3:ガタゴト日誌(旅行記) 作成日:2013年 8月1日(木) 

  2013年夏の「青春18きっぷ」の旅A

関東・中京イベント列車の旅

2013年7月26日(金)から2夜行3日



今回乗車した主な列車
 

 今年も「青春18きっぷ」を使用して、夏の列車の旅を楽しみました。今回は、快速ムーンライトながら号の183系・189系での運転が最後になる可能性が高いので、東海道本線を夜行運転する183系・189系の乗車も兼ねて上下で乗車しました。このため、金曜に代休を確保して2夜行3日の旅行となりました。もちろん、関東と東海地方のイベント列車にも乗車しましたので、なかなか大掛かりな旅となりました。

■1日目【7月26日金曜日】
■快適な上野駅までの旅
 長野駅から小諸行(しなの鉄道)に乗車します。115系2両ですので、並んでいたので進行窓側に座れましたが、あっという間に満席になり立席の乗客も出ました。3両なら全員着席できたのでしょうが2両だと厳しいですね。篠ノ井を過ぎて戸倉から空き始め、上田で乗客の入れ替わりがありました。戸倉より先は2両でも十分ですが、長野から戸倉までは少々厳しいようです。小諸駅で軽井沢行きに乗り換えです。
 小諸発軽井沢行は3両編成・・・。車内は空いています。JR線は、3両編成のワンマンを認めないようですので、こうなるのは仕方ないんですがね・・・。何か複雑。でも、今の時期は乗客多く、学生の合宿の移動もあるので、今日は3両でも御代田から先は結構乗車しました。列車は軽井沢に到着。
 軽井沢には、横川行バスの発車52分前に到着しました。次の列車でも間に合うのですが、今日は軽井沢駅構内へ移された169系S52編成の1両(クモハ169−6)の様子を見るために早めに来ました。ホームに3両編成の列車がいないときだけ撮影できるので早めに着て正解でした。ゆっくりと余裕を持って169系の観察ができました。その後は、バス停でしばらく待ってJRバスで移動。今日は、観光バスタイプの車両が来ました。乗客は窓側が8割埋まる程度で軽井沢を発車。後ろの席は空席でしたのでリクライニングしてゆったりと峠を越えて横川へ。

しなの鉄道(長野11:39−小諸12:41)
 

しなの鉄道(小諸12:54−軽井沢13:18)
 

軽井沢駅構内に留置中のクモハ169-6
 

JRバス(軽井沢14:10−横川14:44)
 
 横川から本格的な「青春18きっぷ」の旅が始まります。今日は金曜日で、臨時快速DLレトロ碓氷号の運転がありますのでありがたく乗車させてもらいます。指定券は、不要になった券を変更したので特に座席位置指定はしませんでしたが、幸運にも6号車のスハフ32に乗車できました。と、喜ぶのはここまで。扇風機がないので停車中は暑いです。走行中は、風が入るので大して気にもなりませんが・・・。夏の旧客は、汗まみれでの乗車を覚悟しなくてはなりません。DL碓氷号は、先頭がDD51型ディーゼル機関車で後部はC61型蒸気機関車。蒸気機関車も汽笛を鳴らすので考えようによっては、SL列車の気分も味わえるお得感・・・。車内も空いていて夏の旧型客車の旅を楽しむには最適の列車です。
 高崎駅からは、リゾートやまどり号を使用する3列シートの豪華な快速列車です。発売から少し時間が経ちましたが、「えきねっと」で混雑具合を全区間で確かめると「×」・・・・。冷や汗をかきながら区間を高崎−上野で検索すると「△」。高崎で降りる方がいるようです。もう座席位置を気にする段階ではないので、手早く座席位置無指定で購入・・・。奇跡的に2号車(1列席)が確保できました。但し、目の前が壁の席でした。ただ、噂通りの座席間隔ですので圧迫感はありませんでした。壁前の席でも十分ゆったりと過ごせました。これで、指定席料金510のみは非常にお得かと思いました。115系のボックスシートも含めて、こんなに快適に上野駅まで移動して良いのでしょうか。ただ、別運賃(しなの鉄道・JRバス)と指定席料金は掛かりましたが・・・。上野までの一時本当に快適に過す事が出来ました。

