「青春18きっぷ」の旅(1回目)
普通列車でゆったりと大阪へ
2008.8.8

中津川で普通列車から快速セントラルライナーへ乗り換え
 
―この日の行程―
 須坂9:16−普通−9:43長野10:10―普通―11:27松本12:19―普通―中津川14:29
 中津川14:39−快速セントラルライナー14号−15:46名古屋16:15−新快速−大垣16:41
 大垣17:05−普通−17:41米原18:19−新快速−新大阪19:43(遅れ19:51)
 新大阪21:59−快速ムーンライト九州号(宿泊)―博多(8/9)7:52
   
■長野から木曽を越えて名古屋へ
 今日から代休をむくめて金・土・日と3日間休みが続きます。たまには、普通列車でゆっくりとと言う事で「青春18きっぷ」で九州(博多)と山陰(津和野)へ行く事にしました。
 今日は、新大阪から快速ムーンライト九州号に間に合えば良いので、家でシャワーを浴びてから出発します。長野10:10発の普通列車甲府行から「青春18きっぷ」の旅が始まります。今日は平日のためか車内も空いています。ゆったりと、篠ノ井線に揺られて松本に到着します。
  
 松本からは、中央西線に乗り換えです。しばらく待ち時間がありましたが、無事に進行方向窓側に座れました。車内は、満席とはゆきませんが混みあっています。それも、南松本・広丘で解消されて塩尻に着きました。ここからは、JR東海のエリアでワンマンになります。甲府からの普通列車が遅れた関係でこちらも3分ほど遅れて発車します。塩尻からは、乗り換えの乗客も加わり立席の人も多く出るほどの混雑となり木曽路へ入ります。途中での降車が多く時間がかかり遅れは増す一方です。それでも、気にすることなく列車はゆっくりと木曽路を進みます。奈良井・木曽福島でまとまった下車があり車内は一時的に空きます。上松で、特急しなの号の通過待ちをします。前をこの列車に押さえられていたのか、凄い速度で通過してゆきました。その後も、マイペースで走り続け南木曽から再び乗客が増えてきました。その後は、徐々に乗客が増えてきて終着の中津川に到着しました。
 
 中津川からは、快速セントラルライナーに乗り換えます。少々遅れて到着して、さらに多くの人がライナー券を求めるため券売機は大行列になりました。途中下車できる切符を持つ人々は、改札外の券売機へ回り何とか混雑も収まりそうです。私も、改札外の券売機で購入しました。中津川からは、一気に快速セントラルライナー14号で名古屋へ向かいます。この日は、予想外の乗り換え客と3両編成とあって車内も混んでいます。ライナー券を持たない人が次々と場所を変えてゆきます。私は、何と壁の前の通路側でした・・orz。他に空いていそうな席もないのでここで我慢します。さすがに一部区間有料の快速だけあって早いですね。あっという間に高蔵寺に着きました。高蔵寺を出ると金山まで止まりません。この先は、誰も乗らないだろうと空いている席に移りました。車掌も、ライナー券の所持のみチェックするので、場所を変えていても何も言われませんでした。景色が突如として開けてくると急に景色が都市になり名古屋に到着しました。長野とは違い、名古屋は凄い暑さです。
  

10:10に長野を出発
 

篠ノ井線普通列車
 

中央西線普通列車

快速セントラルライナー14号
  
   
■大穴の211系で関ヶ原越え
 今日は昼食を食べる暇がありませんでしたので、名古屋駅10番・11番ホームの「きしめん」スタンドで「きしめん」を食べます。まぁ、「きしめん」と言ってもいろいろありまして券売機のメニューを見て「海老天きしめん」の文字が目に入りました。はい、これに決定。というわけで、久々に「きしめん」を味わいます。腹を満たした後は、近鉄名古屋駅に移動してインターネットで予約しておいた、あさって利用する特急券を引き換えます。その後は、東海道本線で移動します。今度の新快速は、かなり列が出来てますがとりあえず車内に入ってみます。通路側に席が空いていたので何とか座れますしたので、このまま大垣まで乗車します。新快速は早いですね。快適な313系のシートで少し休んだかと思えば大垣に到着しました。
 
