6月19日に、札幌から日本最北端の稚内まで特急スーパー宗谷1号に乗りました。
特急スーパー宗谷号は、2000年3月のダイヤ改正でそれまで運転されていた急行列車4本をすべて特急に格上げし、宗谷本線に特急列車が初登場した。今回乗車した特急スーパー宗谷1号は、新型の261系を使用し札幌―稚内間を5時間を切る4時間58分で走る速達特急である。その他に、従来の特急気動車183系を使用した特急サロベツ号(昼行)と寝台車付の夜行特急利尻号(183系気動車+14系客車の混合編成)が運転されている。
札幌を8:30に発車した特急スーパー宗谷1号は、乗車率が大変高く4両すべてが満席で特に1両のみの自由席には大勢の立席客が出ていたが、旭川につくとほとんど下車してしまい、車内が閑散とすると思いきや、入れ替えに大勢乗ってきて指定席は満席で自由席も立席数人と依然乗車率が高かったが、旭川から先の宗谷本線に入ると下車客が増える傾向になってきた。絶対的に列車の本数が少ない区間なので、普通列車代わりに短距離乗車してくる地元の乗客も多く、終点の稚内まで乗車率は、60パーセントぐらいでまあまあの乗車率であった。
宗谷本線は、人のいない無人地帯が多く本当に最北へいくのにふさわしい車窓であった。私もそうであったが、時間の都合上で片道を飛行機にする場合は稚内行の列車に乗車することをおすすめする。稚内駅に降り立つと気温は15度で4時間58分前の札幌の気温30度のちょうど半分で寒く感じた。特急スーパー宗谷1号を降りたらすぐ接続している日本最北端の地である宗谷岬方面行きのバスに乗り換え日本最北の地を見た後、最北の町でロシア語標記の多い稚内市を見物したのはお決まりコースでありました。
(札幌は、この日この夏一番の暑さだった。
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