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2017年 1月22日(日) 日帰り_ |
千葉支社で行われている観光キャンペーン「ちょっと一息、房総休日。〜春びより〜」の一環として、外房線・内房線の館山〜勝浦間で「DL勝浦号」「SL館山号」が運転されました。今回は、事前にSL館山号の指定席券が確保できましたので、房総半島をぐるりと一周する乗り鉄旅行に出かけてきました。
−主な旅行行程−
長野7:08−かがやき500号−8:32東京9:00−わかしお3号−10:43安房小湊11:14−DL勝浦−勝浦11:42
勝浦13:18−SL館山−15:42館山16:53−さざなみ86号−18:58東京19:56−かがやき539号−長野21:19 |
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T.冬の長野から早春の勝浦へ
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自宅を出る際の気温はマイナス8度・・・。小雪ちらつく自宅から長野駅へ。長野から新幹線かがやき500号に乗車しますが、あまりの寒さに到着の5分前まで待合室で待機。ホームに降りて指定された1号車の乗車位置にたどり着く頃にちょうどW7系の「かがやき500号」が入線してきました。1号車は空いていて、窓側すら全部の席は埋まりませんでした。当然ながら隣の席も空いていますし、長野の次は大宮まで停車しないので快適に東京駅まで乗車できそうです。W7系の「かがやき500号」に揺られて東京駅まで。東京駅には8時32分に到着で長野から1時間24分と、今でも少し驚く速さです。
東京駅到着後は、まだ指定席券が確保できていないDL勝浦号の指定席券の空席照会を・・・。もう、この時間だと最後の1区間となる安房小湊から勝浦までしか乗車できません。かがやき500号の車内でも何度か空席照会しましたが、満席のままで変化なし。もうこのまま満席で乗ることはないのかと、館山駅をDL勝浦号が発車する20分ぐらい前になって空席照会をすると・・・。△が出ました。慌てて「えきねっと」で購入して八重洲口改札を出て指定席券売機へ。時刻は8:36で京葉地下ホームから9:00に出る特急わかしお3号に乗らればなりません。こういう時に限って、指定席券売機に列ができているし窓口は遠いしで、はやる気を抑えながら順番待ち。本来は、何処かで朝食をとでも思っていたので、特急わかしお号の特急券も準備してないし、特急わかしお3号の乗車は想定してせず、おまけに時間もないので窓側指定で特急券(指定席)を購入。そのあとは、長い長い連絡通路を早歩きで移動して京葉地下ホームへ。京葉地下ホームには、特急わかしお3号発車の5分前に何とか到着。何とかギリギリで、最後の一区間ながらDL勝浦号にも乗車できることになり幸運でした。
東京駅を発車した特急わかしお3号は、E257系500番台の10両編成で自由席5両・指定席5両の編成です。自由席も指定席も座席に余裕がありました。結果的には自由席でも良かったのですが、慌てていて気が回らず指定席にしましたが、進行右側で窓割の良い席だったので良かったです。特急わかしお3号は、京葉線を進みます。京葉線経由の房総特急に乗車するのも久しぶりで、海浜幕張駅に停車するようになってからは初めてです。列車は、東京湾に沿うように進み蘇我へ。蘇我から外房線に入り内陸へ進みます。心なしか外房線に入ったとたんに揺れが大きくなったのは気のせいでしょうか。そんなこともお構いなしに列車は快調に飛ばしています。大網から南下を始め上総一ノ宮で乗客が少し降りた後は、特に動きもなく御宿を過ぎて当初下車予定だった勝浦を出ると太平洋が見えてきます。そして列車は、安房小湊駅に到着して下車ます。
安房小湊から勝浦まで戻る形で快速DL勝浦号に乗車します。DE10が先頭で12系客車と続きD51が最後部に連結されています。まだ、D51側にはヘッドマークは付いていません。車内は、満席と言っている割には空席も結構あり私の隣も空いています。座席は山側の進行方向逆の通路側ですが贅沢は言えません。DE10に牽引されたDL勝浦号は安房小湊を発車します。次の停車駅は終点の勝浦です。短い時間ながらDE10牽引の12系客車の旅ができるだけで収穫があります。山側ですので、特にこれといった車窓に変化もなく鵜原で運転停車して勝浦に到着しました。時間にして28分の短い乗車でしたが乗れただけでも幸運でした。
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かがやき500号(長野7:08−東京8:32)
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わかしお3号(東京9:00−安房小湊10:43)
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DL勝浦号(安房小湊11:14−勝浦11:42)
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勝浦駅に到着
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長野を出発 |
東京駅で乗り換え |
安房小湊からDL勝浦に乗車 |
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U.SL館山号の旅を楽しみ冬の長野へ
