2018冬の「青春18きっぷ」の旅①  
SL夜汽車と夜行列車の旅  
2018年12月22日(土)から1夜行2日_ 


 今回の旅の概要
 冬の臨時列車でDL YOGISHAよこかわ号・SL YOGISHAよこかわ号が設定されました。今回は前回より早い時間で設定されていて、SL YOGISHAよこかわ号を降りた後は、東京駅から快速ムーンライトながら号に間に合うので久しぶりに冬季に「青春18きっぷ」を利用した旅行を思いつきました。なお、翌日は、奈良線を走る103系電車に乗ろうと、とりあえず京都まで行く予定を立てました。
 
-旅行行程-
・12/22
 長野6:55-快速(グリーン席)-8:02松本8:38-普通-10:46甲府11:29-特急かいじ108号-新宿13:05
 新宿13:14-特別快速-15:04高崎16:08-DL YOGISHAよこかわ号-横川17:10
 横川17:35-SL YOGISHAよこかわ号-18:38高崎19:07-普通-東京21:00
 東京23:10-快速ムーンライトながら号-大垣(12/23)5:50
 
・12/23
 大垣5:53-普通-6:27米原6:29-新快速-京都7:27(朝食)
 京都8:37-普通(103系)-9:13城陽9:27-みやこ路快速-9:41木津9:41-大和路快速-加茂9:51
 加茂10:41-普通-12:05亀山12:24-快速-名古屋13:36(昼食)
 名古屋15:24-快速-16:39中津川17:00-普通-19:10松本19:14-普通-長野20:26
 ※時刻は、所定(時刻表上)の時刻でダイヤ乱れ(遅延)は考慮していません。 
  
 1日目: 12月22日(土)
 長野駅からE257系使用の快速で松本へ移動します。この乗り得な快速列車も来年のダイヤ改正で211系に車両交換されて終焉となります。少し早いのですが惜別乗車も兼ねて、本日はグリーン車に乗車します。E257系のグリーンは今更ながら初めての乗車となります。グリーン車は利用客が居るのかと思いましたが今日は3名ほど利用がありました。この列車のグリーン券は、指定席券売機では買えませんので窓口で購入する事になります。窓口でも購入に時間が掛かる場合があるので早めに購入した方が得策です。
 長野を発車した快速は、順調に進み篠ノ井から篠ノ井線に入ります。グリーン席の乗客は相変わらず3名のみ。途中の停車駅で乗ってはきますが皆通り抜けて他の車両へ行ってしまいます。特急車両のグリーン席ですのでかなり快適です。もう少し乗っていたかったのですが、終着の松本で泣く泣く下車しました。
 松本からは、普通列車で甲府へ。おなじみの211系3000番台3両のオールロングシートです。先ほどの快速と比べると天国と地獄の差です。松本へ着いた時点では6連ですが、ホームで分割されて上諏訪行きが先に出ます。それから28分遅れて甲府行きが発車します。私は、甲府まで行くので甲府行きに乗車します。途中塩尻での長時間停車と富士見での特急退避を除けばあとは快調に進みます。列車は、松本から塩尻と韮崎から甲府がかなりの混雑となりましたが、それ以外は空いていて快適に乗車できました。
 
 甲府からは、特急かいじ108号でワープします。今回、「青春18きっぷ」のみで高崎まで移動しようと試みましたが、DL YOGISHAよこかわ号に間に合うルートは、DL YOGISHAよこかわ号の発車5分前に到着となり慌ただしくて無理。という事で、乗ったことが無かったE353系の乗車も兼ねて特急かいじ108号を選択しました。選択した理由は、えきねっと「トクだ値35」(35%割引)が空いていたからです。これを利用すれば乗車券・特急券合わせて2670円で済みます。ちなみに、しなの鉄道(篠ノ井-軽井沢)・JRバスのルートでも1950円掛かるのでこちらを選択。先発の特急あずさ号を見送りいよいよE353j系が入線してきます。車両自体は、試運転や回送で何回も撮影しているので珍しくありませんが、乗車するのは初めてなので緊張感が高まります。水色の座席に座ると、E7系新幹線とほぼ同じような座り心地でした。なんと座面がリクライニング時に前に出ないのは驚きました。甲府始発で停車駅の多い特急かいじ号は空いていて快適に移動できます。座席にコンセントがあるのは大変ありがたく重宝しました。現在は、まだE257系のスジですので本気で走っている様子もなく足慣らしみたいな感じでした。停車駅が多い「かいじ号」だから空いているのは間違いで「あずさ」が通過する各特急停車駅からの乗車はやはり多く大月で7割くらいの乗車率になりました。その後、八王子・立川と降車が多く、次のダイヤ改正で全特急が通過となる三鷹に停車。さすがに三鷹で降りる乗客は数名でした。そして、列車は高層ビル群に迎えられて新宿に到着。少ない投資で快適な空間と時間短縮ができました。
 
