2日目はサフィール踊り子号に乗車  
リバイバル特急で早春の館山旅行

2023年2月4日(土)・5日(日)_ 

旅の概要

 冬の臨時として内房線・京葉線に特急ビューさざなみ号がリバイバル運転されました。255系ビューさざなみ号がリバイバル運転される時代になったようです。せっかくなので、特急ビューさざなみ号に乗って行く機会が無かった館山へ行ってみることにしました。海辺の街を散策して館山城へ行って運動不足解消の歩け歩けのウォーキング観光をしてきました。
 予定では日曜日は出勤の予定でしたが、早朝作業のみで8時で退社できたので、急遽まだ乗ったことのない豪華特急サフィール踊り子号に乗って伊東へ行きました。出発時間が遅かったので日曜日はサフィール踊り子号に乗って伊東まで往復するのみで観光はしませんでしたが、土曜・日曜の2日間で関東の特急列車の旅を楽しむことができました。


今回の旅の主な行程

  ■2月4日(土)
長野6:43−あさま604号−8:24東京9:23−ビューさざなみ号−館山11:18
 
  □館山市内観光
   館山駅−渚の駅たてやま・夕日桟橋−市立博物館−館山城・城山公園−館山駅
 
館山15:06−ビューさざなみ号−17:02東京18:24−かがやき515号−長野19:45
 
■2月5日(日)
長野9:00−はくたか554号−10:11大宮10:19−埼京線−新宿11:21
新宿12:25−サフィール踊り子5号−伊東14:16
伊東14:41−踊り子12号−16:30東京17:04−かがやき535号−長野18:29



1日目 2月4日(土)

 長野駅から新幹線あさま604号で東京駅へ向かいます。長野を出る時点は空いていましたが、先行の あさま602号が通過する上田・佐久平からは自由席も結構乗って来ます。軽井沢を過ぎると碓氷峠を下り高崎へ。群馬県側に来ると車窓も変わり冬の長野から早春の上州へ来た感じです。
 高崎からはかなりの乗車があり2号車の自由席も結構埋まりました。ただ、上越新幹線にもE7系使用列車が増えているので以前のように集中して混むことはなくなりました。高崎を過ぎて熊谷あたりからは冬は富士山が見えるのですが、今日は暖かく霞んでいるのか見えません。この時期だと見える確率が高いのでこれは少し残念です。大宮で多くの人が下車して車内に余裕ができました。本日は11ヶ月ぶりに東京駅まで乗車します。併走する埼京線を次々と追い越し荒川を超えて東京都へ。赤羽を過ぎて埼京線と分かれ尾久車両センターが眼下に見えると山手線が見えてくると地下に入り上野へ。上野を出ると再び地上に出でて中央線が見えてくると東京駅に到着します。
 行楽客で大混雑の新幹線ホームを出て、東京駅に到着したらまずは丸の内側の赤レンガ駅舎を見に改札を出ます。まぁ、お上りさんの宿命みたいなものです。毎回、上京時はこの場所に来ると謎の安心感があります。
 

あさま604号(長野6:43−東京8:24)
 

久しぶりに東京駅で下車
 
 
長野駅を出発

あさま604号車内

東京駅で乗り換え 
 
 東京駅の長い連絡通路をエスカレーターや動く歩道で移動して京葉線地下ホームへ。地上からここに来るまでかなり疲労してしまいます。京葉線1番ホームにはすでに大勢の人がいます。東京駅京葉地下ホームなら255系電車は毎日見られると思いますが、列車名が変わり館山行となればすごい人気列車に早変わり
 東京駅を定刻に発車した特急ビューさざなみ号は、京葉線の地下区間を進みしばらくすると地上に出ます。さて、このビューさざなみ号ですが、さすがに自動放送の音源も無いようで車掌氏による肉声放送が続いていたのですが・・・。音源が無ければ自動放送の音声を担当している方に来てもらい放送してもらおうと、下り列車(往路のみ)堺正幸氏による放送が始まりました。生放送での車内放送です。
 列車の方は、3月に開業する幕張豊砂駅を徐行で通過します。すでに駅名板等は取り付けられていて、しっかりと車内放送で説明もありました。列車は幕張新都心を抜けて蘇我に到着します。蘇我からは、いよいよ特急さざなみ号のメインでもある内房線に入ります。
 

ビューさざなみ号(東京9:23−館山11:18)
  

