ありがとう上越新幹線E4系Max  
E4系Max乗り納めとリゾート列車の旅

2021年 9月20日(月) 日帰り_ 

旅の概要

 10月1日に定期運用から引退する2階建て新幹線E4系Maxの乗り納めをしました。ただ、E4系Maxだけに乗車するだけでは面白くないので時刻表と睨めっこした結果、東京−新潟の全区間乗車しようと考えなければ「谷川岳もぐら」や「越乃Shu*Kura」にも乗車できることが判明したので、今回はE4系Maxと谷川岳もぐら号・越乃Shu*Kura号の乗車も入れた旅程を組みました。ただ今、変則勤務中で3連休でも休みが1日しか確保できず日帰りとなりましたが、それでも十分楽しめるように行程を組みました。
  
  
今回の旅の主な行程

 長野7:43−はくたか552号−8:30高崎8:39−Maxとき306号(2階指定)−大宮9:15
 大宮9:36−谷川岳もぐら号−13:32越後湯沢14:01−Maxとき321号(2階グリーン)−新潟14:48
 新潟15:37−Maxとき330号(2階指定)−15:55長岡16:13−越乃Shu*Kura号−上越妙高18:38
 上越妙高19:14−はくたか574号−長野19:37
  
  
本日はE4系Max時々リゾート列車

・E7系はくたか号とE4系Maxとき号を乗り継いで大宮へ
 長野から北陸新幹線はくたか552号で高崎へ向かいます。早朝に金沢を出る「はくたか」ですのでW7系を期待したのですがやってきたのは普通のE7系でした。速達型の「かがやき」に続いて金沢を発車する朝1番の「はくたか」で富山以外は東京方面への始発の新幹線となりますので混んでいるかと思いましたが、気の毒なくらい空いていて先頭部を撮影後に指定席の5号車まで行くのも面倒なので1号車に乗車して高崎へ向かう事にしました。混んできたら移動すれば良いだけですので。今日は、お出かけ日和の良い天気です。列車は、上田・佐久平でそれなりの乗車がありましたが、3号車・4号車が中心のようで1号車の乗車はほとんどありません。軽井沢を過ぎて碓氷峠を下り安中榛名を通過すると関東平野に出て上越新幹線の高架を跨ぐと高崎に到着します。
 私は高崎で降りるのですが高崎から乗る人も少なめでした。理由はこの後解りますが・・・。高崎を発車する「はくたか」を見送りましたが、空いていたのは1号車と2号車の東京側くらいで3号車・4号車はそれなりに乗ってました。
   

はくたか552号(長野7:43−高崎8:30)
 

高崎駅発車案内
 

Maxとき306号(高崎8:09−大宮9:15)
 

Maxロゴマーク
 

4号車2階車内
 

大宮駅に到着したMaxとき306号
 
  
 高崎からは、北陸新幹線はくたか552号の後ろを走行する上越新幹線Maxとき306号に乗車します。はくたか552号の到着から9分後の発車ですし通しの新幹線特急券では新幹線改札から出られないのでホームで待ちます。
 大して待つことなく本日乗車するE4系Maxとき号3本のうち、最初の1本目となる新潟からのMaxとき306号が到着します。やはりE4系の引退間近という事で自由席に並んでいる人は結構いました。先発の北陸新幹線はくたか552号で高崎に着いた時点で、後発となるMaxとき306号の自由席に列ができていたので乗り納めする人や記念乗車の方が多いようです。高崎での停車は僅かですのですぐに車内に入ります。
 新潟を7時19分に発車する新幹線ですので、昨今の情勢とは言えそれなりに乗っているだろうと思いましたが空いていました。新幹線各駅停車で時間が掛かるせいもあるのでしょうが、もう少し混んでいるかと思っていましたので驚きました。
 高崎を出たMaxとき306号は、上越新幹線を東京へ向けて進みます。新幹線上り方向で高崎より先に乗車するのは久しぶりです。E4系Maxとき号は快調に関東平野を南下し私が乗車してからは最初の停車駅となる本庄早稲田駅に停車します。ここで、後続の北陸新幹線かがやき502号の通過を待つため少々停車します。この間に先頭の撮影をしておきます。反対ホームには越後湯沢行のMaxたにがわ403号がE4系Max16両編成で到着しました。ちょうど2階席から連結面が撮影できたので撮影しましたが、同じ大きさのE4系同士なので2階席から撮影しても大して変わらない感じでした。本庄早稲田を出ると再び田園地帯を快調に進みます。時折すれ違う新幹線を見るとやはり2階席に乗っていることが実感できます。次の熊谷での停車時に下り線ホームにE2系1000番台とき307号が停車していたのですが、はやり停車時にゆっくりとE2系1000番台の屋根が見えて2階席に居る事が良く解ります。熊谷を過ぎると遠くに富士山が霞んで僅かに見えます。季節は秋に進んでいるようです。この霞んでいる富士山が2階建て新幹線から見る最後の富士山となるでしょう。
 上越新幹線Maxとき306号は定刻に大宮駅に到着し先頭部も撮影できました。これで、本日乗るE4系Maxとき号3本のうち1本目の乗車が終わりました。
 

