3:ガタゴト日誌(旅行記)
   2010年夏「青春18きっぷの旅」A
作成日:2010年8月22日(日) 

上越線イベント列車の旅

2010年 8月21日(土) 


水上駅に入線する「ゆめぞら1号」
 

 2010年夏の「青春18きっぷ」の旅2回目は、「青春18きっぷ」をメインに別購入で乗車券類を購入して上信越を1周しました。ただ、乗車の関係で越後湯沢〜水上は1往復余計にしましたが、上越線(越後湯沢以南)初運転の「ゆめぞら」とSLみなかみ号の乗車を楽しみ、ポケモン編成の「あさま」で長野へ戻りました。


■直江津経由で越後湯沢へ
 長野から普通列車直江津行に乗車します。115系6連ですが、今日は結構乗っていて長野駅発車前に見て回りましたが、ほとんどのボックスが埋まっています。北長野からの乗車も多かったのですが、その後は乗降とも少なく車内は落ち着いていました。列車は、新潟県に入り妙高高原から断続的に高校生が乗車してきます。1駅進むごとに混雑してきます。混雑がピークとなり始めた南高田・高田で高校生の殆どが下車しました。代わりに高田から大勢の乗車がありました。
 
 直江津からは、北越急行線に乗り換えます。ここは、別に乗車券が必要なので清算も面倒なのであらかじめ乗車券を準備しました。わざとJR線を跨がせて。直江津で乗り換えた「ほくほく線」の越後湯沢行きは、ラッピング編成でした。これは運が良かったです。車内は空いていましたが、主要駅に着くたびに混雑しました。途中のトンネル内の信号所で「はくたか2号」とすれ違いましたが、すごい耳ツンでした。大迫力の特急通過待ちでした。その後は、特に何もなく淡々と列車は進みます。十日町からは混雑しましたが、六日町で空きました。六日町では、上越線の列車が先に行くため急ぐ人は上越線に乗り換えます。
 私は急がないので、そのまま車内で発車を待ちます。上手くしたもので、発車時刻近くになると乗客が集まり再び車内が混み始めましたが、大した混雑にはなりませんでした。上越線をノンストップで越後湯沢まで運転します。普通列車ですが、快速列車みたいなのもですね。終点の越後湯沢には定刻に到着しました。

長野駅を出発
 

普通列車(長野6:31−直江津8:04)
 

ほくほく線(直江津8:09−越後湯沢9:48)
 

ラッピング車「ひまわり」マーク
 
    
■「ゆめぞら」で上越国境を往復
 越後湯沢駅に到着しました。ただ、列車は入線していません。先程、北越急行線の普通列車で通りかかった六日町の車庫で出区待ちをしていました。
 ここで、知人の方にお会いして水上まで1往復します。越後湯沢の駅で待つことしばし、発車の数分前に六日町から回送で列車が到着しました。撮影する暇もなく慌ただしく乗車します。
 越後湯沢を出た列車は、上越線を快調に南下します。車内は、時間帯のせいか空席も結構見られ隣も誰も来ませんでした。さて、列車はトンネルに入りシアターの上映が始まりました。ただ、北越急行線での使用を前提としているので、タイミングや上映時間にバラつきが出てしまうのは仕方ないと思います。
 列車は、一旦上映を中断して土合駅に停車します。土合駅でようやく撮影の時間できました。山間の駅とはいえ今日は暑いですね。しばらく停車して、横断幕に見送られて土合駅を発車します。その後再びシアターが上映されました。乗るときはトンネルの長く退屈な上越国境ですが、本日はトンネルに入るのが楽しみであっという間に水上駅に到着しました。
 
 水上から折り返しの快速ゆめぞら1号に乗車します。SLみなかみ号との並びも何とか撮影で来て大満足の乗車となりました。車内は、やはりSLから乗り継ぐ人が多いのかほぼ満席の盛況でした。水上を出た列車は、上越線を北上します。下り線のほうがトンネルが長いので車内シアターも楽しめそうです。
 トンネルに入るとさっそく車内シアターが始まりました。今回は、上映中の上映装置も撮影しておきました。後は、ゆっくりと上映を楽しんでいると列車は、土合駅に到着しました。
 土合駅に降りた瞬間・・・涼しい。このままひと夏の間引き籠っていたい心境でした。土合駅の下りホームに北越急行の車両が停車しているのも貴重ですので、しっかりと記録しておきました。本来なら冷房が効いていて涼しいはずの車内が暑く感じました。
 その後列車は、いくつかの上映をしてトンネルを抜けて越後湯沢に到着しました。
 