 新宿からは、湘南新宿ライン特別快速高崎行に乗車します。こちらは、東海道本線踏切で自動車の脱輪事故の影響で10分程度遅れての運転でした。すでにグリーン車は大勢の人が並んでいて着席は不可能に見えましたので普通車へ。列車の順番が入れ替わり後続となる埼京線が先に発車して、それに続いて特別快速が新宿駅に到着します。案の定、グリーン車に座れる可能性は低そうです。この時点で通路側に数席空いてますが、降車のために席を立つ人はいません。仕方なく普通車のロングシートに座り高崎まで向かいます。車内は、池袋から大宮までは相当な混雑でしたが、それ以降は空いていて寝ているうちに高崎に到着しました。
 

快速(長野6:55-松本8:02)
 

普通(松本8:38-甲府10:46)
 

特急かいじ108号(甲府11:29-新宿13:05)
 

特別快速(新宿13:14-高崎15:04)
 

篠ノ井線快速はグリーン車に乗車

かいじ108号三鷹駅停車

新宿から北上
    
 高崎駅から横川駅までは、DD51 888が牽引するDL YOGISHAよこかわ号として走ります。列車名が長すぎるのかホームの発車案内には何も表示されず、橋上のコンコースにある発車案内だけ列車名が表示されています。
 さて、発車する4番ホームには家族連れも含めて大勢の方が待っています。ホームはすでに空いているのに列車は中々入線してきません。16:02頃になってようやく入線してきました。写真撮影の暇もなく車内へ。今日はほぼ満席で座席にたどり着くころには発車のベルが鳴り始める頃でした。
 ヘッドマーク無しのDD51 888に牽引されたDL YOGISHAよこかわ号は、まだ日没には時間が少しあるため車窓も楽しめます。車内は、本当に一部の席を除いて満席になってます。列車は、上越線と分かれて信越線を進みます。沿線もまだ撮影できるのか結構な人出です。列車は、烏川を渡り群馬八幡駅を通過して車内では、サンタになった社員の方がクリスマスカード(乗車証)を配布します。続いて指定券と乗車券を確認してトレーディングカードが配布されました。列車は逆向きのD51を連結している関係で、ゆっくりとしたペースで進み碓氷川を越えると安中駅に停車します。安中駅では停車時間があるので皆ホームへ出ます。やはりDD51よりD51の方が人気があるようでDD51側は空いていてゆっくり撮影できました。安中を出ると車窓も暗くなり夜汽車の雰囲気が出てきました。列車は暗闇の中を進み磯部駅に停車します。磯部を出ると列車は闇夜の中をゆっくりとそして確実に進み横川に5分遅れて到着します。それでも5分遅れで収まったのは流石です。
  
 様々な電球の色で飾れた横川駅ホームでは様々な歓迎イベントがありました。ただ、SL YOGISHAよこかわ号で高崎へ折り返すまで20分しかありません。(5分遅れで到着したため)
 やはり中心は先頭のD51の撮影になりますが、やはり光源が少ないのでうまく撮影するのは不可能でした。フラッシュを使う事もできませんし、使ったところでお察しな画像になるのは解り切ってますし・・・。という事で、何回か撮影したところで車内へ。帰路の車両は1号車のオハニ36です。この車両に乗るのも久しぶりです。
 地元の高校生の太鼓演奏に送られてSL YOGISHAよこかわ号は、夜の横川駅を定刻に発車します。帰路もほぼ満席の盛況ぶりです。早速、車内改札ともどもSLトレーディングカードの配布が行われました。その後は、闇夜の信越本線を進みますがD51直後の1号車ですので、夜の車窓ともども夜汽車の雰囲気が満点です。途中磯部に停車して信越本線を進みます。東邦亜鉛の工場が発する明るい照明が見えると安中に停車します。安中はSLの先頭と照明の位置が良く結構うまく撮影ができました。また、横川駅ほど混雑もしていないのでいろいろ撮影できたのが良かったです。安中を出るとSL用のクリスマスカード(乗車証)が配布されました。その後は、夜の信越本線を淡々と進み終点の高崎に到着します。さすがに今日は長めに停車して写真撮影ができるように配慮されました。
 しばらく高崎駅8番線に停車してたSL YOGISHAよこかわ号は、D51単機だけでは無く編成ごと引き上げました。初めて乗ったSL牽引の夜汽車でしたが、オハニ36の雰囲気も相まって存分に楽しむことができました。
 