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勝浦からSL館山号で館山へ向かいます。いよいよ本命の列車の旅です。座席は残念ですが、進行とは反対側の窓側ですが、ちゃんと海側です。念願の太平洋を見ながらのSL列車の旅がようやく実現します。
さすがにD51牽引のSL館山号は、ほぼ満席の盛況で汽笛一斉大勢の人々に見送られて勝浦駅を出ます。勝浦駅を出て早々に太平洋が見えてきました。普段は海とは無縁の長野で生活しているので海が見えてくるとテンションも上がります。沿線では、大勢の方がSL館山号を見送っています。車窓は、時折太平洋を見ることができますし、早い場所では梅の花や菜の花が咲いている場所もあり、房総はもう春の装いで暖かいです。小雪ちらつくマイナス8度の長野とはえらい違いです。列車は、安房小湊駅でしばらく停車します。まずは、駅前広場で菜の花を貰い、エナジードリンクを貰い、甘酒の振る舞いを受けて駅前をウロウロしてSL周辺の混雑が収まったころに撮影へ。編成写真は光線具合が悪く撮影には適しませんでしたが、発車の7分ぐらい前に一時太陽が雲に隠れたのでそのチャンスに撮影しました。SL館山号は、安房小湊を出て安房鴨川へ向かいます。
外房線は、トンネルが多いのでその度に車内が煙たくなります。安房鴨川駅での停車は僅か3分。すぐの発車となりました。SL館山号は、安房鴨川駅発車時に隣接する鴨川運輸区の方々の盛大な見送りを受けて外房線から内房線に入り海沿いを南下します。菜の花がきれいに植えられている和田浦駅では降りたい気持ちが大きかったのですが、停車時間がなくホームの菜の花は車窓からの見学にとどまりました。そして、念願だった太平洋を見ながらのSL列車の旅も終わり列車は少し内陸に入り千倉へ。千倉でも停車時間がありますので撮影をします。房総はもう春とは言えまだ1月です。太陽もかなり傾いて影が伸びています。千倉を出ると九重駅を通過して館山に到着してSL館山号の旅は終わりました。
念願のSL館山号の乗車を終えて早春の房総から真冬の長野へ戻ります。館山駅でも、SL館山号の編成写真を撮りたかったので、新宿さざなみ号ではなく後続の臨時特急さざなみ86号を選択しました。臨時特急でE257系500番台10連なので指定席は空いていました。ただ、気になる放送が・・・。内房線内は強風のため速度を落として運転しているため遅延が・・・。東京駅での乗り換えは1時間確保しているので大丈夫かと思いますが少し心配な事案です。心配しても仕方ないので、特急さざなみ86号で東京駅へ。途中の岩井あたりまで徐行していましたが、その後は徐行運転もなく遅れも7分程度で収まりそうです。臨時特急なので途中駅での運転停車もあったのか俺はみるみる回復して木更津辺りでほぼ定刻に戻りました。10両編成ですので空いているように見えますが、実際は浜金谷や君津・木更津から乗ってくる人もいるので5両なら結構良い乗車率になったかも解りません。列車は、蘇我から京葉線に入り海浜幕張を出ると東京まで止まりません。定刻に東京駅京葉線ホームに着いたときには、予定通りの新幹線に乗れるとホッとしました。
東京駅では1時間あるので丸の内側の赤レンガ駅舎周辺を少し散策して、東京駅から新幹線かがやき539号で長野へ戻ります。新高岡に停車する毎日運転の臨時列車です。車両はE7系となっています。指定された10号車は家族連れが多く結構席が埋まってました。東京駅で買った「チキン弁当」を食べながら今日の旅の余韻に浸っていると1時間20分で長野駅に到着しました。晴れてはいましたが、早春の房総とは違い気温はマイナス1度でやはり長野はまだまだ冬真っただ中のようです・・・。
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勝浦からSL館山号に乗車
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SL館山号(勝浦13:18−館山15:42)
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さざなみ86号(館山16:53−東京18:58)
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かがやき539号(東京19:56−長野21:19)
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安房小湊駅停車中
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太平洋を見ながらSLの旅
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館山でSLの旅が終了
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東京周辺を散策 |
東京から長野へ |
長野に到着 |
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乗車券は、昨日の「信州一周の旅」(別記事)に引き続いて週末パスを使用しました。当初は、本日のみの使用予定でしたので十分に元は取れるのですが、昨日の小旅行分と合わせて2日間にわたり活用できました。
本日分だけ考えると、単純に長野から安房鴨川まで片道(往路)を外房線・片道(復路)を内房線した場合は、12420円(外房線経由5940円・内房線経由6480円)ですので、日帰り利用でも十分に元は取れます。
さらに前日に、信州(一部山梨県)一周の小旅行も行いましたので、今回も乗車券部分ながら十分に活用できました。 |
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