越後湯沢で乗り換え
 

ゆめぞら2号(越後湯沢10:08−水上11:00)
   

シアター上映中
 

水上に到着
 

SLみなかみ号の並び
 

トンネル駅の土合に到着
(ゆめぞら1号(水上12:10−越後湯沢13:16))
   
■「ゆめぞら」&「SLみなかみ」で高崎へ
 ゆめぞら1号で越後湯沢駅に到着後、知人の方と別れ再び快速ゆめぞら4号に乗車します。この列車に乗ると、水上駅でSLみなかみ号に乗り継ぎができます。今回は、水上からSLみなかみ号に乗車するための接続列車として乗車します。朝の2号とは違い、SL列車に乗り継ぎができることから車内はほとんどの席が埋まっています。トンネル内でのシアター上映を楽しみ土合駅に停車します。午後になって、暑さもヒートアップしたようです。その後、ループ線を下り水上駅に到着しました。終盤のシアター上映で、「ほくほく線」「ゆめぞら」と出て花火が上がるシーンが一番良かったです。
 水上駅では、SLみなかみ号の発車まで時間があります。しかし、12系客車には乗車できるので冷房の利いた涼しい車内で発車を待ちます。
 
 汗がようやく引けるころD51がホームへ移動して来ました。一旦停止後、高崎側へ移動してバックで2番線に入ります。D51がゆっくりと進入してきて12系客車と連結されました。が、1番線からの編成写真は広角しか使用で来ません。理由は、架線柱が1番線と2番線の間にありこれがちょうど良い場所に立っているのです。広角で撮影後は、2番線へ回り撮影します。こちらは、機関車に近づけないように鎖で立ち入り禁止区域が設定されています。これは嬉しい配慮で、機関車の横に人が立つ事が出来ないので安心して撮影できます。車内の観察も終えると、汽笛一斉、水上を発車します。と書きたいところですが、家族連れが乗り遅れて急停車。今度こそ水上を発車しました。
 
 水上を出た列車は、高崎までのほとんどの区間が下り勾配のため足取りも軽く運転しています。沿線では、チラホラ撮影している人を見かけますが、そんなに多くはありません。乗車証明の配布が始まりました。渋川では23分停車します。ここでもD51の撮影が出来ます。家族連れの多くは、なぜか渋川で先行する高崎行に乗り換える家族が多く驚きました。先頭部も、待てば何とか撮影できました。渋川を過ぎると終点高崎までは静かな車内でした。本当に、列車が淡々と走っている感じです。新前橋を出ると終着高崎も目前です。今回は、上り列車の乗車のみでしたので登り勾配を走るD51の音を堪能できなかったのは残念ですが、今年も上越線でのD51の走りを楽しめて良かったです。
 

ゆめぞら4号(越後湯沢13:33−水上14:36)
 

土合駅舎
  

車内シアター
 

水上駅で乗り換え
 

SLみなかみ号(水上15:20−高崎17:20)
 

貴重な12系客車の旅
 
   
 
■帰路は一気に新幹線で
 今回の旅行の最後の部分は、JRバスと「しなの鉄道」の乗り継ぎになります。当初は、在来線を使い乗り継ぐ予定でしたが、会社から翌日の出勤要請が来たため、早めの帰宅を目指して新幹線で長野へ行くことにしました。今回は、割安な「モバイルSuica特急券」を利用します。軽井沢〜長野だと3000円に横川から軽井沢のバス代を入れて3500円。高崎からだと4400円です。1400円の差はありますが、短縮時間を考慮して高崎から新幹線利用としました。
 
 高崎駅で、指定席券の照会をしたため時間が掛り「あさま583号」
の乗車になりました。座席位置は、A席側以外は指定せずに試しに購入しました。指定されたのは8号車12番A席でした。臨時なのに混んでいるな・・・。と思ったら、車内はガラガラでした。一番空いている号車を指定してくれるようです。本日は、ポケモンラッピング編成でした。今年初めてこのラッピング編成に乗車しました。座席カバーが紙なのが、新幹線らしからぬ安っぽい雰囲気ですが、期間限定ですし仕方ないのでしょうね。持ち去られる危険性もありますし・・・。
 やはり、新幹線は速いですね。当初の予定では、横川駅でバスを待っている時間(高崎17:50の普通に乗車予定)に、終着の長野に到着しました。
 本日の旅行も無事に終了しました。

モバイルSuica特急券画面
 

あさま583号(高崎17:55−長野18:44)
 

「ポケモン」ラッピング
 

座席カバーも「ポケモン」

長野に到着