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3:ガタゴト日誌(旅行記) |
作成日:2010年6月15日(火) |
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ウィークエンドパスで行く |
新緑の南東北ジョイフルトレインの旅
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2010年6月12日(土)から1泊2日
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左沢駅に到着したSLさくらんぼ号
運転開始以来、ずっと乗りたくて仕方なかったSLさくらんぼ号に今回知人の方の協力で乗車できることになりました。というわけで、初めて「ウィークエンドパス」を利用した遠征を企画しました。「土・日きっぷ」とは違い、特急券類は全て別購入となりますで長野などの地方の場合は、高崎や大宮まで一旦新幹線で出て乗り換えるのが主流ですので、かなりの値上げとなります。乗りたい欲求と金銭的な都合を上手に両立させるのは結構大変でした。 |
■長野から酒田へ
長野から新幹線あさま506号で高崎へ向かいます。乗車した4号車は、普段から長野駅の階段位置の関係ですいているのですが、最近はそれに拍車が掛っているようで数える程度しか乗車していません。それでも、上田・佐久平からの乗車が多く座席の窓側が埋まる程度まであったのは救いです。本日は、上越新幹線に乗り変えるため高崎で下車します。
高崎からは、新幹線とき305号に乗車します。SLばんえつ物語号への乗継お勧め列車に指定されていて、パック旅行の際は、指定席でも自由席でもこの列車が指定され結構乗っていることもあるので、「駅ねっと割」で指定席券を購入しました。シートマップで、一番空いている号車が10号車ということで先頭部の撮影にも都合がいいので10号車を選択しました。車内に入って、荷物を置いた後に自由席を見てみると空いている・・・。まぁ、自由席+210円(駅ねっと割)で座席確保の安心を買ったと思えば安いものですが・・・。新緑の上越国境を越えて越後湯沢で大勢の乗客が下車してしまったあとは、本当に快適に200系の乗車を楽しめました。
新潟からは、快速きらきらうえつ号に乗車します。新潟を出た列車内では、スーツ姿のビジネス客も多く乗車しており、特急いなほ号の代わりとしても利用されているのがわかります。ほぼ満席の列車は、村上から海沿いに走ります。ただ、私の席は山側ですのでデッキで楽しみます。しばらく日本海の車窓を楽しみ、また座席に戻り山側車窓を楽しんでいると列車は、日本海に別れを告げ庄内平野に入ります。いつの間にか、満席だった車内は空席だらけになり終着駅の酒田に到着しました。今日も暑いですね。
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あさま506号(長野6:58-高崎7:52)
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とき305号(高崎8:08-新潟9:29)
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きらきらうえつ号(新潟10:15-酒田12:51)
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日本海に沿って北上
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庄内平野へ |
酒田に到着 |
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■酒田から仙台へ
酒田で休憩後は、快速最上川号で新庄へ向かいます。キハ110系2両の編成で、ワンマン快速です。ワンマン運転ですので出口は一番前です。また、新庄駅の出口や乗り換えも一番前が便利ですので、自然に先頭から席が埋まります。この列車は、ほとんどの駅を通過するので乗客も少ないだろうと思いましたが、それでも結構乗車していました。途中の余目からの乗車が特に多く、満席とはなりませんでしたがほとんどの席が埋まりました。陸羽西線を快調な速度で飛ばして新庄へ向かいます。途中の駅は、降車客ばかりで乗車客はほとんどいませんでした。途中、最上川の「船下り」も見ることができました。
新庄からは、5分の乗り継ぎで快速リゾートみのり号に乗車します。仙台まで、指定席料金のみで程よい早さで快適な座席が提供されるこのような列車は、非常にありがたい限りです。新庄を出た時点では、車内はガラガラで鳴子温泉からの乗車を予想しましたが、鳴子温泉を出てもガラガラでした。西日が差す時間帯の陸羽東線をマイペースでゆっくりと進みます。途中駅にマルスの設置されている駅がほとんど無いので、車内での指定席の発売が結構ありました。それも短区間乗車がほとんどを占めており、陸羽東線内だけでも自由席があれば地元の方々も便利かと思いましたが・・・。まぁ、設定の用途が違いますしね。
小牛田から東北本線に入ると、特急並みのフルスピードで東北本線を駆け抜けて仙台に到着しました。
本日は、2種類の観光用ジョイフルトレインに乗車できました。
本日は、仙台で宿泊となります。「土・日きっぷ」時代は、車中泊か自宅へ戻っていたので「ウィークエンドパス」のエリア内での宿泊は久々です。 |
快速最上川号(酒田14:00-新庄14:51)
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最上川船下り
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リゾートみのり号(新庄14:56-仙台17:37)
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西日の陸羽東線を小牛田へ
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最上駅で列車交換 |
仙台駅に到着 |
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■新緑の山形路を走るSL列車
ホテルを出発して、仙台から山形行の快速に乗車します。混雑を警戒して早めに到着しましたが、列車自体が6両編成でしたので相席にならずに済みました。新緑の美しい仙山線を山形へ向けて進みます。乗車の後半では、仙山線の車掌のハイライトとなる山寺を眺めることができました。山形線での人身事故によるダイヤ乱れを心配しましたが、無事に山形駅に到着しました。
