首都圏車両基地めぐりの旅  
2015年 11月 7日(土)日帰り_ 
 今年の豊田車両センタ−の一般公開(豊田車両センタ−まつり)は、189系長野車N102編成が展示されるということで、個人的に色めき立っているところに、豊田車両センタ−の189系M52編成(グレートアップあずさ色)と並べるという情報が直前に入り、緊急で豊田車両センタ−祭りへ向かう事を決定。同日開催の京葉車両センターの公開(京葉でんしゃまつり)も合わせて見学して、残りの時間は都内で夜景を見て過ごし、帰路は少なくなったE2系N編成使用の「あさま」に乗車と、日帰りながら充実した上京になりました。「グレートアップあずさ色」と「あさま色」が並ぶという夢のようなひと時を目撃できて大満足でした。
E7系&189系で八王子へ
 今回は、日帰りの首都圏往復かつ2ヵ所の車両基地公開をはしごするので、始発の新幹線あさま600号で東京へ向かいます。E7系12両ですので自由席も5両あり、長野を出た時点では空席多数で余裕だったのですが・・・。上田・佐久平からの乗車が多く自由席もかなりの席が埋まりました。そして、軽井沢を過ぎて高崎で満席。この混雑も大宮までかと思いましたが、意外にも大宮で降りる客は少なく東京駅まで混んだままでした。
 私は田舎者なので、東京駅で1度降りないと気が済まないので東京駅で下車。駅前は工事中でしたが、レンガ駅舎を眺めて中央線の青梅特快で新宿へ。新宿で、ちょうど発車間際の189系国鉄色の「ホリデー快速富士山1号」(189系M51編成)が停車中でしたので撮影してホームで見送り。
 新宿から快速山梨富士3号で八王子へ向かいます。こちらは、懐かしい「あずさ色」の189系M50編成でした。発車の数分前に入ってくるので、ヘッドマークを回すまで結構時間が掛かります。「ホリデー快速河口湖」のコマで幕の回転が止まりました。急いで撮影して車内に入る頃には新宿を発車していました。今回は、前日に「えきねっと」で確認したところ指定席も窓側に空席がありましたので指定を確保しました。189系特急あずさ号を思い出せるかのように朝の新宿を発車して中央線を東へ。久々に189系に乗車したのでやる気もかなり高まります。もう少し乗っていたい気分でしたが八王子で下車します。八王子でも指定席の乗車口に結構乗客が待っていたので、八王子から埋まる席が空いていたのでしょうか。周囲を見ると同じ事を考えている人はやはり居まして、189系を見送った後は上りの中央特快で1駅戻って豊田で下車しました。
   

あさま600号(長野6:02−東京7:40)
 

青梅特快(東京7:55−新宿8:09)
 

山梨富士3号(新宿8:45−八王子9:18)
 

中央特快(八王子9:23−豊田9:27)
 

ホリデー快速富士山1号撮影
 

新宿に停車中の山梨富士3号
 

豊田に到着
 
 
■豊田車両センタ−まつり2015
 豊田駅から歩くこと20分で豊田車両センターにつきました。すでに大勢の方が並んでいます。時間も10時になりいよいよ開場します。入口で「来場記念証」を貰い中へ。すぐにクハ201-1の撮影会場に並びます。15分ぐらいで順番が来て撮影会を始めます。時間は1分ですので忙しそうですが、実際はそうでもなくいろいろ撮影できました。今年は、列番表示が幕に戻されるということで大勢のファンの方が並びましたが、時間制限の順番待ちと言うことで混乱もなく撮影できました。
 そして、車両展示の会場へ。まぁ、凄い混雑になるのは解っていました。初めに、E233系やE231系(A520編成)・211系1000番台(N323編成)等を撮影します。メインは、まだ我慢我慢。E233系は、「五日市線90周年」や「青梅線120周年」マークが付いています。これらも車両を順番に撮影して太陽が少し回ってきたかと思う頃にメインの場所へ。
 189系M52編成(グレートアップあずさ色)と189系N102編成(あさま色)が並んでいる場所へ。もう、1990年代初頭の北長野運転所→長野総合車両所の早朝のシーンを見ているかの光景でした。当時は、特急あずさ号もグレートアップ編成1往復が長野まで乗り入れていますので、当時登場したての189系「あさま」のグレートアップ車と顔を合わせていたでしょう。このような光景が2015年の今日、189系M52編成・N102編成のそれぞれが「あずさ」「あさま」のマークで展示されたのは奇跡に近く大変素晴らしいものを見せていただきました。もう、この並びを見れただけで長野から来た価値は十二分にありました。何だかんだと30分ぐらい場所を変えて撮影し続け、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしました。帰り際に臨時列車の間合いで651系(K105編成)も入線してきました。189系とは場所が離れましたが、かっては189系「あさま」と上野駅発車時に並走していた651系「スーパーひたち」も姿を見せるとは何かの縁だったかもしれません。
 

