欧風電車「パノラマエクスプレスアルプス」
快 速 桃 源 郷 パ ノ ラ マ 号
2001.04.07

  
 4月7日、春の臨時列車として4月7・8日に運転されたJR東日本八王子支社主催の臨時快速桃源郷パノラマ号に乗車しました。車両は、私が名付け親になった165系欧風電車パノラマエクスプレスアルプス号を使用されました。
 当初は、乗車する予定は無かったのですが、パノラマエクスプレスアルプス号が今年の夏に引退するという情報が入り、考えてみれば1987年(昭和62年)3月24日の完成試乗会で1回乗車しただけなので、名付け親になった列車にもう一度、乗れるときに乗ろうと乗車を決意し指定席を探しましたがすでに満席の状態で乗車は無理かと諦めていた矢先の4月6日に4月8日の上り列車の指定席券入手に成功したものの新宿到着が遅く翌日の仕事のことも考え7日の朝にもう一度指定券を探してみるとやはり当日の上りの指定席が確保できたため急遽出発することになりました。
 甲府市内で、武田信玄祭りと満開の桜を見物し甲府駅に到着し快速桃源郷パノラマ号の入線を待ちます。甲府駅は、列車の本数が多い割に中央線ホームが3つしか無いため入線は発車4分前という事で急いで撮影しなければ思った矢先に、人身事故でのダイヤの乱れが甲府駅まで及び快速桃源郷パノラマ号の発車時刻である16:03に遅れていた先行の15:58発の特急あずさ64号が発車し、16:05に快速桃源郷パノラマ号が入線しドアが開いたと同時に発車の音楽が鳴り始め撮影する暇もなく慌しく甲府駅を発車しました。乗車後は、席につかずにまっすぐ1号車のラウンジへ行き名付け親の名前を記した銅版が飾られているので全景を撮影してさらに自分の名前の部分だけアップで撮影して席へ戻りました。車内は、座席のカバーが変わったほかは当時のままでゆったりとした座席が並びます。途中の桃の花畑では徐行のサービスもして列車は夕焼けの関東平野を新宿へ走ります。車内に速度計がついており平均速度は80キロぐらいで臨時特急かいじ182号のスジで運転されている割にスローペースで走っています。車内を一巡して車窓を見ていると全席グリーン車指定席が作用してか、この手の臨時列車(団体列車を使った一般客扱い)では珍しく車内改札がありました。登場当時の様子を思い出していると1時間50分はあっと言う間で18:00に若干遅れて新宿駅に到着しました。新宿駅では、三鷹電車区への回送までに時間が15分ありゆっくりと撮影が出来ました。
 
 私が名付け親の一人となった「パノラマエクスプレスアルプス号」の引退は残念ですが、当初はJR発足直後の旅客需要を掘り起こす目的で7年持てば良いと旧型の急行電車から改造されたものの結局、約2倍の14年間走り続けて引退という事で、本当に良く走ってくれたと思います。引退までの残り少ない時間を無事に走り続けてほしいです。出来ればもう1度ぐらい撮影しておきたいと思いつつ新宿駅を後にしました。