3:ガタゴト日誌(旅行記) 作成日:2013年 7月21日(日) 

2013年夏の「青春18きっぷ」の旅@ 

イベント列車で上信越1周の旅

2013年7月20日(土)


青海川駅に停車中の快速信越・飯山回遊号
 

 7月20日は、快速信越・飯山回遊号(高田−十日町)と快速風っこ飯山線90周年号(森宮野原−長野)が運転されます。この両列車の発着駅となる十日町駅と森宮野原駅は飯山線ですぐの距離。しかも上手く乗り継ぎ可能な時間で運転されますので、この両者の列車を乗り継いで上信越を1周(一部重複あり)をしようと日帰りの小旅行をしました。


■115系普通列車で長野へ

普通(長野6:31−高田7:34)
 長野から普通列車直江津行に乗車します。今までの乗車記録を見ると空いている印象でしたので、今日も余裕かと思いましたが、長野駅から結構乗っていて驚きました。この区間をJRの115系で直江津まで乗車出来るのもあと僅かです。
 途中の妙高高原から先は、高校生で混雑するのは前回までと同じでした。今回は、直江津までの乗車ではなく高田で下車しました。高田で下車するのは何年ぶりでしょうか。駅舎がとても綺麗になっていてびっくりしました。

  
■信越・飯山回遊号で十日町へ
 十日町から快速信越・飯山回遊号で十日町へ向かいます。車両は、長野支社ご自慢の「リゾートビューふるさと号」です。長野から高田まで回送で来るなら長野から(新潟支社なら妙高高原)からのせてくれてもと思いましたが、まぁ新幹線延伸後のリゾート列車の試行的要因もあるようなので、高田始発となったようです。長野では普通に乗車している「リゾートビューふるさと号」も、運転区間が変わるととても新鮮です。直江津を出てしばらくすると日本海を見ながら走行します。天候は残念でしたが、大きな窓から見る日本海の景色は普段は海と接しない生活ですのでとても新鮮でした。また、海に近い駅の「青海川駅」での停車も良かったです。
 列車自体は、指定席(一般枠)が完売の割には6割程度の乗車率でした。「びゅう」旅行商品の1号車と一般発売の2号車に分かれていて、これは「車いす」対応座席の有無の関係で、この車両を使い旅行商品枠と一般発売枠で分ける場合は普通の分け方です。「びゅう」旅行商品の方は、それなりの旅行代金を支払っているので、沿線の名物がいろいろ配られて食べられたようです。一般枠は、観光パンフレットのみの配布で終了しました。せっかく車内販売が乗車しているのですから、旅行商品で配った沿線の名物のうち特別に梱包されたもの以外の1〜2種類は車内販売すれば、一般枠でもさらに旅が楽しめたでしょうし旅行商品との差別化も維持出来たかと思います。
 列車は、日本海に別れを告げて内陸に入り長岡へ。長岡から進行方向を変えて上越線に入り山間部を走行します。越後川口から飯山線に入ります。ルート的には結構楽しいルートです。飯山線内に入ると各駅に運転停車となります。しばらく飯山線の景色を見ていると列車は終点の十日町に到着します。

信越・飯山回遊号(高田8:29−十日町11:02)
 

高田駅にて
 

高田駅発車前
 

直江津駅にて
 

長岡駅にて

十日町に到着
   


■飯山線で時間調整

普通(十日町11:19−戸狩野沢温泉12:37)
 

普通(戸狩野沢温泉12:42−飯山12:53)
 

普通(飯山13:24−森宮野原14:18)
 快速風っこ飯山線90周年号までは時間がありますので、飯山まで飯山線に乗車して時間調整してきました。私が乗車した列車は空いていて良かったのですが、行き違いの列車は混雑していました。
 夏の時期に飯山線に乗車するのは、かなり久しぶりでした。夏の緑が濃い山間をキハ110系で時間調整するのも悪くはありませんでした。
 それにしても、飯山駅前の変貌ぶりには驚きました。古い建物が続々と取り壊されてますね。新幹線駅も工事が終盤と言った感じです。駅前の工事も着々と進行していようようです。

  
■風っこ飯山線90周年号
 森宮野原駅から快速風っこ飯山線90周年号に乗車します。窓側はほぼ埋まる感じの乗車率で森宮野原駅を発車します。今回も千曲川沿いの進行方向窓側を確保して、夏のトロッコ風気動車「風っこ」の旅を楽しみます。やはり夏本番の時期ですので、西日が射して風は心地良いものの結構暑いです。車内では、乗車記念のポストカードが配布されました。列車は、千曲川に沿ってゆっくりと進みます。沿線で撮影している人はほとんど見かけませんでした。森宮野原駅を出て約50分で列車は山間部を抜けて戸狩野沢温泉に到着します。やはり気温差がありこちらの方が暑いです。その後、飯山駅で少々停車して列車は、再び千曲川と沿って進みます。千曲川と分かれてしばらくすると、信越本線が接近してきて並行して豊野へ。豊野駅では、長野新幹線の接続をとって遅れている普通列車と交換して信越本線に入ります。
 列車は、信越本線をラストスパートと行きたいところですが、三才で運転転車して飯山線と交換。北長野を通過して長野総合車両センターを見えてくると、長野市街地に入り列車は長野駅に到着しました。
 今回は、車内放送時にオルゴールが鳴りませんでした。JR東日本で気動車用の車内オルゴールを装備している車両は少ないので、「JR東日本(長野支社)管内ではなかなか聞けない車内オルゴール」としてアピールしてオルゴールを鳴らした後に車内放送をすれば乗客も楽しめたのかもしれません。

風っこ飯山線90周年号(森宮野原14:42−長野16:56)
 

千曲川に沿って夏の「風っこ」の旅
 

戸狩野沢温泉駅にて

高社山と千曲川
   

■その他


■2013年夏の「青春18きっぷ」
 今回は、「青春18きっぷ」を乗車券に使用しました。使用開始日の当日(7/20)に使うのは久しぶりです。
 今回は、一部重複しますが、信越本線・上越線・飯山線・信越本線で一周しました。
 通常だと、長野→豊野(直江津・長岡・森宮野原経由)で4620円。豊野→長野230円。森宮野原−飯山(往復)1140円。合計で5990円となりますので、青春18きっぷ1回分(2300円)と比べて3690円のお得となりました。