冬の南東北SLとリゾート列車の旅
2008.12.20
 

鳴子温泉で並んだ「SL湯けむり号」と「リゾートみのり号」
   
■クリスマストレインの旅
 須坂駅から、長野電鉄の始発列車に乗車して長野駅に到着しました。半分くらいの乗客がダッシュしてJR長野駅に向かいます。私も、ダッシュはしませんでしたが、足早にJR長野駅に向かうと長野6:07発の新幹線あさま502号に間に合いました。発車案内と撮影して先頭部で撮影して、先頭部ドアから乗車した時点で発車の音楽が鳴り終わりましたので、まぁ撮影を考慮しなければ間に合いそうです。
 新幹線あさま502号は、空いていて2号車で快適に乗車できました。上田、佐久平を過ぎても乗ってくる人は少なく、通常(平日)の新幹線あさま502号の始発駅となる軽井沢でようやくまとまった乗車がありました。碓氷峠を越えて列車は高崎に到着しました。
 
 高崎からは、上越新幹線に乗り換えます。本来なら、次の新幹線あさま504号でも3分で乗り換えできるのですが、今日は1本早い新幹線あさま502号で来たので時間的に余裕があります。次の新幹線たにがわ401号は、指定券も発売済で自由席の混雑も予想されましたが、「ガーラ湯沢スキー場」が雪不足でオープンできないため、指定席も戻り自由席も座れるかと期待されました。高崎駅で待つこと30分、問題の新幹線たにがわ401号が到着しました。「空いている・・・」。まぁ、指定席ですから当然です。車両が過ぎていって自由席は・・・。あっこちらもガラガラだ。乗車位置の1号車は、数人しかいません。余裕で、好きな場所に座ることが出来ました。この列車は、乗車時間が短いので乗車を楽しむ時間も無く越後湯沢に到着しました。ガーラ湯沢スキー場がオープンしてはいませんが、列車は所定通りガーラ湯沢スキー場まで運転されていますので、数分で越後湯沢駅を発車してゆきました。
 
 越後湯沢からは、新幹線Maxとき303号に乗車します。この新幹線Maxとき303号は、高崎通過となっていますので越後湯沢で乗換えが発生します。前回の乗車時には、自由席が満席で痛い目に遭いましたので今回は指定枠1回目を使いました。2階席のA席側指定だった通り、越後湯沢を出てもかなり乗っていました。越後湯沢を出て越後平野に出ると長岡に到着します。長岡ではかなりの乗客が下車しました。長岡からは快適にE4系新幹線の乗車を楽しみ新潟に到着します。
 新潟からは、SL X`masトレイン号に乗車します。すでに7番線に入線していますので、C57の撮影をしてから乗車します。車内もクリスマスの装飾がされていて、いつものSLばんえつ物語号とは趣が違います。車内は、ほぼ満席の盛況で阿賀野川に沿って列車は進みます。残念ながら雪景色には恵まれませんでしたが、クリスマス気分溢れるSL列車の旅を楽しみ会津若松に到着しました。
 

あさま502号 長野6:07−高崎7:00
 

たにがわ401号 高崎7:33−越後湯沢8:04
 

Maxとき303号 越後湯沢8:13−新潟9:03
 

SL X`masトレイン号 新潟9:43−会津若松13:31
 
   
■新型「つばさ」現る
 会津若松から快速あいづライナー4号で郡山へ向かいます。485系6両編成で、リニューアルされている豪華な快速列車です。車内は混みあうかと思いましたが、先頭の1号車は空いていて485系の旅を楽しむ事が出来ました。
 
 郡山からは、新幹線つばさ119号に乗車します。最初はE3系かと思いましたが、どうもライトが斜めになっているように見えます。近くまで来るとE3系2000番台と確認できました。その後、ネットで調べると今日から運用開始だそうで、営業運転当日に乗車できる幸運に恵まれました。車内は混んでいましたが、ほとんどの乗客は新型車両には気づいていない様子でした。この列車は、山形で降車予定でしたが新庄までの乗車に変更してそのまま乗車します。日暮れ直前の板谷峠を越えて、日が暮れた山形で大勢の乗客が降りて車内も空席が目立ちました。山形を出ると降車客が多くなり車内も寂しくなります。終着の新庄では、ゆっくりとE3系2000番台の撮影が出来ました。
 
 新庄からは、ホテルがある山形へ戻ります。新幹線つばさ130号は、400系での運転でした。今日は、新旧「つばさ」の乗り比べが出来て非常に満足でした。山形までの乗車でしたので、自由席でも十分に快適に乗車できました。400系も機会があるうちに乗車できて良かったです。本日は、山形駅近くのホテルに宿泊します。

あいづライナー4号 会津若松13:50−郡山15:00
 

つばさ119号 郡山15:31−新庄17:43
 

E3系2000番台の座席
 

新庄に到着後は、車庫に入ります。
 

つばさ130号 新庄18:45−山形19:30
 

本日は、山形で宿泊(ホテルより)
 
   
■SL列車とリゾート列車の旅
 夜明け直前の山形駅近くのホテルを出発して山形駅に向かいます。山形始発の新幹線つばさ171号は、普通車全車自由席ですので15号車に席を取って移動します。あまりに空いているので、前の座席を回転させてボックスにして移動できました。新庄に着くと、C11蒸気機関車がちょうど入替をしていました。
 
 新庄からは、SL湯けむり号に乗車します。指定席も何とか確保できて、今日は小牛田まで通して乗車できます。当初の予定では、D51−498が牽引予定でしたが、ボイラーの不具合によりC11蒸気機関車(真岡鐵道車)が代走で牽引します。後部には、DE10が後補機として連結されます。新庄を出たSL湯けむり号は、C11とは思えない爆煙と汽笛で鳴子温泉を目指します。車内は、鳴子温泉からの乗車があるのか空席もかなり見ることが出来ます。こちらも沿線に雪は見当たりません。鳴子温泉では1時間近く停車時間がありますので、ゆっくりと駅前散策とSLの撮影が出来ました。
 鳴子温泉を出ると、さすがにほぼ満席の盛況となりましたが、それでも所々空席が見られます。列車は、各駅で歓迎行事で迎えられながら終着の小牛田に到着しました。
 
 小牛田からは、普通列車で鳴子温泉へ戻ります。古川までは混雑しましたが、古川からはほぼ全員座れる乗車率で鳴子温泉へ向かいます。鳴子温泉では、1時間ほど待ち時間がありますので足湯巡り(と言っても2ヶ所)を楽しみ鳴子温泉駅に戻りました。鳴子温泉からは、リゾートみのり号に乗車します。鳴子温泉からほぼ満席の盛況で運転されています。快適なリゾート気動車の旅を楽しみ古川に戻りました。
 
 古川からは、新幹線はやて24号で帰路に就きます。E2系1000番台での運転でしたので運が良かったです。仙台からの乗車も少なく私の隣は空席で大宮まで快適に過ごす事が出来ました。大宮からは、新幹線あさま543号に乗車します。こちらはA席側でしたが、B席・C席が空席で長野まで快適に乗車できました。長野から長野電鉄の特急に乗車して須坂駅に到着して今回の旅も無事に終了しました。

夜明け直前のホテルを出発
 

つばさ171号 山形7:01−新庄7:46
 

SL湯けむり号 新庄8:45−小牛田13:05
 

陸羽東線普通 小牛田13:36−鳴子温泉14:56
 

時間が無いので「足湯」を堪能
 

リゾートみのり号 鳴子温泉16:03−古川16:48
 

はやて24号 古川17:44−大宮19:22
 

あさま543号 大宮19:30−長野20:47