来場記念証(表)
 

来場記念証(裏)
 

今年も展示されたクハ201-1
 

なんと列番表示が幕に!
 

クハ201-1を妻面(アント側)から
 

E233系青467編成(青梅線120周年マーク)
  

E233系青462編成(左)・T20編成(右)
   

E233系青661編成(左)・青662編成(右)
※五日市線90周年マーク 

E233系T11編成(左)・E231系A520編成(右)
 

211系N323編成(左)・E233系T11編成(右)
※211系「ホリデー快速日光」マーク

E233系H48編成
 

E233系H48編成「松本」表示
 

E233系青664編成
※青梅線120周年マーク

E231系A520編成
 

189系M52編成(左)・N102編成(右)
 

懐かしいこの並び!
 

189系N102編成「あさま」マーク
 

189系M52編成「あずさ」マーク
 

あさま色に「あさま」マーク
 

グレートアップあずさ色に「あずさマーク」
 

ヘッドマークにLは無いですが懐かしいです
 

もう最高です!
 

651系K105編成(折り返し留置)

豊田車両センタ−展示車両(+留置車両)
 
豊田から幕張へ移動
 豊田車両センターでの見学を終えて、再び延々と歩いて豊田駅から中央特快で御茶ノ水に向かいます。やってきた中央特快は、もう立客がかなりいる混雑ぶり。これは立って移動せねばなりません。御茶ノ水まではかなり距離があるので座りたかったのですが、豊田始発の快速を待つだけの時間的余裕もないので特別快速に乗車。幸い、立川で座れたので良かったです。御茶ノ水ですぐの連絡で、中央線・総武線各駅停車に乗り換えます。こちらの列車も混雑していて両国でようやく座れました。この先、錦糸町から津田沼まで快速に乗り換えようか迷いましたが、このまま各駅停車に乗り続けることに。錦糸町を快速とほぼ同時に発車した後は、津田沼まで成田エクスプレス号は快速線を通過してゆきましたが、快速電車には追い越されることは無く津田沼を出て幕張本郷に到着しました。首都圏を東から西へこれだけ移動したのは久しぶりです。
 幕張本郷から京葉車両センター最寄りの「免許センター」までは、京成バスの連接バスで移動です。連接バスに乗るのは、つくば科学万博(1985年)以来です。さすがに大型の連接バスだけあって交差点での右左折が豪快で驚きました。この連接バスに乗れたのも収穫でした。免許センターからは、歩いて5分くらいの京葉車両センタ−へ向かいます。

中央特快(豊田11:43−御茶ノ水12:22)
 

中央総武各駅停車(お茶ノ水12:25−幕張本郷13:04)
 

幕張本郷に到着
 

京成バス(幕張本郷13:12−免許センター13:18)
 
 
■京葉でんしゃまつり2015

 京葉車両センターの一般公開「京葉でんしゃまつり」にやってきました。午後の到着でしたが、まだまだ多くの人で賑わっています。こちらの車両展示は、通勤型電車(E233系)が中心となっています。車両展示のコーナーも一方通行で整理されているので落ち着いて撮影できました。特に205系M51編成と209系34編成が撮影できたのは大きな収穫でした。展示された、205系M51編成・E233系U223編成・E233系N25編成・E231系120編成・E233系505編成・209系34編成とこれだけの車両が一度に撮影できるのは、車両基地公開イベントならではです。
 その他に、休憩車両としてE257系500番台NB15編成とE259系Ne019編成(マリンエクスプレス踊り子)が休憩所兼用で展示されました。その間に、205系M62編成が遠くながら見ることができました。
 また、洗浄車両体験列車がE233系(518編成)で運転されました。こちらも最終の14:30コースに乗車して洗浄線を体験したり、車内から公開されなかった京葉車両センターの奥側まで見ることができました。
 