 高崎からは、今夜の宿となる快速ムーンライトながら号に乗るため東京駅へ移動します。普通列車伊東行がちょうど7番線に入ってきたので乗車します。運良くSL撮影のため1号車付近にいたので、ボックス席に座れました。この席に座れればもう安心です。車内は意外と乗客が多くほんとの席が埋まりましたが、途中の駅で降車する人が結構多く籠原でガラガラになりました。籠原では5両増結のため少々停車しました。ただ、いつ連結したかは解らないくらい静かな連結作業でした。籠原を出て熊谷や上尾などで目立った乗車がありましたが、大宮でほとんどの乗客が降りてしまいました。さらに赤羽駅で人身事故によるダイヤ乱れのため運転調整を行うため停車とのアナウンスで乗客が他の路線へ移りさらに車内は空きました。これは、グリーン券を買わなくて良かったです。普通車でもボックス席なら十分に快適です。赤羽を出ると上野で再度運転調整のため停車して常磐線の中電を先に通し、それに続いて上野東京ラインへ入ります。この区間の乗車は未だに慣れません。本当に不思議な感覚です。列車は6分ほど遅れて東京駅に到着しました。
  

DL YOGISHAよこかわ号(高崎16:08-横川17:10)
 

横川駅で折り返し
 

SL YOGISHAよこかわ号(横川17:35-高崎18:38)
 

普通(高崎19:07-東京21:00)
 

高崎で乗り換え
 

高崎から東京までボックスシート
 

ダイヤ乱れで赤羽で少々停車
 

東京に到着

ライトアップされた東京駅

駅前広場
   

快速ムーンライトながら号(東京23:10-大垣5:50)
 
 ライトアップされた東京駅など駅前広場を散策して東京駅10番ホームへ。快速ムーンライトながら号に使用される185系電車は2分ほど遅れて東京駅10番線に入線してきました。本日の指定券は10号車です。23時10分定刻に東京駅を発車しました。品川を出ると本格的に東海道本線夜行快速の旅が始まります。つまみ用として購入した弁当も広げて車内で一人寂しく「おひとりさま」忘年会という感じでしょうか。、隣には誰も来ませんでした。快速ムーンライトながら号で相席無しで一夜を過ごすのは初めてでした。こういう事もあるんですね・・・。
 名古屋からは、夜明け前の中京地帯を進みます。岐阜を出ると西岐阜を通過して列車名の由来となった長良川と揖斐川を渡ると終点の大垣に到着となります。

始発の東京駅

方向幕

大垣に到着

 2日目: 12月23日(日)
 大垣に到着した快速ムーンライトながら号は、定刻より少々遅れて到着となりましたので、列車の最後部に乗車した人々は一斉にダッシュ。今日は、前の号車の人々もダッシュで1番線を目指します。座席確保だけなら普通に移動しても大丈夫かと思いますが、今日は乗り遅れるのを恐れての行動なのは明白です。10号車に乗っていた乗客の人々が2番線の階段を上り切った時点で5時53分になっていました。米原からの新快速への接続を考慮するといつドアを閉めて発車されても解らない状態で1番線の階段を下りて何とか米原行に乗れました。先頭部は大変混雑していましたが、最後部の車両はガラガラでやはり311系8両の威力は違います。結局、米原行はムーンライトながら号接続待ちで6分遅れで大垣を発車しました。久しぶりに大垣ダッシュをして接続の米原行に乗車したので、慌ただしいムーンライトながら号の旅の終わりでした。
 
 311系8両の米原行は、先頭車両はかなりの混雑でしたが、後ろに行くにつれて混雑もなくなり最後部の8両目は相席無しでゆったりと座れます。列車は結局6分遅れで大垣を発車しました。途中駅からも乗車する人は結構いますが、8号車あたりで待っている人はほぼ皆無で車内も空いたまま夜明け前の関ケ原を越えて米原へ。
 米原では、新快速姫路行が同じホームの反対側で接続待ちをしていました。最後部車両に乗車したので311系の撮影だけして急いで新快速へ。何とか通路側に座ることができて一安心です。新快速電車も接続待ちで5分程遅れて発車しました。次の停車駅となる彦根で窓側に人が降りて窓側に移動できました。まだ夜明け前ですが、新快速電車の旅を楽しむことができます。近江八幡あたりで夜が明けて車内もだいぶ混雑してきました。列車は、引き続き5分程遅れて運転しています。草津駅からは複々線となり一気にスピードアップ快調に通過駅を通過してゆきます。遅れも徐々に回復して京都に着くころにはほぼ定時に回復していました。
 