7:43に長野を出発
 

はくたか552号車内
 

高崎で乗り換え
 

本庄早稲田で少々停車

E4系MaxからE4系を撮影

大宮で下車

  
・リゾート列車とMaxとき号で新潟へ

大宮駅発車案内
 

谷川岳もぐら号(大宮9:36−越後湯沢13:32)
 

谷川岳もぐら号車内
 

土合駅に停車中
 
  
 大宮駅の新幹線乗換口を通過して7番線へ向かいます。上越新幹線Maxとき306号から降車したばかりですが、再び高崎方面へ北上します。その前に売店でビールと「チキン弁当」を購入します。時間帯から「チキン弁当」は売っているか心配でしたが無事に購入できました。これで大宮から越後湯沢までの長丁場の旅の準備もできました。
 大宮駅を若干遅れて宇都宮行と同時に発車した谷川岳もぐら号は、越後湯沢を目指して大宮駅を後にします。車内は7割方すでに埋まっている盛況ぶりです。大宮を出てすぐに大宮総合車両センター付近を通過して鉄道博物館脇を通ります。車窓から展示されているEF64 37が見えました。まだ時間が早いのかヘッドマークは付いてませんでした。
 とりあえず今日は暑く大宮駅での撮影で喉も乾いたのでビールで一息。コロナ前はごく当たり前の光景で何処でも普通に見られた光景ですが、いつから罪悪感を感じながらこっそり飲むようになったのだろうか・・・。周りもお茶やコーヒーばかりでビールとか日本酒とかを嗜む人はあまりません。
 列車は、高崎線を北上し郊外の住宅地を進み上尾・桶川と停車します。熊谷を過ぎて熊谷貨物ターミナルを通過し籠原で時刻調整のため停車して北関東を北上します。深谷を過ぎると田園地帯が広がります。そろそろ時間的に乗車も飽きてくる頃合いなので車内を一巡してみましたが、やはり7割くらいは乗ってます。私の隣は誰も居ません。高崎から乗ってくるのでしょうか。神保原を過ぎて神流川を渡ると群馬県に入ります。新町を過ぎて八高線が近づき烏川を渡ると高崎市に入り倉賀野を通過すると市街地に入り高崎車両センターと上信電鉄の車両が見えてくると高崎駅に到着します。
   

