最終日の特急白鳥号
2001.3.2 上り列車


さよならマークが付いた下り最終特急白鳥号(01.03.02直江津駅)

 

 3月2日、今日を以って40年の歴史を閉じる特急白鳥号に乗りました。本来なら青森〜大阪まで乗車したいのですが、時間の都合がつかず新潟〜直江津まで乗車しました。当初は、指定席が満席の状態でキャンセルが出る見込みがなかったので上下の特急白鳥号の時刻が接近する直江津駅での撮影のみということで段取りを進めましたが、2月27日に新潟〜直江津間のみですがキャンセル分の指定席券の購入に成功したので急遽、上り特急白鳥号の最終列車に乗車することにしました。

 正午の新潟駅1・2番ホームは大勢の見物人や鉄道フアン・報道陣で大混雑していた。12:10になると、警備の為に駅員と鉄道警察隊が多数配置され12:18に青森からの上り最終の特急白鳥号が到着するとホームの混雑は最高潮に達しました。上り特急白鳥号は、新潟駅で進行方向がかわるため13分間停車します。乗車していた乗客も特急白鳥号を撮影するなら新潟駅が最適なのです。ホームの前後で撮影を済ませて3号車14番A席に座ると12:34定刻に新潟駅を発車しました。

 上り最終の特急白鳥号の車内は、見事に満席になっていて中でも自由席は通路まで立席の乗客が大勢いました。編成は、下の図の通りで2両増結の11両で運転しています。増結車の増3号車・増4号車には、国鉄色に戻った旧白山号編成の489系が増結されていました。乗車記念証をもらい列車が長岡に着く頃になると特急白鳥号を惜しむかのように雪が降ってきました。上越新幹線からの接続駅である長岡からの自由席の乗車はかなり多く、通路まで立席客で埋め尽くされ7号車に入ることは出来ませんでした。こうして14:16に直江津に到着するまで最後の上り最終特急白鳥号の旅を楽しみました。

 直江津駅では、30分後に下り最終特急白鳥号が到着するのでホームで待ちました。上下の特急白鳥号が短時間で見られる直江津駅は、停車時間の長い新潟駅に次いで2番目に人気のある撮影地駅なのでこちらも大変混雑していました。14:46に下り最終特急白鳥号が到着しました。私が乗った上り最終と違い、下り最終は「さよなら白鳥」の特製ヘッドマークが付いていたので良い記念になりました。


下り最終特急白鳥号(さよならマーク)


上り最終特急白鳥号(オリジナルマーク)

3月2日 大阪行特急白鳥号(上り最終)編成図

                                     

←大阪

 

 

 

 

 

 新潟→

増3

増4

 

指定席禁煙

指定席禁煙

指定席禁煙

指定席禁煙

指定席禁煙

グリーン席禁煙

 

クハ481-118

モハ484-292

モハ485-190

モハ488-03

モハ489-03

サロ481-70

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指定席喫煙

指定席喫煙

自由席喫煙

自由席禁煙

自由席禁煙

 

 

モハ484-1026

モハ485-1026

モハ484-242

モハ485-139

クハ481-101

   

乗客に配られた最終日の特急白鳥号乗車記念証



特急白鳥号特急券(色調調整済)


「特急白鳥号大阪行」行先幕


新潟駅発車表示


ボンネット先頭車
(クハ481100番代)
最終日の上り特急白鳥号


貫通型先頭車
(クハ481−200番代)
2月15日青森行(後)


非貫通型先頭車
(クハ481−300番代)
2月15日青森行(前)