 久しぶりに京都駅で下車して朝食を・・・。とは言え贅沢なものをゆっくりとは食べずにパンとコーヒーを。それだけでも結構良かったです。こんなに急ぐのは、奈良線で103系電車に乗るなり撮るなりしたいためで朝食も早々に奈良線のホームへ。やってくるのは221系や205系ばかりで103系電車はやって来ません。一応、名古屋までは関西本線経由で向かう行程になっているので時間に限度があります。京都側でダメなら奈良側で時間一杯待とうと快速電車に乗ろうとした時に103系電車が来ました。奈良までは行かずに城陽駅までの区間列車ですが、これを逃すと103系に乗れない可能性があるので迷わず乗車。車内は、稲荷駅までは混んでましたが、それ以降は空いていて久しぶりにゆっくりと103系電車の旅を楽しめました。これで今回京都まで来た甲斐はありました。本日は観光はせずに、このまま長野への帰路に突入します。城陽駅からは、「みやこ路快速」に乗車します。要するに後続の快速に乗り換えて木津を目指します。前回奈良線に乗った時も221系電車でした。木津で、「大和路快速」に乗り換えます。こちらも221系電車です。こちらは一駅で加茂に到着します。
 
 加茂からは関西本線の非電化区間に入ります。キハ120形2両編成の列車はほとんどの座席が埋まる盛況ぶり。これならほぼ1時間に1本列車があっても不思議ではありません。山間部を木津川に沿って列車は進みます。意外と途中駅での乗降もあり車内もなかなか落ち着きません。列車は、京都府から三重県に入り伊賀上野駅で大勢の客が下車します。列車は、少なくなった乗客を乗せて柘植駅へ。柘植駅では、草津線からの乗り換え客が一気に乗車してきて立席も出る盛況ぶり。草津線を経由した方が四日市や伊勢方面へは早く着くのでしょうか。キハ120形2両の列車は大勢の乗客を乗せて亀山に到着。
 亀山に到着すると乗客は伊勢方面へ乗り換えるかと思いきや名古屋方面のホームへ半分以上の人が移動してきました。亀山からは快速名古屋行に乗車します。すでに亀山の時点で座席の本日の殆どが埋まっています。313系2両編成の列車は、亀山を出て四日市まで各駅に停車します。ワンマン運転ですが、車内乗車券発売のための車掌が1名乗務しています。この車掌は、無人駅での乗車券の確認と発売だけしてドア扱いなどの業務はしていません。四日市までの各駅でも大勢の人が乗ってきて通勤列車の雰囲気も感じられます。車内で乗車券を発売する車掌も忙しそうです。途中の南四日市で関西本線と伊勢鉄道の連続してやってくる2本の列車と交換して四日市へ。四日市では、それなりに下車客はいますが、乗車して来る人がはるかに多く車内も混雑したままです。四日市を出ると桑名だけ停車の速達列車なのですが・・・。桑名からさらに大勢の方が乗車してきます。私も桑名へは良く来ますが、JR利用なら亀山からの快速は混んでいるので乗りません。快速みえ号ならまだ自由席で座れるチャンスが少なからずあるので選択肢に入れますが。桑名を出ると列車は、列車交換のため弥冨駅などで運転停車を行いながら終点の名古屋に到着します。


普通(大垣5:53-米原6:27)
 

新快速(米原6:29-京都7:27)
 

京都に到着
 

京都から奈良線で南下
 

普通(京都8:37-城陽9:13)
 

みやこ路快速(城陽9:27-木津9:41)
 

大和路快速(木津9:45-加茂9:51)
 

加茂から非電化路線へ
 

普通(加茂10:41-亀山12:05)
  

快速(亀山12:24-名古屋13:36)
 