 大垣からは関ヶ原を越えます。今度の大垣行ホームはかなりの列になっていましたが、最後部の乗車位置だけ誰もいないのでここに並びました。放送では、3つドア4両とのアナウンスでしたので311系か313系だろうと予想していました。しばらくして入線してきたのは211系0番台でした。1番目に並んでいたので進行方向に座れましたが、まさか211系0番台で関ヶ原を越えるとは思いませんでした。こういう運用もあるんですね。大垣を出た列車は、関ヶ原を越えます。まさか、211系0番台で関ヶ原を越えるとは思いませんでした。211系の関ヶ原越えを堪能して米原に着きました。211系で米原に着くとは予想外でした。米原では、駅撮りながら近江鉄道を撮影して新快速に乗車します。一旦撮影後に、出遅れて米原始発の4両へ向かいましたが余裕で座れました。米原を出た新快速は、琵琶湖で花火大会があるため車内も混雑しています。新快速は早いですね。と、書きたいのですが彦根から徐行・停止を繰り返します。放送では、琵琶湖花火大会の多客のため遅延が出ているとのことでした。しばらくノロノロを繰り返して膳所駅を最徐行で通過します。大津駅では、かなりの人が下車して一気に混雑は解消されました。が、京都からの乗車もあり相変わらず混雑したままです。京都を出るとスムーズに列車は進み、京都手前で追い越された特急ひだ号を新大阪手前で抜き返して新大阪には、新快速列車が先着・先発しました。所定ですと19時43到着ですが、今日は19時51分に到着しました。名古屋や米原で寄り道をしましたが、長野を出て9時間41分で新大阪に着きました。
 
 新大阪到着後は、下車印を押してもらい大阪駅へ向かいさらに下車印を押してもらい街中を散策して新大阪駅に戻ります。改札近くのファーストフード店で夕食とします。幸い、携帯の充電エリアがあるのでそこで充電して時を過ごしますが、そんなに長くも居られません。ゆっくりと食事を取った後は、待合室へ行って涼み入線5分前にホームへ向かいます。すでに大勢の方々が、快速ムーンライト九州号の入線を待っています。今季は、EF66が下関まで牽引するのでホーム端は大勢のファンが集まっています。
 今夜の宿となる快速ムーンライト九州号が入線して来ました。あまり発車まで時間がないので、EF66と最後部を数枚撮影して車内に入ります。新大阪を出る時点では空いていましたが、大阪から大量乗車があり一気にほとんどの席が埋まりました。私もここから相席になりました。新大阪手前から、花火大会によるダイヤの乱れに巻き込まれ数分の遅れが出ましたが、各停車駅の発車案内を見ると順調に回復しているようです。今日は疲れているので、姫路を出ると早々に寝たような寝ないような・・・。
 

東海道本線新快速
  

関ヶ原越えは211系0番台
 

米原から再び新快速に乗車
 

19:51新大阪に到着
 

今シーズンはEF66型が牽引
 

今宵の宿となる快速ムーンライト九州号
 
     
ノスタルジックな列車の旅
(博多・津和野の旅)
2008.8.9

SLやまぐち号の津和野駅での入替作業
  
―この日の行程―
 新大阪(8/9)21:59−快速ムーンライト九州号−博多 7:52(博多駅周辺散策:櫛田神社・東長寺)
 博多 9:19−新幹線こだま638号―10:22新山口10:36−SLやまぐち号−津和野12:37
 (津和野周辺散策:殿町通り周辺) 津和野15:36−SLやまぐち号−新山口17:30
 新山口17:35−普通−18:41下関18:57−普通−小倉19:11 (小倉で入浴・休憩)
 小倉22:14−快速ムーンライト九州号―新大阪(8/10) 6:49
   
