ガタゴト日誌(旅行記)  

  2014年夏の「青春18きっぷ」の旅A

近鉄観光列車と烏山線「風っこ」の旅

2014年8月23日(土)から1夜行2日



 

 今回は、8月9日に台風接近で乗車を断念した、近鉄観光列車つどい号の乗車を第一に旅程を作成しました。このため、今回の旅の最初から特急しなの2号でのワープと言う事になりました。ついでに、185系に変わった快速ムーンライトながら号の上り列車の乗車と、長野までの帰路の途中に烏山線に寄り道して、風っこ烏山号に乗車して、小山から両毛線(115系)で高崎に抜けると言う、最終的にはよく繋がったと感心する行程になりました。

■1日目【8月23日 土曜日】


■特急しなの2号で名古屋へ

しなの2号(長野6:09−名古屋9:16/遅れ10:01
 今回は、観光特急しまかぜ号と観光列車つどい号に間に合わせるため、長野から特急しなの2号でワープをします。長野電鉄からの乗継では、自由席の窓側は厳しかったので指定で正解でした。長野を定時に発車して順調に進んでいたのですが、木曽福島で乗務員ドアが勝手に開いたとかで安全確認に10分。更に、大雨の影響でダイヤが乱れていて遅れて、名古屋には9:16到着のところ10:01に到着しました。
 瑞浪駅で抑止になった時には、もう間に合わないかと心配しましたが、何とか10時に名古屋に着いて間に合う事ができました。約3時間45分、上り特急しなの号の旅を楽しみました。が、名古屋に着いた時点で気疲れしました。
   
■観光特急しまかぜ号で賢島へ

しまかぜ号(名古屋10:25−賢島12:25)
 近鉄名古屋からは、観光特急しまかぜ号で賢島へ向かいます。去年に続いて2回目の乗車です。去年は、賢島→名古屋の乗車でしたので、今年は名古屋→賢島と乗車しました。これで、名伊間は両方向で特急しまかぜ号に乗車できました。さて、今日は特急しなの2号が遅れたので、ネット予約の指定券を受け取り結構ギリギリでした。
 無事に乗車して賢島へ。今日は1人用席でしたので快適に乗車できました。この席に座ると勿体なくてサロンカーへも行きたくありません。今日こそは行こうかと思いましたが、結局は素晴らしいシートの誘惑に負けて行く事はありませんでした。次回こそは、サロンカーへ行ってみたいと思います。
   
■観光列車つどい号の旅
 観光特急しまかぜ号で賢島駅に到着して、折り返し観光列車つどい号(第3列車)に乗車します。車内は、ほぼ満席の盛況でホームページに書いてあるように座れない人もいました。私も、座れるには座れましたが、海側でなく山側でした。と言うことで、車窓は延々と山が続きます。反対側は、伊勢湾が見えたようで歓声が上がりますが、こちらは山しか見えません。おまけに自由席で立席までいる状況ですので、車内を見て歩く事もできず一瞬のすきをついてカウンターでアイスコーヒーを注文して座席で飲みながら過します。やはり、1号車の座席部分くらいは指定席にした方が良いですよね。列車は、山間部を進みようやく町が見えてきたと思ったら、もう五十鈴川に到着です。五十鈴川を出ると、宇治山田駅に停車して伊勢市に到着します。山側だったのが残念でしたが、観光列車つどい号の旅が楽しめました。列車は、定期列車の合間を縫って運転するので伊勢市駅には1分の停車ですぐに回送列車で発車します。
 
 伊勢市駅から鳥羽駅まで、観光列車つどい号(第4列車)に再び乗車します。こちらも本数の多い定期列車の合間を縫って運転するので、入線から発車まで1分と言う厳しさ。しかも、今日は停電事故でダイヤが乱れていて2分遅れで到着。伊勢市駅では1枚撮影してすぐに乗車。乗車した同時にドアが閉まりました・・・。危なかった。伊勢市駅を出た列車、賢島駅へ向けて走行します。今回は、海側の席を確保。やはり時間帯の関係か、車内はガラガラで数名しか乗車していません。と言うことで、ゆっくりと乗車を楽しむ事ができます。列車は、五十鈴川を出て山間部に入ります。車内は、空いていて大雨の山間を走る事もあって寂しく感じます。列車は、ひたすら山間を進み、しばらくして一瞬だけ伊勢湾が見えます。伊勢湾が見えると下車駅の鳥羽駅はすぐです。鳥羽駅では、ダイヤ乱れの影響で数分停車しましたので撮影もゆっくりできました。こうして、近鉄観光列車つどい号の乗車は終わりました。
   

つどい(第3列車:賢島13:40−伊勢市14:43)

つどい(第4列車:伊勢市15:15−鳥羽15:37)
   