DLレトロ碓氷号(横川15:10−高崎16:13)
 

たんばらラベンダー号(高崎17:03−上野18:37)
 
 上野駅到着後は、まずは寝台特急北斗星号、185系の特急あかぎ1号(185系B1編成)、ホームライナー鴻巣5号(185系OM02編成)を撮影します。これで、ラッシュ時の谷間に入るだろうと予測して3番線へ。京浜東北線は着席に成功。有楽町から混んできて品川からは大混雑になりましたが、大井町で下車。駅前のスーパー銭湯「おふろの王様大井町店」へ。やはり夏場は、汗で体も不衛生になりがちですので夜は出来るだけ風呂に入って着替えをして疲れを取って、綺麗な体で183系・189系の快速ムーンライトながら号へと言うのが理想です。隣に人もきますしね。このスーパー銭湯、平日料金1200円は少し高いですが、タオルセットもついてきますし、ロッカーも大きいのでリュックサックも余裕で入ります。そして、中の人が見回るのでセキュリティーも良いので、多少(料金が)高くても安心して入浴できます。グレープフルーツの風呂は良かった・・・。ここで、しばらく休憩も兼ねて滞在します。
 

北斗星号(撮影)
 

あかぎ1号(B1編成:撮影)
 

ホームライナー鴻巣5号(OM02編成:撮影)
 

大井町の「おふろの王様」で入浴休憩
 
 再び、大井町から東京駅に到着すると、湘南ライナー15号(185系A6編成)が停車中でしたので撮影。その後しばらく待って、快速ムーンライトながら号が入線。183系?189系H101編成で、車両が一部変わっていましたが、もともと2号車でしたので簡易リクライニングシートです。と言う事で、毎年恒例の「1人宴会」もままならず横浜を出た頃には早々に寝ました・・・。とは言え、ちゃんと浜松到着前には起床。今回は、もう最後と気合を入れて浜松駅停車を撮影。昨年までは行かなかった反対ホームへも行って撮影してきました。その後は、岐阜手前まで見事に爆睡ました。それでも、幼い時期から乗車していた189系だからこそ爆睡出来たのであって、他の車種ならこんなに爆睡は出来ません。と言うぐらい寝ました。

湘南ライナー15号(A6編成:撮影)

ムーンライトながら号(東京23:10−大垣5:51)
   

■2日目【7月27日土曜日】
■近鉄の観光特急を満喫して夜行で東京へ
 大垣からは、時間があるので「大垣ダッシュ」を避けて次の列車で米原へ。朝の関ヶ原をJR西日本の223系で通過するのは久しぶりです。車内も空いていてのんびりと乗車を楽しみます。JR西日本の管理駅である米原で駅名表示を撮影。
 ふと見ると、特別快速浜松行が8両で停車中。最後部に空席がありましたのでこれに乗車する事に・・・。結局この判断が自分を救いました。列車は、関ヶ原を越えて大垣へ。米原時点でもかなりの混雑でしたが、大垣からはさらに混雑。さすが浜松までの直通は違いますね。と、感心していた時、いきなり岐阜手前で停車。動きなし。しばらくして「枇杷島駅構内で人身事故。人が接触した模様で運転見合わせ」。車内がざわつきますが動きはなし。しばらくして「この列車は岐阜で運転打ち切りになります」。車内は騒然。でも、岐阜駅手前なので岐阜から名鉄の快速特急に乗る手段があります。この列車を選択したのは不幸中の幸いでした。岐阜到着前に「名鉄の振り替え輸送」の案内があり列車は岐阜駅に到着。
 はたして「青春18きっぷ」で振替票は貰えるのか心配しましたが、普通に貰う事が出来ました。と言うか、改札がパンク状態でいちいち見ていられない状態です。それでも、みんな列を乱すことなく順序良く名鉄の岐阜駅まで歩いてゆきます。名鉄岐阜駅に到着すると、自動改札の解放されているところから入場。発車案内で、先発の快速特急に乗車。ただ、あまりに混んでいて写真は撮ってません。(一般車の)一番先頭でようやく通路側に座れました。そのも続々と乗ってきて凄い混雑に・・・。岐阜を出た快速特急は、各停車駅から乗客が乗り込みます。幸いだったのが土曜日でしたので学生が主体だった事です。各駅からJRからの振替の乗客が多いのか遅れが出始め、この列車も名鉄一宮で積み残しが出ました。もう、どうすること出来ずに後続の急行の案内に精一杯でした。名古屋圏ではあまり体験できないと、常連の利用者が話をするほど混雑した列車は名鉄名古屋駅に到着。どっと人が降りました。振替輸送は、豊橋までOKなようで反対方向の列車からもすごい人が降りて、とても写真云々言っていられる状況ではなく、人の流れに乗って改札外へ。でも、なんとか名古屋までたどり着けて良かった。
 