■久々の九州上陸
 新大阪を前夜に発った快速ムーンライト九州号は、順調に山陽本線を走行してるようです。列車は、厚狭に到着しました。夜行列車の翌朝の停車駅に相応しい駅です。この駅では、快速SLやまぐち号狙いなのか三脚を持ったファンが結構下車しました。厚狭を出ると夜も本格的に明けてきて朝になりました。列車は、下関で機関車を交換します。EF66-46からEF81-411に交換します。機関車交換が終わると列車は、関門トンネルを通過して九州に入ります。久々の九州上陸です。門司で再び機関車をED76-69に交換して鹿児島本線を走ります。小倉で小休止をして博多へラストスパート。箱崎駅で通過待ちの運転停車がありましたが、定刻に博多に到着しました。一夜を過ごした14系座席車から降りた感想は、「九州はやはり暑かった・・・」。
 
 博多に到着後は、少々時間があります。せっかく博多まで来たので少しは観光したいものです。でも時間が早すぎる・・・。と言うことで、地下鉄で祇園へ移動しました。「おとなりきっぷ」ということで隣の駅までは100円で行かれます。祇園から徒歩数分の櫛田神社を参拝します。その後は、山笠の展示を見学して再び祇園駅に戻り隣接する東長寺も参拝します。観光はこれが限度です。再び地下鉄に乗車して博多へ戻ります。大変短い時間でしたが、博多の町も観光できて非常に良かったです。それにしても、長野とは比べようもない暑さです。

下関で機関車を交換(EF81-411)
  

門司で機関車をED76-69に交換。(画像は小倉)
  

博多駅に到着
   

櫛田神社
  

山笠(展示用)
 

東長寺
 
   
■0系こだま号とSLやまぐち号で津和野へ
 博多駅へ戻り駅構内で特急等の撮影をしていると、ちょうど良い時刻になりました。新幹線ホームへ移動して、こだま638号を待ちます。この列車は、博多南始発ですので発車2分前に到着します。博多駅に、懐かしい塗装の0系が入線して来ました。発車まで2分さっさと撮影して車内に入ります。自由席も2列シートですので非常に快適です。まるでグリーン車に乗っているかのようです。博多を出た「こだま」は、さすが新幹線で小倉をでて新関門トンネルを通過して再び本州に来ました。新下関と厚狭で、通過列車待ち合わせのため停車時間がるので先頭部での撮影もできました。0系車両のゆったりしたシートで寛ぐと列車は、新山口駅に到着します。
 
 新山口からは、快速SLやまぐち号に乗車します。この列車は、8月の土日はSL重連でマイテ49が連結されています。発車まで14分しかないので手早く撮影を進めて乗車します。今日も指定席は満席と言うことで、車内もそれなりに混んではいますが、空席も結構あります。C57とC56の力強い汽笛が響き渡り列車は新山口駅を発車しました。山口線でSLに乗車するのは久しぶりです。途中の湯田温泉・山口での乗車が多く、車内もほぼ満席になりました。途中、仁保で6分・地福で6分停車します。それぞれで、SLやまぐち号の撮影が出来ます。地福停車中にマイテ49も見てみましたが、満席で仕方ないので、見るだけで終わりましたが。その後、観光協会の方々による津和野銘菓「源氏巻」の配布があり、銘菓を賞味しながらSL列車の旅を楽しみ、終点の津和野駅に到着しました。
 