東京湾を見ながら館山へ
 
 木更津を出でると住宅街を進み君津に停車します。君津から先は特急さざなみ号(新宿さざなみ号は除く)は運転されていませんので、リバイバル運転と言えばリバイバル運転の区間に入ります。上総湊駅を過ぎるといよいよ湊川橋梁を渡ります。天気も回復して冬晴れの美しい空と東京湾の青い海が美しく見えます。この車窓を見るためにA席を探し続けていました。A席じゃないとこの景色は見られません。この後、内房なぎさラインと平行する区間でも美しい東京湾を見ることができました。普段は海との無縁の生活ですので海が見えてくると気分も向上します。
 車窓に東京湾フェリーが見えてくると浜金谷に到着します。浜金谷を出ると千葉支社の鉄カードが配布されした。今日は館山まで乗ると乗車記念証と鉄カードの両方が貰えました。特急ビューさざなみ号は、富浦を過ぎて平久里川を渡ると終点の館山に到着します。
 最後の放送では、自動放送のマニュアル通りの放送が行われた後に堺正幸氏による挨拶もあり本当にこの放送が生放送で行われたと実感しました。館山までの道中は本当に自動放送が流れているのと思うほど違和感がありませんでした。
 

東京駅発車案内
 

行先表示
  

館山へ
 

 館山駅到着後は、折り返しの特急ビューさざなみ号発車まで館山市内を観光します。館山市はもう春言う感じで西口のロータリーには菜の花も咲いています。館山駅の東口から東京湾までは一直線に道路が延びています。今回の観光は東口からスタートです。椰子の木が植えられた道を一直線に進むと東京湾に出ます。その道を左折して海沿いに歩きます。今日は天気が良いのでウォーキングには絶好の日です。冬晴れの青空の下を15分ほどい歩くと「渚の駅たてやま」に到着します。ここで休憩してから館山夕日桟橋へ潮風にあたりにいったり、海辺の広場で魚を見たり土産物を見たりして少し休憩します。
  

館山駅(西口)
 

菜の花も咲いていてもう春・・・
 

西口は海まで一直線
 

渚の駅たてやま
 

館山夕日桟橋
 

桟橋からの眺め
 

ブルーフレイム
 

海辺の広場
 

水槽には魚が泳いでいます

館山市立博物館
 
 「渚の駅たてやま」から市立博物館を目指します。徒歩で15分ぐらいとは書いてありましたが、地図が見にくいのと途中で曲がる交差点には何も案内が無く不安でした。地図より矢印型の看板でもおいて貰った方が解りやすいです。案の定途中でどこか解らなくなり最後はスマホのマップ機能で市立博物館まで移動しました。
 ようやく市立博物館に到着して見学します。撮影はできないので内容も余り書きませんが、安房地方の歴史や民俗資料が展示されています。市立博物館を見学した後は、館山城へ向かいます。急な山道を登りようやく目的地の館山城に到着します。こちらは、三層四階天守閣形式で昭和57年に開館しました。こちらの館山城は、八犬伝博物館となっていて南総里見八犬伝に関する展示が主となっています。最上階は展望台となっていて館山市内も一望できます。
 館山城の見学を終えて城山公園を散策していると、そろそろ館山駅に戻らねばならない時間帯です。再び城山公園から館山駅を目指して歩きます。予想より駅まで距離があり歩いて35分ぐらい掛かりました。本当にこの方向に駅があるのか不安になることもありましたが、線路と踏切が見えたときには本当に安堵しました。館山市内観光を始めた時は館山駅の東口から出発しましたが、戻ってきたときには西口に到着していました。
 

館山城
 

館山城からの眺め
 

早くも開花している場所も

城山公園展望台
 


ビューさざなみ号(館山15:06−東京17:02)
  

かがやき515号(東京18:24−長野19:45)
 
 館山市内観光(旅行記参照)を終えて再び館山駅に戻ってきました。館山市内は結構歩いたので疲れました。少し早めに到着したのでテラスのベンチで一休みします。今日は暖かいので吹きさらしのベンチでも十分に休憩することができます。
 しばらく休憩して改札へ行くとものすごい人が群がっています。よくよく見ると発車案内の表示が「[L]ビューさざなみ」になっています。これは記録しておかねばと私も人の群れに入って撮影しておきます。ホームに向かい停車中の特急ビューさざなみ号を撮影して車内へ。車内も大体の席が埋まった頃に発車時刻となりますが、線路に落とし物があり拾得作業のため数分遅れるとのことで、最終的には4分ほど遅れて館山を発車します。
 帰路は山側のD席ですので海は見えません。ただ往復で違う車窓が楽しめるのは良かったです。車内は、空席が結構あり私の隣も空いてます。帰路は皆疲れているのか往路よりも車内は静かです。列車の方は、浜金谷駅から結構乗客が乗ってきましたが私の隣は空いたままでした。木更津を出ると久留里線と分かれて内房線を進みます。D席側の車窓はほとんどが住宅街です。姉ヶ崎を過ぎて養老川を渡ると五井に到着します。小湊鐵道のキハ40が美しい夕日を浴びて出迎えてくれました。五井を出ると八幡宿・浜野と通過して蘇我に到着します。
 