米原行の後部はガラガラ
 

夜明け前の東海道本線を京都へ
 

103系電車で城陽へ
 

京都にて
 

103系電車車内
 
 
103系と205系の並び
 
 
103系は折り返し京都へ

亀山からJR東海区間

名古屋に到着 

 名古屋到着後は、エスカ内にある寿賀喜屋で白ラーメンを昼食に食べます。名古屋で昼食に迷ったらこのラーメン一択です。これで心置きなく長野へ帰ることができます。名古屋駅で少し撮影をして、快速中津川行に乗車します。この列車211系5000番台の8両編成です。という事は、全部の車両がロングシートとなります。名古屋止まりの4両編成の普通列車に10番ホームで4両増結して8両になります。オールロングで8両なので空いているかと思いましたが発車間際になると結構混雑します。
 名古屋を15時24分に発車した快速は中津川を目指して進みます。金山で大勢の乗客があり結構混雑しました。さらに千種・大曾根からの乗車が多かったのですが、庄内川を渡り郊外に入ると降車する乗客が多くなります。高蔵寺を過ぎて定光寺・古虎渓と過ぎると車窓も夕暮れの車窓になります。ただ、今日は小雨模様の天気ですので綺麗な夕暮れとはなりませんでした。列車は、山間部を抜けて多治見に到着します。先行の普通列車には転換クロスシートの313系が連結されていました。多治見まで先行の普通に乗車して多治見で快速に乗り換えれば良かったと少し後悔・・・。多治見で半分以上の乗客が降りて車内も寂しくなります。恵那でさらに半分ぐらい降りて中津川に着くころには本当にガラガラの状態でした。
 
 中津川からは、松本行の普通列車に乗り換えます。この時間帯だから空いているかと思いきや結構混んでいて窓側に辛うじて座れました。まぁ、すでに日も暮れて車窓も楽しめないのでどこでも構いませんが、まぁ座れただけ良しとしましょう。列車は、ほぼ座席定員くらいの乗車率で中津川を出ました。列車は山間部を進みますが、夜の山間部は寂しが増すばかりです。駅に近づくと街の明かりが多くなりそれが唯一の救いです。途中で、交換予定の特急しなの号が遅れていたので5分ペースの遅れで列車は進みます。木曽福島で少し乗客の入れ替えがあったほかは乗降も少なく列車は淡々と夜の木曽路を北上します。ワンマン運転で時間に余裕があるのか塩尻にはほぼ定刻に到着します。塩尻からはJR東日本の区間に入ります。当時に多くの乗客が降車してゆきました。大勢の方が大月行普通列車のホームへ移動してゆきました。塩尻からはJR東日本の車掌も乗務して終点の松本へ向かいます。
 
 松本からは長野行に乗り換えます。乗り換え時間は4分ですが同じホームの向かいですのですぐに乗り換えも終了です。車内は7割ぐらいの乗車率でゆったりと座れます。松本からの普通列車は、211系3000番台のロングシートですが、もうロングシートも慣れて気にもなりません。松本を出た列車は、篠ノ井線を長野へ向けて進みます。ここまで来れば庭のようなもので夜でもどのあたりを走っているのかだいたい見当がつきます。列車は、田沢・明科で降車が多かったのは予想通りでしたが、聖高原から先で乗ってくる方も結構いて予想外でした。姨捨で特急しなの号と交換のため小休止した後は山を下り篠ノ井へ。篠ノ井では、2番線から発車する篠ノ井線下りでは珍しい列車ですので、こちらも密かな楽しみにしています。さすがに篠ノ井から先は乗車も多く車内も適度に混んできたところで終点の長野に到着しました。
 2018年冬の「青春18きっぷ」の旅1回目の旅が終わりました。


快速(名古屋15:24-中津川16:39)
 

普通(中津川17:00-松本19:10)
 

塩尻からJR東日本区間
 

普通(松本19:14-長野20:26)
 

名古屋で昼食
 

名古屋から長野へ
 

快速で中津川まで
 

中津川で乗り換え
 

松本行は塩尻でガラガラ
  

長野に到着
  
 ※画像の時刻は所定運転時(時刻表記載)のものです。_

 使用乗車券

 
 今回は、久しぶりに冬季に「青春18きっぷ」を購入しました。有効期間は1ヶ月です。今回は使いきれる自信があるので購入に踏み切りました。今回は、全て「青春18きっぷ」だけで旅行することはやめて、安上がりな割引乗車券がある区間はワープすることを選択しました。今回は、特急かいじ108号の「トクだ値35」(35%)割引を利用しました。このおかげで、高崎からDL YOGISHAよこかわ号に少ない投資で間に合わせることができました。
 また、篠ノ井線のE257系快速が211系に変わることで、長野→松本の普通列車グリーン券も(定期的な)発売は終了となるのでグリーン券を購入して利用しました。


普通列車用グリーン券

かいじ108号指定券(トクだ値35)