 津和野では、折り返し時間を利用して観光をしました。以前に1度来た事があるので、何となく道順も覚えていて効率よくまわれました。鯉が泳ぐ殿町通りを中心にカトリック教会・民族資料館などいろいろ見て回りましたが、雲行きが急に怪しくなり雷が鳴ってきました。雨も降り始めたので、その先の観光は中止して津和野駅に戻ります。本降りになるぎりぎりのところで駅に到着できました。雨は一時的に強くなりましたが、すぐに止んで日が差してきました。もう観光するのも何ですので、津和野駅近くの橋梁へ特急スーパーおき号の撮り鉄に出かけました。津和野駅で交換となるので角度を変えて2列車撮影できました。撮影後は、駅裏に回りC56+C57の入れ替えシーンを撮影して津和野駅に戻ります。
 
 津和野駅から帰路も快速SLやまぐち号に乗車します。往路と同じ1号車の乗車で、帰路はほぼ満席の放送の通り津和野から混雑しています。帰路はC56が先頭になって新山口へ向かいますが、機関車の先頭がホーム端になるので撮影は出来ません。乗車前に駐車場から撮影しておいてよかったです。津和野を出た列車は、新山口へ向けて快調に走ります。もう観光で疲れたのか、往路ほどの賑わいもなくSLのドラフト音がよく聞こえます。さっそく、記念乗車証が配られました。スピードくじも入っていましたが、もちろん当たるはずもなく・・・・。私も疲れたので、復路は動き回ることなく自席で休んでいます。山口駅は下車が多く車内も空くかと思いましたが、思いのほかに乗車してくる人も多くビックリしました。列車は、新山口へラストスパートをかけます。帰りは、みな疲れたのか静かな車内でした。新山口手前の場内で信号待ちを行い4分ほど遅れて新山口に到着しました。

博多駅で少々撮影
 

こだま638号で新山口へ
 

今日のSLやまぐち号は、重連にマイテ付
 

津和野に到着
 

マイテ49側
 

津和野(殿町通り)
 

津和野カトリック教会
 

水路には鯉が泳いでいます。
 

スーパーおき3号を撮り鉄
 

帰路のSLやまぐち号はC56が先頭
 
   
■夕日を浴びて再び西へ
 数分到着が遅れた快速SLやまぐち号を降りると、山陽本線のダイヤが少々乱れているらしく17時35分発下関行きが広島方面からの接続待ちで遅れてまだ発車しないとの放送がありましたので、ホームへ行ってみると空いていて進行方向側のボックスが確保できたのでこの列車で下関へ向かいます。長野でもおなじみの115系ですので、乗車してほっとしました。夕日を浴びて山陽本線を走ります。車内は、1ボックスに2〜3人程度の混雑でした。下関からは、415系の小倉行に乗車します。車内はオールロングシートでしたので、ボックスからの関門トンネルとはなりませんでしたが、空いていたので体を捻じ曲げて関門トンネルを体験します。トンネルに入ってしばらくすると再び九州に上陸します。夕闇迫る小倉に無事に着きました。
 
 小倉ではあらかじめ調べておいたスーパー銭湯へ向かいます。門司にもあるようですが、北九州モノレール片野駅2分という近さで、入浴後も徒歩で汗をかく心配も無いのでこのスーパー銭湯に決めました。北九州モノレールも初乗車ですので都合が良いです。片野駅からは迷うことなく、スーパー銭湯に着く事が出来ました。風呂に入り体も暖まり旅の疲れも取れます。やはりゆっくりと風呂に入ると体も綺麗になり良いですね。ここでは、時間ギリギリまでサウナに入ったりして時間を過ごしました。荷物なっていた服もTシャツも全て新しい物に着替えて再度出発です。
 
 モノレールで小倉駅に戻り、快速ムーンライト九州号の到着を待ちます。到着まで30分をきっているので冷房の効いた待合室で待ちます。少々遅れて快速ムーンライト九州号が到着したので、撮影はお預けです。車内は、かなりの席が埋まっていました。門司と下関で機関車の交換作業を見物した後は早々と寝てしまいました。