大宮から再び北上
 

昼食はチキン弁当
 

上毛三山を見ながら越後湯沢へ
 

湯檜曽に停車
 

土合で少々停車
 

越後湯沢に到着
 
  
 高崎からの乗車は結構多く空席もかなり埋まりました。ただ、私の隣と通路を挟んだ1列席は誰も来ません。高崎から上越線に入りさらに北上します。隣に誰も居ないうちに昼食に購入しておいた「チキン弁当」を食します。上京時の定番である「チキン弁当」ですが、今回の乗車では高崎の「とりめし」か「だるま弁当」の方が良かったのかも解りませんが、高崎駅の短い停車時間では購入するのは困難です。東京の味である「チキン弁当」を食していると211系のラッピング帯編成が見えてきて新前橋に到着します。
 新前橋で乗務員が交代してさらに北上します。この辺りは、まだまだ夏の余韻が残っているようです。今日は天候も良いので上毛三山も良く見えます。列車は、渋川を過ぎて利根川を渡り山間部に入ります。時間にすれば僅かですが、渋川を過ぎると沿線の景色も秋めいてきました。山間部をトンネルと利根川を何回か越えて諏訪峡が見えてくると水上に到着します。
 水上では乗務員交代のため少々停車します。この間に先頭部の撮影を済ませ再び車内へ。今度こそ隣に人が来るだろうと思いましたが空いたままです。谷川岳もぐら号は、水上駅を発車して形は変われど485系電車での上越国境越えが始まります。SL広場を見ながら利根川を渡ると山裾を縫うように進みます。列車は、集落が開けたところで上り線が離れて下り線のみ新清水トンネルに入るとすぐに湯檜曽駅に到着します。長岡方面の下り線のみトンネル駅になっています。ここでは2分しか停車時間が無いので急いで撮影して車内へ。湯檜曽を出ると延々と新清水トンネルを走行して土合駅に到着します。
 土合駅は、下り線は新清水トンネル内で上り線は地上にホームがあります。地上の改札まで階段を10分ほど登らなけばなりません。今回は特に地上へは行かずにトンネル内のホームで過ごします。スマートフォンはホームでは使用できませんが、階段・待合室付近までは何とか電波が届いていて使用できます。多くの人が地上を目指して階段を上がっていくのでトンネル内のホームは人も少なく静かな時間が流れます。
 発車の5分前にミュージックホーンが鳴り発車時刻が近い事を知らせます。そして土合駅で30分ほど停車した谷川岳もぐら号は再び越後湯沢を目指して動き始めました。まだまだ長い新清水トンネルが続きます。本当に長い新清水トンネルを抜けると新潟県側に出ます。車窓は群馬側の夏名残りから初秋の景色に変わっていました。魚野川を渡り離れていた上り線が近づいてきて越後中里を通過します。景色を楽しめるようにか列車は、風っこ並みの速度で運転しています。初秋の上越線の車窓を楽しむと列車は終着の越後湯沢に到着します。
 485系「リゾートやまどり」を使用した快速谷川岳もぐら号の3時間56分の旅は長かったような短かったような不思議な感覚で終了して終了しました。
  
  

越後湯沢駅発車案内
 

Maxとき321号(越後湯沢14:01−新潟14:48)
 

Maxとき321号はグリーン車利用
 

秋の越後路を新潟へ
 
    
 越後湯沢から先は本日乗車する2本目のE4系Maxとき号で本日のメインでもあるMaxとき321号に乗車します。このMaxとき321号は東京から越後湯沢までは、Maxたにがわ321号と連結して運転され、越後湯沢からは新潟側の9号車から16号車のMaxとき321号のみで運転する変わった列車です。本日乗るE4系Maxとき号では一番長い距離を乗車するのでグリーン席を予約しました。
 ホームは切り離し作業を撮影しようと結構な人が集まりました。駅側でも何回も注意放送を流す中をE4系16両編成のMaxとき321号・Maxたにがわ321号が到着します。16両なので先頭はホームの端に止まりますが、切離しの方が人気があるのが先頭部は余裕を持って撮影できました。停車時間は2分ですので素早く撮影して15号車の車内に入るとほぼ満席の大盛況。私が予約した場所だけ2席並んで空いている状態でした。座席は一番後ろの車端部です。もう予約する段階でグリーン席の窓側はここしかありませんでした。越後湯沢でMaxたにがわ321号を切り離す関係で、Maxたにがわ号からMaxとき号に乗り移る乗客が多く発車時刻を過ぎてもまだドアが閉まる様子はありません。
 