館山を出発
 

車内表示
 

夕日を見ながら東京へ
 
 蘇我からは京葉線に入ります。この先は東京駅まで停車駅はありませんので車内改札を始めます。海浜幕張駅を通過して京葉車両センターが見えてくると、3月開業の幕張豊砂駅を通過します。下り線と違ってこちらは高架となっています。ここでもちゃんと案内放送がありました。時刻は夕暮れ時、こちら側の車窓には美しい夕日を見ることができました。舞浜を過ぎて葛西臨海公園を通過します。列車は大きくカーブして砂町運河の中を通り越中島貨物駅を僅かに見ると地下に入ります。越中島・八丁堀と通過して東京に到着します。
 少しホームを観察した後に延々とエスカレーターと動く歩道を乗り継ぎ新幹線コンコースまで移動しました。時刻表を見ても17時32分の新幹線には間に合いません。当初予定していた18時24分の新幹線で帰るので時間があります。東京駅丸の内側の赤レンガ駅舎を見るため改札を出るとすでに日は暮れて夜の景色になっていて東京駅赤レンガ駅舎も美しくライトアップされていました。
 

東京駅で乗り換え

夕食はチキン弁当

長野に到着
 
 東京駅近くで時間を潰して北陸新幹線かがやき515号で長野へ帰ります。土曜日のこの時間帯ですので大して混んではいません。18時24分に夜の東京駅を出発して秋葉原付近を通過して地下に入り上野を発車します。地上に出てももう夜の時間ですので大して景色も見えません。ただ、満月かどうかは解りませんが月はきれいに見えました。併走する埼京線を次々と追い越して列車は大宮に到着します。大宮からの乗車はさすがに多く窓側の多くの席が埋まりました。
 大宮を出る時点で夕食の「チキン弁当」を食します。久しぶりのチキン弁当です。大宮を出た「かがやき号」の次の停車駅は長野です。夕食を食べ終わったところで高崎を通過しています。本当に「かがやき号」は早いです。安中榛名を通過して碓氷峠トンネルを登り軽井沢を通過します。その後は、佐久平・上田と通過して長野に到着します。
 長野ではかなりの人が下車しました。隣のホームには東京駅を20分前(18:04)に発車した「はくたか573号」が停車しています。長野には、「かがやき515号」の3分前に長野に到着して「かがやき515号」を先に通すため待避しています。長野を基準見ると「はくたか573号」でも「かがやき515号」も大差ありませんので、東京での滞在時間延長を選択しました。
 本日は、早春の房総へ日帰りで行ってきました。館山と長野の気温差にびっくりです。


2日目 2月5日(日)

 今日は休日出勤で特に何処にも行く予定はありませんでしたが、8時で仕事が終わりましたので車で長野駅に向かい出かける準備をします。
 まずは、長野駅から北陸新幹線はくたか554号に乗車します。今日は新宿へ向かうので大宮までの乗車です。だったら自由席で十分と思いましたが、この時間帯は「はくたか」ですので金沢始発です。長野駅で「かがやき」の待避を行うので乗り換え客が居るはずで座れないはずはないと自由席の乗車口へ。長野駅に到着したW7系「はくたか」の自由席は空いていました。乗車後に座席を確保してから撮影して飲料を購入します。隣のホームから「かがやき」が先発して後を追うように9時ちょうどに長野駅を発車します。
 本日はW7系ですので「北陸ロマン」の車内メロディーが流れます。車内はガラガラで快適に過ごせそうですが、次の上田から早くも大勢の方が乗ってきました。次の佐久平と軽井沢でも大勢の人が乗ってきて窓側とC席の一部が埋まりました。碓氷峠とトンネルを越えて列車は上州へ。高崎でもそれなりの乗車はありましたが相席にはならずに済みました。熊谷を通過して富士山が見えるか期待したものの今日も霞んで見ることはできず季節が変わったのでしょうか・・・。本日は新宿方面へ行くため北陸新幹線は大宮駅で下車します。
  
