(軽井沢行) 軽井沢→
下り列車(長野行)
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長野駅停車中 |
屋代−戸倉にて(試運転) |
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軽井沢駅入換中 |
軽井沢駅留置線にて |
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軽井沢駅留置線にて |
下り列車は、最後部で長野駅到着 |
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☆軽井沢駅留置線での撮影は、しなの鉄道の配慮で撮影可とされた。 |
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