 定刻より若干遅れてMaxとき321号はMaxたにがわ321号を切離し8両の身軽さで越後湯沢を発車します。グリーン車でもほぼ満席の状態ですので車内放送でも越後湯沢から先も多くの予約が入っているので指定席の席の移動は不可との放送が入りました。列車は越後湯沢を出て湯沢の街並みを見ながら速度を上げてガーラ湯沢方面への線路と分かれるとすぐにトンネルに入ります。長いトンネルを抜けて田園地帯を走行するともう浦佐に到着します。浦佐ではグリーン車の乗降は特にありませんでした。浦佐を出るとまた長いトンネルを通過します。魚野川を渡る一瞬だけ外の景色が見えますがまたトンネルに入ります。トンネルを抜けると田園地帯をひた走ります。ようやく2階席から秋の越後路の車窓を楽しめます。田園地帯から住宅地に変わり市街地に車窓が変わると速度を落とし長岡に到着します。長岡では降りた人だけ乗ってくる感じでした。長岡からならグリーン車も大して高くありません。
 長岡を出ると田園地帯を進みます。遠く信越本線を貨物列車が走行するのも見えます。信濃川を渡ると最後の停車駅となる燕三条に停車します。流石にグリーン車の乗降は無いようです。燕三条を出ると少しだけ北陸道に沿って進みます。北陸道と分かれると田園地帯を北へ進みます。しばらく田園地帯を進むと急に住宅街が姿を現します。遠くにビックスワンスタジアムが見えてきて信濃川を渡ると終点の新潟です。
 僅か47分の乗車でしたが、E4系Maxとき321号のグリーン車の旅を楽しめました。ホームには、大勢の人がMaxとき321号から降車したのを見てこれだけの人が乗車していたのかと、しばらく見なかった新幹線ホームの混雑に驚きました。新潟では土産物を買って折り返しのMaxとき330号に乗車します。
 

Maxとき321号はグリーン車に

グリーン車もほぼ満席

新潟に到着


・旅の終わりは最後のMaxと美しい日本海の夕日

新潟駅発車案内
 

Maxとき330号(新潟15:37−長岡15:55)
 

2階席も車端部側しか空いてなく・・・
 

車内電光掲示
 
 新潟駅からは、本日乗るE4系Maxとき号最後の3本目となるMaxとき330号に乗車します。先程乗車したMaxとき321号の折り返し列車です。発車9分前にドアが開いて先頭のライトも点灯したので先頭部の撮影をします。最後は、何処に乗ろうかと迷いましたが、やはり2階席の景色を楽しんでおこうという事で2階席の指定席に乗車します。3連休最終日の夕方の上り列車、しかもE4系Maxとき号という事で人気は高く新潟−長岡のみの乗車でも2階席窓側E席は車端部の2列目しか空いてませんでした。
 E4系Maxとき330号は新潟駅を定刻に発車します。E4系2階席から見る新潟駅発車の光景もこれが最後です。信濃川を渡りE4系Maxとき330号は徐々に速度を上げてゆきます。私が乗った5号車には売店もありましたが、長岡までの短距離乗車では利用する時間はありませんでした。この列車は燕三条は通過するので乗車時間は18分しかありません。私が乗る最後のE4系Maxとき330号の旅は短く西日射す越後路の景色を眺めていると、あっという間に長岡駅に到着します。長岡駅を発車するE4系Maxとき330号を見送ります。東京へ向けて去りゆくE4系を見ていると、車体の帯は登場時の黄色から朱鷺色に変わり見た目のイメージも変わりましたのであまり実感がありませんでしたが、E4系も登場から20年経って引退とは月日が流れるのは早いです。まだ新車の部類かと勝手に思っていたのに・・・。E4系Maxとき330号を見送り乗換改札を出ると私のE4系の乗車は終了しました。
    

長岡駅発車案内
 

越乃Shu*Kura号(長岡16:13−上越妙高18:38)
 