普通(大垣6:24−米原6:59)
 

米原駅で折り返し
 

特別快速(米原7:07−岐阜※)
                  ※人身事故で岐阜で運転打切

岐阜→名古屋は名鉄で振替
 
 名古屋からは、今年も夏恒例の湯の山温泉サマーライナー号に乗車しました。今年は例年と比べて指定席の埋まりが早く、乗車当日も満席の大盛況でした。乗り鉄(と思われる方)は数名だけで、ほとんどが観光目的のグループ客でした。今年も22600系が使用され客室は全面禁煙となりましたので、喫煙席号車も家族連れで賑わいました。どうしてこのようなことを書けるかと言うと、例年通りの売れ行きと予想して、のんびりと構えていたら禁煙車が満席 になってしまったからです。はやり「例年は〜」とか言わずに、計画を立てたら早めにネット予約しようかと思います。名古屋駅は、(全体的に混雑で数分遅れ気味のため)発車時刻に入線してすぐ発車、もう到着してドアを開けると同時に「チャイム」(発車の音楽が・・・。)運転士の準備が出来しだい名古屋を発車しました。喫煙車も家族連れで7割が埋まっています。列車は後れを戻すかのように快調に飛ばして桑名へ。桑名からも数名の乗客を乗せて四日市へ向かいます。はやり今日も暑くなりそうです。方向が変わる四日市も3分停車と撮影する時間がありません。四日市到着前に車内の方が座席回転の案内を順番にするので、トラブルもなく淡々と座席を回転させます。進行方向が変わり、湯の山線に入ります。例年おなじみの「音楽」と共に「ビール」か「お茶」と乗車証の配布が始まります。肝心な湯の山線の乗車時間は短く列車は、終点の湯の山温泉駅に到着します。例年、湯の山温泉サマーライナー号は、記念撮影出来る時間が名古屋も四日市もありませんが、湯の山温泉到着後は、しばらくライトと行先表示を「湯の山温泉」のままにしてくれます。この列車は毎年乗っていますが、湯の山温泉到着後は5分から10分ぐらいはライトを点けてくれています。観光客も喜んで記念撮影してから改札へ向かいます。さすが近鉄ですね。余裕があるがゆえに出来る対応です。
 

湯の山温泉サマーライナー(名古屋9:54−湯の山温泉10:47)
 

今年も湯の山温泉に到着
 
 湯の山温泉からは、折り返しの普通列車で近鉄四日市へ戻ります。3両編成の列車は、四日市に近づくにつれて混雑してきます。終点の近鉄四日市から急行松坂行に乗車。転クロシートの窓側に座れましたので、快適に近鉄急行の旅を楽しめます。伊勢若松駅での特急退避を終えると後は先行したまま津に到着します。
 津からは、「青春18きっぷ」があるので快速みえ7号に乗車します。津ではかなり降りるかと予想していましたが、大して多くはなく辛うじて3号車の空席(窓側)に座れました。キハ75のエンジン音を楽しみながら列車は伊勢市へ。伊勢市でほとんどの乗客が下車しました。その後は、すっかり閑散となった車内でウトウトしていると列車は終着の鳥羽に到着しました。鳥羽からは、再び近鉄線で賢島を目指します。最初は半分ぐらい乗っていましたが、一駅ごとに乗客は減って賢島に着くころには自分1人だけの貸し切り状態で賢島に到着しました。
 

普通(湯の山温泉11:00−四日市11:25)
  