 大宮駅の新宿駅先着列車の案内は「湘南新宿ライン」になっていましたが、最近は埼京線に乗ってないので時間は掛かれど埼京線を選択。今度の埼京線は新宿行各駅停車で埼京線内では各駅停車ながら新宿に先着するとのこと。各駅停車なので大宮を出る時点では閑散としています。地上に出て新幹線に沿って進みます。武蔵浦和や戸田公園での乗車が多く座席が埋まります。隣を走る新幹線に抜かれまくりながら1駅1駅確実に停車してゆきます。赤羽からはさすがに車内は混雑しました。赤羽からは赤羽線に入り十条・板橋と止まり池袋へ。池袋で大勢の乗客が降りて車内も余裕が出始めます。池袋を出ると山手線を追い越して終点の新宿に到着します。
 新宿到着後は、久しぶりに新宿周辺を散策します。これまでの光景が嘘のように街も店も大勢の人で賑わっています。

はくたか554号(長野9:00−大宮10:11)
   

埼京線(大宮10:19−新宿11:02)
   

長野を出発

大宮で乗り換え 

新宿に到着 
  

 新宿駅6番線から特急サフィール踊り子号の旅が始まります。土曜日・日曜日は新宿駅から特急サフィール踊り子5号が運転されます。この列車があったからこそ長野から急ぎ移動して乗ることができました。発車の6分前となる12時19分頃に優美な紺碧色をまとったスマートなE261系電車がようやく入ってきました。とりあえず先頭部を撮影。さすがはJR東日本ご自慢の豪華特急列車だけあって洗車もされていて艶やかな車体です。
 

新宿駅発車案内
 

サフィール踊り子5号(新宿12:25−伊東14:16)
 
 登場から3年となる特急サフィール踊り子号の人気は今なお健在のようで撮影に来た大勢の方に見送られて新宿駅を発車します。新宿を発車した特急サフィール踊り子号は昼下がりの湘南新宿ラインを南下します。5号車の新宿駅発車時点での乗客は私一人だけで1両貸し切りみたいな状態です。渋谷に停車後は大崎を通過して、蛇窪信号場跡(現在は大崎駅構内)から横須賀線に入ります。この後は、東海道新幹線と並行してしばらく進みます。高層マンションを見ながら列車は武蔵小杉を過ぎてしばらくすると東海道新幹線が分かれてゆきます。その後、新川崎駅を通過して東海道本線・京浜東北線が併走すると鶴見川を渡ります。東神奈川を過ぎて横浜線の電車が見えるようになると横浜に到着します。
 横浜駅に到着すると5号車も一気に乗客が乗ってきてほぼ満席の混雑となります。横浜を出て時刻は、13時15分になろうとしています。本日は昼食を予約しているので4号車のカフェテリア車両へ移動します。カフェテリア車両と言っても車両形式はサシE260ですので食堂車です。こちらで食事をするには、あらかじめスマートフォンやパソコンで事前決済してQRコードを発行しておくことが必要となります。これで利用時間と利用座席が指定されます。
 4号車の入口で係の人にQRコードを見せて機械に読み取りをすると座席に案内してくれます。予約時間になりオーダーしていた「相州牛のボロネーゼパスタ」が来ました。ちゃんとした陶器の皿に盛り付けされた本格的なランチです。正直、ここまで本格的だとは思いませんでした。利用できる(食事ができる)時間は僅か20分ですが、こんな本格的な昼食を日中走る定期特急列車内で食べたのは久しぶりです。さすが格上のサフィール踊り子号は何から何まで違います。
 

5号車車内
 

カフェテリアで昼食
 
 カフェテリアで食事をした後は自席へ戻ります。ちょうどデッキで反対側の車窓を見ていると太平洋(駿河湾)の海が見えてきました。あと5分くらい食事可能時間が後ろにずれていれば、この駿河湾の美しい車窓を見ながら食事の終盤を楽しめたのに残念です。自席に戻り車内販売で食後のコーヒーをオーダーして一息。こちらは当然ながら実費です。食後のひとときをコーヒー片手に楽しんでいると、もう熱海の到着放送です。列車は、ゆっくりと熱海駅の構内に入ります。私は伊東までの乗車ですので、早めにコーヒーを飲み切らないと伊東に着いてしまいます。熱海では、5号車からは半分以上の方が降りてしまいました。代わりに数名乗ってきましたが。
 熱海を出た列車は、東海道本線と並行しながらも伊東線に入ります。通路を挟んで反対側の座席は空いているので海が見えるときだけ移って景色を楽しみます。
 新宿から1時間51分で列車は伊東に到着します。温泉地があるのでかなりの人が下車しました。私も名残惜しいのですが伊東で下車します。伊豆急下田までは、プレミアムグリーン車の特急券が買えたときのお楽しみにしておきます。
 