暑かったのでビールセット
 

イベントスペースもイベント自粛で空いてます
 

青海川に少々停車
 

この時期は車窓から日本海の夕日が見られます
 

Maxとき330号
 

売店も営業中
 

西日射す越後路を長岡へ
 

長岡でE4系乗り納め
 

長岡駅停車中の越乃Shu*Kura
 

青海川ホームから見た日本海
 
   
 上越新幹線E4系Maxとき号の乗り納めを終えて新幹線ホームから在来線ホームへ。大して待つこともなく十日町からの快速越乃Shu*Kura号が到着します。長岡駅に入線してくる列車を見てびっくり1号車の旅行商品車両は数組か乗車しておらず閑散としています。2号車のフルースペースは売店関係の人以外は無人。1号車は旅行商品専用で乗車できないので、3号車の指定席に乗車する事になるのですが、車内に入るとほとんどの席が埋まっています・・・。私が予約した座席だけ2席空いているだけです。
 長岡を発車した越乃Shu*Kura号は、長岡車両センターの脇を通過して宮内に停車。宮内を出ると上越線と分かれて信越本線を進みます。信濃川を渡り来迎寺を過ぎた辺りで2号車のイベントスペースへ。コロナの影響で樽テーブルは使えませんが、窓脇のカウンタータイプのテーブルなら間隔を空けて利用できるという事ですので、そちらでビールとつまみに鮭の切り身を買って一息つくことに・・・。私は、座席より制約があってもフリースペースで飲食したい派なので、他の方々と3メートルぐらい離れた端で山間部の車窓を眺めながら一息。越乃Shu*Kura号なら日本酒でしょ。と考えられるかも解りませんが、今日は暑かったのと、日本酒は僅かで良ければ振る舞いで貰えるのでビールを選択したという感じです。コロナ前は、演奏会やら地酒振る舞いもあって賑やかった車両中央部もガランとして寂しい限りです。
 塚山を出ると日本海に向けて本格的な峠越え、沿線にはススキも目立ち季節は秋の夕方と言った感じです。2号車の窓側テーブルでビールと日本酒を楽しみ終わると、越乃Shu*Kura号は安田辺りを走行中で景色が開けて田園地帯と住宅街が広がること自席へ戻り景色を見て過ごします。
 今日は山側の席ですので大した景色は期待できません。列車は、市街地を走り柏崎に到着します。柏崎で直江津行の快速を先に通すためしばらく停車します。ただ、光線具合の関係で撮影にはあまり向きません。
  
 柏崎を出てしばらくすると建物の間から日本海が見えてきます。その後、しばらく山間の中を走行し鯨波駅を通過すると車窓に西日に染まる日本海が見えてきます。普段、海とは縁のない生活ですので海が見えると嬉しくなります。列車は海岸線を進み青海川駅でしばらく停車します。ほぼ海の海岸線の上にあると言っても過言ではない青海川駅のホームから波の音を聞きながらオレンジ色に染まる日本海の夕景をしばらく眺めます。今は、秋分の日直前の時期なので時間的にちょうどいいタイミングかも解りません。しばらく日本海に沈む夕日を眺めてから車両の撮影に。こちらも夕日のオレンジに染まる車両を撮影できました。
 青海川を出ると、しばらくは車窓には日本海へ太陽が沈む夕暮れの美しい車窓を見る事ができます。越乃Shu*Kura号は日本酒を楽しむ列車ですが、時期によっては日本海の夕暮れの車窓を大きな窓から楽しめる列車でもあるんですね。私は山側の席でしたので2号車から見ましたが・・・。ここからは夕暮れの車窓を見ながらキハ40の旅を楽しみます。車窓もどんどん薄暗くなってきて楽しめなくなってきます。直江津では、特急しらゆき号の通過を待ちます。
 直江津から先は、えちごトキめき鉄道に入るので乗務員も交代します。乗客も少なくなり静けさが漂う車内にキハ40のエンジン音が響きます。列車は、すっかり日も暮れて暗くなった闇夜の中を進み終点の上越妙高へ。上越妙高から更に普通列車で妙高高原方面へ移動する人が多いのか、えちごトキめき鉄道の改札を通ったのは数名でした。
   