急行(四日市11:35−津12:03)
  

みえ7号(津12:31−鳥羽13:22)
 

普通(鳥羽13:31−賢島14:09)
 
 賢島からは、念願の観光特急「しまかぜ」に乗車します。まだ発車まで1時間以上あるので大阪灘波行の「しまかぜ」がホームに停車しているのでいろいろ撮影してみました。その他にも、伊勢志摩ライナーやスナックカーが来ましたので、名古屋行の「しまかぜ」が入線するまで飽きることなく撮影しました。名古屋行の「しまかぜ」が入線してきてもすぐに乗車は出来ません。しばらくは、準備作業を行い15:20頃にドアが開いて、いよいよ念願の特急しまかぜ号の車内に入ります。もう、待ちに待った瞬間です。
 車内に入って思った事・・・・。豪華だ。大きな3列シートが整然と並んでいます。座席に座って初めにやった事。それは、スマホの充電です。この車両には各座席に電源コンセントがあります。後日談ですが、「しまかぜ」に電源コンセントがあったお陰で長野まで電池切れを起こさずに済みました。
 とりあえず車内を見て回ります。カフェ車両は、もう人が大勢いて待つために座席に座らないのは勿体ないのでパスして個室車両へ。こちらももうすでに各ドアが閉まっています。普通車は、空席が多いです。豪華観光特急しまかぜ号は、普通車はガラガラのまま賢島を発車します。しばらくして、乗車証と「おしぼり」が配られました。特急しまかぜ号が登場してもう4カ月になりますので、沿線の方は珍しくもないのか驚く事もなく普通にチラ見程度です。列車は、鳥羽に到着します。鳥羽水族館の最寄り駅ですので家族連れが多く乗車して一気に車内も賑やかになります。鳥羽を出て、伊勢湾をほんの一瞬僅かに見て内陸へ進みます。宇治山田駅・伊勢市駅の2連続停車駅での乗車はさすがに多く一気に満席となります。やはり、伊勢神宮の参拝の方が利用するようです。列車は、北上をして次は四日市まで止まりません。津は通過します。車内は、普通の乗客も珍しそうに右往左往してみています。そろそろ、乗車も疲れる時間帯ですので電動リクライニングを調整して電動レッグレストを出して、エアクッションを作動させます。エアクッションを「リズム」にするとマッサージチェアーに座ったかのような感じで疲れがとれます。そうこうしていると四日市に到着。なんと、半分以上の方が下車してしまいました。車内は一気に静かに空席も増えました。それでも、四日市からも数名の乗車がありました。列車は、三岐鉄道北勢線の電車と並走して桑名駅を通過。長良川・木曽川と渡り、あおなみ線と新幹線が近づいてくると地下へ入ります。ここで、鳥羽行の特急の発車が遅れているのか信号停止。普段ならイライラモードですが、今日はこれで2分余計に乗っていられると嬉しい心境。でも、列車は動き始めて2分で名古屋駅に到着。3ヶ月待って、ようやく叶った特急しまかぜ号の乗車も無事に、そしてあっと言う間に終了しました。
 

しまかぜ号と初対面
 

しまかぜ号(賢島15:40−名古屋17:44)
 
 名古屋到着後は、大曽根駅近くの大曽根温泉「湯の城」へ。今日は、ここで入浴と休憩をします。この施設にした決め手は、旅行者用に大き目のロッカーがあること。まさにこれに尽きます。そうしないと、店から許可をもらって一番外れの一番下のロッカーを2個使わなければなりませんし、最悪の時は入店を断れる事もあります。「城の湯」は、HPに大き目のロッカーがあると記載がありましたので、迷わずに利用を決めました。一番良かったのは、露天風呂の「ねやの湯」で横になってぬるめのお湯のつかる事が出来ます。と言う事でガチで1時間は爆睡してました。
 入浴を終えたら大垣へ。名古屋駅で忘れちゃいけない名古屋の味「きしめん」を夕飯にして特別快速で大垣へ。花火大会が各地であったようで混み合っていましたが、何とか通路側に着席完了。これで大垣まで安心して移動できます。
 大垣では時間がありましたが、特にいる場所もありません。仕方なく歩道の上で夜風に当たっていると同じような人が何人も・・・。おまけに、冷たい飲み物が温くならないようにと考える事は同じで、駅下のローソンは22:20頃から混雑・・・。と、だいたいムーンライトながら号の乗客がとる王堂パターンをこなしてホームへ。快速ムーンライトながら号は、発車5分前ではなく2分前に入線。すぐに発車しました。大垣の時点では空いていますが、名古屋で7割が埋まり豊橋で満席になりました。おそらく、今日の乗車を以て183系・189系のムーンライトながら号の乗車は最後になるので、浜松と沼津でちゃんと撮影しました。そして横浜から、だんだんと空が白くなって夜が明けていく光景を189系から見ました。もう、これで189系からこのような光景を見る事はないかと思います。悔いのないように見届けて東京駅に降り立ちました。
  