山形からは、知人の方々と合流してSLさくらんぼ号に乗車します。列車は、東大手門を見ながら山形市街地に別れを告げます。下りは、なんと小窓のスハフ32でした。SL列車でこの客車に乗車できるとは運がいいです。車内は、家族連れで本当に全ての席が埋まっています。空いているのは、調整用と思われる1ボックスだけです。しばらく標準軌の山形線と並走して北山形駅に到着します。当初は2分停車の予定でしたが、山形線人身事故の影響で遅れている新庄からの普通列車を待ち合わせる関係で8分停車に変更されました。普通列車からの乗り換え客を乗せて列車は左沢線に入ります。
羽前山辺を出ると、速度を上げて運転します。最上川を越えて寒河江に着きました。ここでも歓迎イベントがありました。寒河江を出るとトンネルがあります。汽笛の合図とともに車内放送で窓閉めの放送が入ります。この天気での戸締めは厳しいですね。2つのトンネルが続くので、トンネルとトンネルの間も窓を閉め切りしていたので、室内温度が一気に上がりました。トンネルを通過して、やれやれと窓を開けて涼んでいると終着の左沢駅に到着しました。 |
快速(仙台8:15-山形9:26)
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山寺を見ながら山形へ
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山形に到着
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SLさくらんぼ号(山形10:44-新庄12:06)
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初夏のSL列車の旅 |
左沢駅に到着 |
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■左沢での昼食
左沢では、折り返し時間を利用して昼食にします。3人で向かった場所は、駅から徒歩数分の「丸五そば」。地元でも人気のようで、あいにく満席でしばらく待つことに・・・。待つことしばし、ようやく店内に入れました。大盛りすると量が多いときていたので大盛りを注文。しばらくして、山盛りの「そば」が・・・。長野に比べて「そば粉」の割合が少なく物足りなさを感じましたが、かえって新鮮な味で楽しめました。それにしてもすごい量でした。
その後は、左沢駅構内の「おおえ秋まつり」展示ホールを見学して時間を過ごしました。 |
左沢駅舎内の「おおえ秋まつり」展示ホール
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丸五そば店 |
大盛りを頼むとこのボリューム |
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■SL列車で山形へ、そして長野へ
帰路も、左沢からSLさくらんぼ号に乗車します。帰路は、寒河江駅以外停車時間のある駅もなく列車は淡々と進みます。帰路もほとんどの座席が埋まっている盛況ぶりでした。やはり、往路に比べて復路は疲れているのか車内は幾分静かです。昼下がりののんびりとした時間帯、SLが引く旧型客車に揺られるとは最高の贅沢です。北山形からは、標準軌の山形線と並行して終着の山形駅に到着しました。
帰路は、あっという間に到着しました。左沢線のSLの旅を楽しみ長野への帰路につきます。
山形からは、山形始発の「つばさ122号」に乗車します。何とやってきたのは、E3系1000番台・・・。正直、次の列車の自由席にしようか本気で迷いましたが、折角だからと促されて乗車。車内は、ほぼ満席の盛況です。車掌が通ると、方々から何でコンセントがないのか?。パソコンが使えない。携帯の充電ができない。との問い合わせや苦情めいた意見が多数・・・。
何だかんだで、米沢に到着。米沢で自由席は満席になったようで指定席のデッキにも数名の立席客が・・・。板谷峠を超えて間もなく福島というところで、ゾロゾロと11号車方面へ立席客が移動してゆきます。と、ここで信号停車・・・。山形方面行の「つばさ」が少々遅れているようです。山形方面行の「つばさ」が通過してノロノロ状態で運転再開。多分、Maxやまびこ号が14番線に入っていないのでしょう。福島駅構内に入ると急いでいるのか、けっこうな衝撃で連結完了。福島ダッシュが開催されましたが、ドアが開いて僅かで発車の音楽が・・・。福島からMaxやまびこ・つばさ122号となった列車は、回復運転も兼ねてすごいスピードで東北新幹線を走行します。夕暮れの大宮には、4分遅れの到着で「あさま580号」より遅く到着したので「あさま号」を先に出すかと思いましたが、こちら側が先行しました。本当は、大宮で乗り換えても良かったのですが、山形新幹線には乗る用事がめったにないので東京まで乗車しました。
東京では、新幹線乗換改札で知人の方々と別れ赤レンガ駅舎の工事状況を見て新幹線ホームへ戻ります。あさま545号に間に合いそうです。自由席の混雑を警戒しましたが、結局2号車に限っては心配もよそにガラガラのまま東京駅を発車。結局、大宮-高崎のみ少々混雑した程度で相席にもならずに長野に到着しました。
今回は、いろいろな列車に乗車できました。次回は、もう少し無駄を省いて安価で乗車できるように工夫します。 |
SLさくらんぼ号(左沢14:19-山形15:20)
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SL列車に揺られて・・・
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つばさ122号(山形15:57-東京18:48) |
あさま545号(東京19:28-長野21:08) |
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■ウィークエンドパス
ウィークエンドパス本体
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今回の旅行では、初めてウィークエンドパスを利用しました。見た目は、普通列車のみ利用可能の乗車券タイプになりましたが、新幹線・特急・急行を利用の際は、料金券をそれぞれ購入せねばならいないので、ルートや出発点によっては大幅な値上げとなりました。
今回は、25760円となりましたが、「とき号」と「つばさ号」は、えきねっと割引で指定席を利用したため、合計700円引きとなりましたので、最終的には25060円となりました。
どちらにしろ、列車で気軽に旅行と言うわけには行かなくなりました。 |
案内券(1)
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案内券(2)
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アンケート券 |
レンタカー割引案内券 |
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