    

ホームから夕陽も見えました

上越妙高に到着

はくたか574号車内
  
  
 上越妙高からは北陸新幹線はくたか574号で長野へ帰ります。上越妙高ではやく30分ほど待ち時間がありますが、早めにホームで待ちます。この区間は自由席利用なので早めに並ばないと座れない事は無いでしょうが、窓側に座りたければ早く並ぶに越したことはありません。やはり3連休最終日の夕刻の上り新幹線ですので、このご時世でも自由席には結構並びます。金沢からやって来た北陸新幹線はくたか574号ですが、今度こそW7系を期待したのですがE7系でした・・・。車内の方は1号車の車内には窓側の空席が見えた範囲で2つしかありません。これは結構乗っているのかと思い少し不安になりながらも2号車の車内へ。幸い東京側に2列席の窓側が連続して空いていたので窓側に座れました。それでも車両の金沢側はほとんど2列席の窓側は埋まってます。上越妙高を出た「はくたか」はすっかり日の暮れた北陸新幹線を長野へ向けて走行します。飯山まではトンネル区間が主ですので昼でも夜でもあまり差はありませんが。飯山でも何名か乗車してきましたが、3列席の窓側は結構空いているのでまだ車内に余裕があります。飯山を出るとトンネルを2つ過ぎ善光寺平に入ります。長野市の夜景と私が座っているE席の反対となるA席には小布施や須坂の夜景が見えます。長野新幹線車両センターを通過すると車窓も市街地に変わり長野に到着します。
 私は、長野で降りるので先頭部撮影のため1号車の前側ドア付近まで行くと長野駅のホームは自由席付近を中心にかなり並んでいました。1号車の先頭から降りたのは私だけでホームに降りた瞬間にホームの人々が車内になだれ込んでゆきました。しばらく忘れてた感覚に懐かしさを感じながら先頭部を撮影して長野を出る北陸新幹線はくたか574号を見送ります。先程まで3列席のなら空席だらけだった2号車もそうですが、1号車から4号車の自由席は窓側はほとんど埋まり3列席の通路側C席もかなり埋まってました。この先、上田・佐久平・軽井沢に止まる列車なので指定席も自由席も結構混んだかも解りません。
 今日1日乗り鉄をしましたが、思った以上に人出は結構回復しつつあると思いながら改札を出て今回の旅も無事に終了しました。
  

はくたか574号(上越妙高18:14−長野19:37)
 

19時37分に長野駅に到着
 
    
日帰りでも週末パス(使用乗車券)


週末パスを利用
 
 今回は日帰りの旅でしたが、乗車券類は「週末パス」を使用した方が安上がりですので「週末パス」を使用しました。9月20日は月曜日ですが、祝日ですので「週末パス」の設定も9月19日・9月20日の設定がありました。
 今回の利用法では、9月19日をただ使用しないでいるだけの扱いなので、9月20日から使用を始めても問題はありません。ただ、発売は有効期間開始の前日までに買わなければなりませんので、今回の場合は、9月20日のみ使用でも9月18日までに購入しなければなりません。
 新幹線特急券については、乗車記の「Maxとき号乗り納め」に記載しています。「谷川岳もぐら」「越乃Shu*Kura」についても同様です。

はくたか552号指定券
 

Maxとき306号指定券
 

長野から大宮までの席無新幹線特急券
 

谷川岳もぐら号指定券
 

Maxとき321号新幹線特急券・グリーン券
 

Maxとき330号新幹線指定券
 

越乃Shu*Kura号指定券
 

上越妙高から長野までの新幹線自由席特急券
 
※大宮駅は無効用の穴が小さいのでそのまま。新潟・長岡・長野は標準のパンチ穴でしたので画像加工で消しました。
(名刺ファイルに保管してある実券にはちゃんと大きい穴が空いてます)