大曽根温泉「湯の城」で入浴休憩
 

名古屋出発前に「きしめん」で夕食
 

特別快速(名古屋20:45−大垣21:17)

ムーンライトながら号(大垣22:49−東京5:05)
       

■3日目【7月28日日曜日】


■久々の371系とレトロ列車の旅
 旅行最終日は、東京駅から西へ戻ります。始発の東海道本線は、1号車まで歩けばガラガラでボックスに座る事ができました。夜明け直後の東京駅を発車して列車は西へ。途中の川崎から混雑しましたが、この後は爆睡して良く解りません。小田原では結構乗っていた記憶がありますが・・・。それでも寝過ごすことなく熱海で下車。
 熱海で下車、東海道本線の普通は沼津行きで沼津で静岡方面に接続があるのに?。と、思われる方も多いかと思います。実は、熱海から後続になる静岡行は特急型の373系電車なんです。3両編成で混雑を警戒しましたが、みなさん先を急がれるようでこちらの列車は数名しか乗車していません。私は、富士駅までですので快適な373系の普通列車を選択しました。やはり、沼津行(静岡行に接続、静岡で浜松行に接続)の続行ですので乗客は少ないです。熱海を出た時点では数名の乗車で、これは特急型車両で快適な旅を・・・・。と思ったのですが、甘くはないようで三島で混雑が始まりました。ただ、高校生主体ですので、ある程度の駅で入れ替わりがあります。結局は相席になることなく富士駅まで乗車できました。
 さて、富士駅では改札前のパン屋さんで食事もできると言う情報を頂きまして、「モーニング」を頼みました。アイスコーヒー・ゆで卵・トーストで360円。やはり、ここは東海圏ですね。量の割に安く感じました。今日は日曜日で空いていましたので、しばらくここで休憩とします。
 

早朝の東京駅に到着
 

普通(東京5:20−熱海7:08)
 

普通(熱海7:27−富士8:12)
 

富士駅改札前のパン屋で朝食休憩
 
 富士駅から急行富士山トレイン371号に乗車します。懐かしい特急あさぎり号の車両です。富士駅からだと乗車券込みで2000円で収まり約1時間(58分)乗車できるのも魅力です。ホームの先で進入を撮影してから発車ホームへ。停車時間が7分あるので余裕があります。先頭も撮影して車内へ。約7年ぶりに371系に乗車しました。この車両が登場した平成3年は高校1年でした。どうしてもこの車両に乗りたくて、5月に乗車しました。当時は人気で旅行会社でも、なかなか日曜日の指定は取れなかったのですが、ようやく取れた席が壁の前。ちょっと、ほろ苦の発乗車となりました。ふとその事を思い出して長野駅のMVで座席表を見ると空いていたのでその席を選択。当時は、問答無用で特急券は回収されたので正確な席番は解りませんが、現在の2号車1番D席です。今日は、逆方向なので最後部になります。
 いや〜懐かしいの一言です。座席も今でも特急で十分通用するレベルです。車内は、7号車とグリーン車がほぼ満席。後は、5・6号車が混んでいました。手にしている乗車券を見るからに、パック旅行の券ですのでこのあたりは企画枠になっているようです。一方、1号車・2号車は空いていました。今日は、非常に残念ながら富士山を見る事は出来ませんでした。今日は、富士駅から急行富士山トレイン371号に乗車して富士山を見て御殿場で降りる。と、考えていたので自然相手とはこれだけは無念でした。ただ、再び御殿場線内で371系に乗車できたのは良かったです。
 