■快速みえ号で名古屋へのはずが・・・
 念願だった観光列車つどい号の乗車を鳥羽で終えて、近鉄鳥羽駅からJR鳥羽駅へ移動します。JRの鳥羽駅から快速みえ20号で名古屋へ向かう予定でしたが・・・。駅舎に入ると誰もいません。改札へ行くと駅員の方が、大雨で快速みえ号は運休になっていて運転再開がいつになるか解らない。とのことで、近鉄線の振替乗車票を貰いました。そして、再び近鉄の鳥羽駅へ。
 時間を確認すると、特急を利用しなくても普通列車と急行列車を乗り継げば、快速みえ20号とほぼ同じ時間に名古屋に着く事が判明して、料金不要の普通列車と急行列車を乗り継ぐことに。まずは、2両ワンマンの伊勢中川行の普通列車で五十鈴川へ。五十鈴川で、急行名古屋行に乗り換えます。名古屋行の急行は四日市より先で混雑する名古屋側2両がロングシート車で、後ろ4両が転換クロスシート車の6両編成。もちろん空いている6号車を選択。料金不要の急行に転換クロスシートと言うことで、快速みえ号の代わりとしては最適です。
 名古屋行急行は、途中駅(伊勢中川・江戸橋)で特急に追い越されはしましたが、江戸橋から先は後ろに迫る大阪灘波からの特急を名古屋まで逃げ切り先に到着しました。しかも、近鉄名古屋駅は特急用の5番乗り場に入ると言う、もう何と言うか価値ある乗車でした。
 

鳥羽駅で振替乗車票を貰います
 

普通(鳥羽15:58−五十鈴川16:10)
 

急行(五十鈴川16:14−名古屋18:14)

急行は転換クロスシート
           
■名古屋で休憩後大垣へ
 名古屋到着後は、昨年と同様に大曽根駅近くの大曽根温泉「湯の城」へ。今年も、ここで入浴と休憩をします。旅行者用に大き目のロッカーがあること。まさにこれに尽きます。去年に続いて露天風呂の「ねやの湯」で横になってぬるめのお湯のつかる事が出来ますのでガチで1時間は爆睡してました。ただ、昨年より到着が遅いので、その後はいろいろなお風呂を楽しみ、その後は食事と結構忙しく予定の列車より1本遅くなりました。
 名古屋からは、予定通り新快速を1本乗らずに回避して次の特別快速に乗車。列の先頭でしたので窓側を確保して大垣まで快適に移動できました。

大曽根温泉「湯の城」で入浴・休憩・夕食

特別快速(名古屋21:15−大垣21:47)
   
■185系快速ムーンライトながら号で東京へ
 8月8日の下りに続いて、上り快速ムーンライトながら号に乗車しました。これで、185系200番台になってから上下列車で乗車する事ができました。大垣での入線から発車までの時間は2分弱と短く撮影できませんでした。まぁ、ダイヤの都合もあるのは待っていても解りますが、もう少し何とかならいなのでしょうか・・・。大垣を出た時点では車内はまだ空席だらけです。途中の名古屋でかなり座席が埋まります。車内改札もあるのですが、指定席の確認でだけで「青春18きっぷ」の押印はありません。豊橋でほぼ満席となった列車は、深夜の東海道を東へ進みます。途中停車時間のある浜松でゆっくり撮影できました。車内は、言われるほど全区間で空席と言うのは8号車では見られませんでした。その後、沼津でも停車時間があるので撮影します。運転停車の熱海を過ぎて空がだんだん白くなりかけた夜明け頃、横浜到着前にJR東日本の車掌が車内を巡回して「青春18きっぷ」に押印します。列車は、早朝の東海道本線を進み東京駅に定刻に到着しました。 

ムーンライトながら号(大垣22:49−東京5:05)

185系夜行列車で1杯
   

■2日目【8月24日 日曜日】


■朝の東北本線を宇都宮へ
 東京駅到着後は、山手線(外回り)を一周して時間をつぶし朝食を食べて上野駅へ。
 上野駅から快速ラビット号に乗車します。本当は1本早い宇都宮行にも間に合いましたが、折り返し運転の快速ラビット号の方が先に車内に入れたのでこちらに乗車しました。奮発してグリーン券を購入して2階席へ。朝の東北本線の風景を2階席から眺めて楽しんでいたのですが、赤羽駅手前から自治医大駅まで寝てしまいもったいない事をしました。とりあえず、無事に宇都宮駅に到着しました。

ラビット号(上野7:58−宇都宮9:27)