食後のコーヒー(自席で別売り)

伊東線へ
 


踊り子12号(伊東14:41−東京16:30)
 

かがやき535号(東京17:04−長野18:29)
 

伊東を出発
 

踊り子号車内
 

白糸川橋梁通過
 
 伊東から東京駅までは特急踊り子12号に乗車します。この後にサフィール踊り子2号がありますが、E257系2000番台にも乗っておこうと踊り子号を選択。伊豆急下田から到着した特急踊り子12号は予想よりは乗ってました。伊東からも乗車がありましたので窓側は結構埋まったかと思います。車内は、指定席ランプが荷棚に付いたので「あずさ」時代と雰囲気は変わりました。今回は海側の座席を選択したので海を時折見ながら伊東線をゆっくりと進みます。東海道本線が見えてくると来宮駅を通過して熱海に到着します。
 熱海で修善寺からの編成を連結した踊り子12号は、14両編成で東海道本線を進みます。チラチラと駿河湾を見ながら列車は進みます。途中の湯河原と小田原でまとまった乗車があったのには驚きました。列車は西日を浴びながら東へ進みます。大船を過ぎて横浜と川崎に停車して東海道本線を進みます。往路のサフィール踊り子5号とは違い東海道本線をスイスイと進み川崎に停車すると次は品川です。品川では少しの降車がありましたが、窓側の座席は結構埋まったまま終点の東京に到着します。
 

東京駅で乗り換え

かがやき号車内

長野に到着
  
 東京駅では乗り換え時間で東京駅の赤レンガ駅舎を2日連続で見た後は、北陸新幹線かがやき535号で帰ります。かがやき535号は主に日曜日だけ運転される臨時列車です。夕日が美しい東京駅を発車した「かがやき535号」はW7系で運転されていますので「北陸ロマン」の車内メロディーが流れます。人出の多い秋葉原を見ながら列車は地下に入り上野に到着します。上野でも結構乗ってきました。上野を出て地上に出ると651系の回送と併走しました。とは言え新幹線は高架に上がるので僅かな時間でしたが貴重な光景が見られました。夕暮れ時の東京から埼玉に入り大宮に到着します。流石は臨時列車が設定される時間帯だけあって大勢乗ってきました。人でもかなり回復しているようです。大宮を出ると次は長野です。昨日より早い時間帯の列車ですので熊谷あたりまで車窓が楽しめました。高崎を通過して碓氷峠トンネルを過ぎると軽井沢を通過します。軽井沢では、東京を12分早く発車した「あさま623号」が待避しています。この「あさま623号」が長野に到着するのは、「かがやき535号」が長野に到着した10分後です。「かがやき535号」は北陸新幹線をひた走り長野に到着しました。
 本日は突発的な遠征でしたが、週末パスを無駄にせずに使えて良かったです。まさかこの時期に2日続けて上京するとは思いませんでした。
 
    
使用乗車券

・週末パス
 今回は、土曜日に館山へ往復するだけの前提で週末パスを購入しました。この時点で長野から館山まで往復すると乗車券が12100円ですのでもう十分に元は取れますが、日曜日も突発で伊東まで往復しました。長野から伊東まで往復すると12100円ですので、2日間合わせると乗車券だけで24200円掛かるので、8880円の週末パスを利用すればもう十分すぎるほどの元は取れました。
 新幹線自由席特急券は、長野基準で大宮下車と長野下車で1100円違うのですね。普段は気になりませんが並べてみると違いに驚きます。
     
・2月4日使用分  

新幹線自由席特急券
 

ビューさざなみ号特急券(下り)
 

ビューさざなみ号特急券(上り)
 

かがやき515号新幹線特急券
 
    
・2月5日使用分  

新幹線自由席特急券
 

サフィール踊り子5号特急券・グリーン券
 

踊り子12号特急券
 

かがやき535号新幹線特急券
 
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