富士山トレイン371号(富士9:35−御殿場10:33)
 

久々に御殿場駅に到着
 
 御殿場からは、御殿場線で国府津へ。2両編成の列車は混雑していましたが、御殿場ほとんどの乗客が降りましたので、進行窓側のボックスに座れました。これで御殿場線を完乗して国府津へ向かいますが、この後が悪かった・・・。なんと、中学生の団体がトリプル乗車で車内は途中から大混雑。遅れに遅れて、東海道本線の普通と国府津で同時に進入。接続は取ってくれたようですが、ホームで教師も中学生もホーム上で広く場所を取り動こうとせず誰も身動きが出来ないうちに、東京行は乗り換え客が数名乗車して乗り換えが終わったと思ったのか発車してしまいました。仕方ないので、後続の快速アクティー号で東京へ。東京駅では、到着時間が7分まで縮まるのが不幸中の幸いでした。E233系のグリーン車で涼みながら快適に東京駅へ。
 東京駅で、東京駅舎をゆっくり見学して上野へ。上野から籠原行に乗車して上尾に向かいます。沿線は、撮影の方が大勢いましたが、遅延していた特急カシオペア号が赤羽駅を出てすぐにすれ違いました。(14:30頃)。続いて、京浜東北線をEastiEが走行していました。これは人出が多いはずです。少し早いですが、上尾駅に到着して、レトロ高崎線130周年号を撮影します。
 

普通(御殿場11:25−国府津12:11)
                      ※遅れ:国府津12:17

快速アクティー号(国府津12:30−東京13:37)
 

東京駅を見物
 

普通(上野14:14−上尾14:48)
 
 上尾からは、快速レトロ高崎線130周年号に乗車します。旧型客車で高崎線を旅するのは初めてです。今回は1号車ですので扇風機が付いていますので、それなりに停車中も涼しいです。レトロ高崎線130周年号は上尾を発車します。西日差す高崎線を高崎へ向かって走ります。満席の割には空席が結構あります。それより驚いたのが速度の速さです。こんなに早い旧客は初めてです。やはり、電車と電車の間のスジだとあまり余裕がないのでしょうか、途中の停車駅の停車時間も僅かです。
 熊谷では、SLパレオエクスプレス号の回送と僅かな時間並走しました。これは凄いサプライズで車内からも歓声が上がっていました。この列車は、特に乗車証や記念品の配布はありませんでしたが、かえってこの速度だと往年の旧客の急行を再現したようで雰囲気的には良かったです。途中で雨が降ってきましたが、大したこともなく高崎駅に到着。
 今回の「青春18きっぷ」の旅は高崎で終了です。
 
 高崎からは、モバイルスイカで新幹線で戻ります。月曜から仕事なのと、JRバス・しなの鉄道の乗車券代と所要時間を考慮すると、モバイルスイカ特急券4400円で長野まで帰った方が得策です。しかも、「紙のきっぷ」の自由席特急券・乗車券より10円安く指定席に乗れます。と言う事で、高崎からは新幹線あさま535号で一気に長野へ。8号車は空いていて空席が結構ありました。今までの「のんびり旅」から一気に現実に引き戻すかのように新幹線あさま号は、あっという間に長野駅に到着して今回の旅が終了しました。
 今回の旅の感想・・・。多少費用をかければ、「青春18きっぷ」でもこんなに楽に移動できるんだ・・・。(でも、指定席券の510円もある程度の枚数になると馬鹿になりなりませんね。)
 

レトロ高崎線130周年(上尾16:01−高崎17:12)

あさま535号(高崎17:35−長野18:29)
    
   

■その他


■今年は7月中で4回使用
 今回は、一気に3回分使用しました。近鉄区間と急行富士山トレイン371号乗車区間は普通乗車券を使用し、高崎からの「あさま535号」は、モバイルスイカを利用しました。
 それでも、かなりお得かと思います。今回は、列車の使用車種にも恵まれた事もあり、かなり楽な乗車となりました。
 8月を前に「青春18きっぷ」は残り1回となりました。