グリーン車2階席で快適に移動
   
■風っこ烏山号の旅
 宇都宮駅から普通風っこ烏山1号に乗車します。烏山線のダイヤの都合で普通列車(車両変更)に連結される形で運転されるため、宇都宮−宝積寺間は高速運転と電化区間・複線区間ため「風っこ」には乗車できないとの事で、宝積寺まではキハ40に乗車します。このため、風っこ号はキハ40に挟まれた真中に連結されています。さて、列車は宝積寺に到着して「風っこ」に移動します。ホームを使って移動するので一旦降車する必要があります。風っこ車両は、ほぼ満席の盛況で宝積寺を発車します。先ほどの東北本線とは打って変わってゆっくりしたスペードです。田園地帯を走る烏山線をゆったりと晩夏の風を受けながら進みます。晩夏と言ってもまだまだ暑いです。途中の有名どころでは、大勢の方が撮影に訪れていました。烏山線は、ホームが短いので1両分はホームに出てしまいます。そのため最後部車両のドアは開かない案内があります。
 途中の大金駅でACCUMと交換して先に進みます。荒川を渡り龍門の滝近くを通過すると終点の烏山駅に到着します。
 
 烏山駅で時間をつぶして、帰路も「風っこ烏山2号」に乗車して宇都宮へ戻ります。今度は、反対側の車窓の席でしたので烏山線は両方の車窓を楽しむ事ができました。車内は、ほぼ満席となっていて列車は宇都宮を目指して進みます。今回は、往路では反対側になってしまった「龍門の滝」も見る事ができました。列車は、のんびりと烏山線を進みます。空には入道雲が見えて夏らしい景色を楽しめました。
 途中の宝積寺で、風っこ車両での旅が終わります。ホームを使ってキハ40に乗り換えます。やはり風っこ号とは言え外気にあたっていたので暑く、キハ40に入った時の冷房と扇風機の風の心地良さは何とも言えないものがあります。宝積寺からは、東北本線を進み宇都宮へ向かいます。
 ただ、宇都宮到着が遅れた関係で湘南新宿ラインへの乗り換え時間が短くなり撮影もできず、慌ただしい烏山線の「風っこ」の旅の終わりとなりました。
 

風っこ烏山1号(宇都宮10:03−烏山11:04)
 

烏山線で「風っこ」の旅
 

烏山駅

風っこ烏山2号(烏山12:29−宇都宮13:31)
 
■両毛線経由で長野への帰路
 風っこ烏山2号の到着が少々遅れた関係で、湘南新宿ラインの乗り換え時間が僅かとなり急いでホームを移動。もう1号車の先頭車を撮影する時間はないので後部の15号車を撮影。撮影後に車内を見るとボックスが空いていたので、そこに座って小山まで乗車します。時間帯から空いていて小山までボックスにはだれも来ませんでした。
 小山からは、両毛線で高崎へ向かいます。両毛線は、107系・115系・211系と使用車両があるので、どの車両が来るか心配でしたが、本命の115系3両がやってきて良かったです。両毛線は、駅間が長いようでそれなりの速度で走行しても中々次の駅には着きません。車内の方は、3両編成と言うことで小山から1ボックス2人以上と混んでいました。佐野から伊勢崎までは空いていて1人1ボックスとなりましたが、伊勢崎から1駅ごとに混んできて新前橋からは立席が大勢出るほどの混雑で高崎に到着しました。なかなか高崎の115系に乗車する機会は少ないので、今回は小山から高崎まで両毛線と上越線で走破できて大変良い経験になりました。
 高崎からは、在来線・バス・しなの鉄道で長野へ行く予定でしたが、急に早く帰らねばならない仕事上の都合ができて高崎から新幹線あさま531号で一気にワープします。で、急いで指定席券売機へ。あさま531号は・・・。「A席:満席」「E席:満席」。これだったら720円余計に払わずとも自由席で良いやと新幹線自由席特急券を購入。E7系電車だから自由席5両あるんで・・・。と思いましたが、現実は甘くはないようで5両ある自由席が結構混んでいるし・・・。これ、自由席3両のE2系だったらどーなっていたのでしょうか。辛うじてC席が空いていたのでC席に座りました。B席は虫食いで所々空いていましたが、3号車でC席はもう1席しかありませんでした。「青春18きっぷ」で旅すると、新幹線が異常に速く感じます。上田で窓側が空いてようやく窓側に移動できました。そして、高崎から51分で長野に到着しました。
 
 今回は、特急しなの号・新幹線あさま号のワープ。参宮線・紀勢本線の大雨による運転見合わせによる近鉄線への振り替えなど、あまり「青春18きっぷ」を使いこなしたとは言い難いですが、これはこれで良かったかと思います。特に損はしていませんので。さて、2014年夏の「青春18きっぷ」も残り1回となりました。

湘南新宿ライン(宇都宮13:37−小山14:03)
 

15号車でボックスに座れました
 

普通(小山14:34−高崎16:20)

あさま531号(高崎16:31−長野17:22)
   

■その他


今回使用した「青春18きっぷ」
 今回の旅は、8月9日に乗車を断念した近鉄観光列車つどい号の乗車を優先させるため、最初から特急しなの号で名古屋へワープしました。
 その後、参宮線・紀勢本線の大雨による運転見合わせによる近鉄線への振替などあり、更に日曜日も、都合で早く帰る事になり高崎から新幹線ワープしたので、あまり「青春18切符」の効力を活用できませんでした。