長野駅21世紀一番列車
急行アルプス21世紀号 
2001年1月1日

  
 21世紀の最初の2001年1月1日、急行アルプス21世紀号に乗りました。

 今年は、2001年21世紀最初のイベントとして、長野駅を全国1番列車として0:00に発車し、列車名を急行アルプス21世紀号に変更された。さて、23:37長野駅5番線に急行アルプス21世紀号が入線してきました。昨年の急行アルプス2000年号と同様に特製ヘッドマークをつけての運転となりました。写真撮影をとりあえず終えて出発セレモニーを見ました。23:59に長野駅改札前広場で開催中のイベントの音声が駅構内にも流れ始めカウントダウンが始まりました。
 そして、21世紀最初の瞬間である0:00に急行アルプス21世紀号は、長野駅を発車しました。いつもは空いている急行アルプス号も今日は、21世紀の一番列車だけあって車内は結構込み合っていた。189系11両デラックス編成は、塗装こそ特急あずさ色ですが内装は旧特急あさま号のままなので、特に東京で急ぎの用事が無い時でも時々利用します。今までの旅行の大半以上をこの189系で過ごしたので、いつ乗っても懐かしく感じる車両です。(ちなみに、旧特急あさま号の末期には現在のシートカバー編成は存在していました。)
 篠ノ井を発車すると車内改札が始まり、改札の後で乗車証明書をもらいました。途中の主要駅である松本からも大勢の人が乗り込んできて、深夜の中央東線を走り甲府駅に着きました。甲府駅では通常は59分停車ですが、この列車は、長野−甲府間で時変が掛かっているので50分停車に短縮されました。停車時間を利用して深夜の撮影会とばかりに先頭部には、大勢のファンが撮影に集まりましたが停車時間が長かったため、大きな混乱もなく無事に撮影ができました。甲府からは、ほぼ満席の状態で新宿に5:27に到着し、今回のお年玉フリー切符を使う旅がスタートしました。
 老朽化のため今年(2001年)が最後といわれる長野支社の183系・189系ですが、189系特急あさま号で育った私としては21世紀最初の瞬間を、色は変われど旧特急あさま型の189系で迎えられ本当に幸せでした。