205系M51編成・E233系U223編成・E233系N25編成
 

E231系120編成・E233系505編成・209系34編成
 

京葉車両センタ−撮影会展示車両
 

E257系NB15編成・205系M62編成・E259系Ne019編成
 

E257系NB15編成・205系M62編成
 

205系M62編成・E259系Ne019編成
 

洗浄車両体験列車(518編成)

205系を見ながら出発

洗浄機通過中

 
■夜景見物
 京葉車両センターでの見学を終えて、京成バスで海浜幕張へ向かいます。連接バスを期待しましたが普通のバスでした。いろいろ撮影して疲れたので座れたのは良かったです。海浜幕張から京葉線で東京駅へ向かいます。快速もありましたが、混んでいて座れそうもなかったので始発の普通列車に乗車してゆったり座って東京駅まで移動しました。
 東京駅から京浜東北線で新橋へ向かい「ゆりかもめ」で台場へ。ここから見えるレインボーブリッジと東京タワーの夜景が好きで昔はよく見に来ていたのですが、今回久しぶりに訪ねてみました。以前とは変わらぬ光景を楽しんだ後は、新橋を経由して浅草へ、浅草寺周辺を散策して隅田川の対岸にあるスカイツリーを撮影したりして過ごします。次回は、スカイツリーからの東京の街並みを見てみたいと思いつつ上野へ地下鉄で移動。上野から上野東京ラインで東京駅へ戻ります。短い時間でしたが、東京の夜景も見物できて良かったです。
 

京成バス(免許センター15:12−海浜幕張15:18)
 

海浜幕張から京葉線で東京へ
 

京葉線(海浜幕張15:35−東京16:14)
 

台場へ夜景見物
 

レインボーブリッジと東京タワー
 

浅草周辺へ夜景見物
  

夜のスカイツリー
 

上野東京ライン(上野18:50−東京18:55)
 
   
 E2系あさま号で長野へ

あさま625号(東京19:44−長野21:30)
                      ※遅れ:長野21:33
 東京駅からは、あさま625号で長野へ戻ります。この「あさま625号」は、残りが少なくなったE2系N編成を使用します。「あさま」として長野新幹線(当時)開業時から主として君臨したE2系も世代交代が終盤となり、私もE2系N編成で東京駅から旅立てるのも、今回が最後となる可能性もあるので、乗り収めも兼ねて東京駅から長野駅まで乗車を楽しみます。
 途中の軽井沢で、「かがやき539号」に抜かれるのですが、指定席も自由席も大宮発車の時点でかなり乗っています。軽井沢では、かがやき539号の通過待ちとなりますが、かがやき号が4分遅れた関係で、こちらの「あさま」も4分遅れて軽井沢を発車。かがやき号が止まらない佐久平・上田で多くの乗客が降りて、上田を出るころには大宮での混雑が嘘のように空いていました。
 そして、予定より3分遅れて長野駅に到着して日帰りの旅も終わりました。
 

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東京駅
 

東京駅に停車中のE2系
 

東京駅に停車中のE2系
 

車内案内

軽井沢で少々停車

長野に到着

 ■あさま625号については、動画も公開していますのでご覧ください。
  あさま626号東京駅到着(折り返し、あさま625号)
  あさま625号軽井沢駅退避(E2系あさま号の並び・かがやき539号通過)
   
 
 使用乗車券

 今回は、単純に長野と首都圏を往復するだけですので、「首都圏週末フリー乗車券」を使用しました。普段は、首都圏と単純往復する事はあまり無いので、今回が初めての利用となりました。
 今回は、八王子・豊田から幕張本郷までの長距離移動がありましたので十分に元が取れたかと思います。
 

首都圏週末フリー乗車券(ゆき)※使用前
 

首都圏週末フリー乗車券(ゆき)※使用前
 
 

案内券
 

アンケート券