新山口から再び西へ
 

下関までは115系で移動
 

下関から小倉までは415系で移動
 

北九州モノレールにも乗車
 

短い九州滞在でした・・・
 

今宵も快速ムーンライト九州号が宿に
 
 
近鉄特急を堪能しつつ長野へ
2008.8.10

湯の山温泉に停車中の「湯の山特急」
  
―この日の行程―
 小倉(8/9)22:14−快速ムーンライト九州号− 新大阪6:49
 新大阪(朝食)7:44−地下鉄−なんば 8:00―近鉄難波8:30−近鉄特急−近鉄四日市10:20
 近鉄四日市10:30−湯の山特急−10:48湯の山温泉11:23−湯の山特急−桑名12:02
 桑名12:06−急行−近鉄弥富12:12−(JR)弥富12:30−普通−桑名12:37
 (親類宅で昼食・休憩) 桑名13:58−近鉄特急−近鉄名古屋14:15
 名古屋15:15−快速セントラルライナー13号−中津川16:18
 
 <所定行程>
 中津川16:54−普通−19:09松本19:13−普通−20:29長野20:47−普通−須坂21:14
 
 <倒木の影響により変更行程>
 中津川16:54−普通―20:10塩尻20:23−普通−松本20:37(倉本駅で約1時間抑止)
 松本21:05−普通−22:14長野22:22−普通−須坂22:50
                                 ※中津川16:54発松本行:塩尻で運転打ち切り
   
■寄り道しながら近鉄特急で快適に名古屋へ
 姫路の手前で目が覚めました。列車は時刻通り運転しているようで何よりです。夜明け直後の姫路駅でしばらく停車するので、姫路駅でEF66と14系座席車の撮影を落ち着いて行っておきます。同じ考えの方も多いようで、EF66の前は撮影会状態に。姫路を出た快速ムーンライト九州号は、朝日を浴びて快調に山陽本線を走ります。ここからは降車ゾーンかと思いましたが、指定券を購入して乗車する人もあり思わぬ需要があるようです。2夜連続でお世話になった快速ムーンライト九州号の旅もいよいよ終わりです。淀川を渡り大阪に到着しました。ここでほとんどの乗客が降りてゆきます。列車は、再び淀川を渡り新大坂に到着しました。これで、快速ムーンライト九州号の旅も終わりです。次また乗る機会があれば良いのですが。
 新大阪到着後は、改札前のファーストフード店で携帯を充電しながら朝食をたべます。今回は、時間に限りがあるので30分程度しか時間がありませんが、30分でも充電できると帰路はかなり違います。新大阪から地下鉄で難波へ向かいます。
 
 近鉄難波駅に着きました。私が乗る8:30発の名古屋行特急は、すでに入線していて乗車できるようになっています。この特急は、アーバンライナープラスを使用します。もう何年も、難波から近鉄特急に乗っていないので初めて乗るような感覚です。難波をガラガラで発車した列車は、上本町・鶴橋でほぼ満席になりました。車窓を眺めたいのですが、あいにく太陽があたる方ですのでカーテンを閉めているので景色はよく見えません。大和八木で乗客の入替はあるものの、ほぼ満席の状態は変わりません。辛うじて、太陽が雲に隠れた中川の短絡線の景色だけは堪能できました。ここからは、津・白子とおなじみの駅に停車してゆきます。乗客の出入りはありますが、満席の状態は変わりません。間もなく四日市というところで信号待ち・徐行・信号待ちを繰り返して四日市には若干遅れて到着しました。
 
 四日市では、湯の山特急に乗り換えると思われる方々が大勢下車しました。みんな、湯の山温泉行ホームに行かずに待っているし当りのようです。待つことなく、名古屋から湯の山温泉行特急が到着しました。こちら側から編成写真を撮影して湯の山温泉行ホームへ。湯の山温泉行特急は、四日市で進行方向が変わるため7分停車となるため余裕で撮影できます。撮影を終えて車内に入ると、すでに私の席も反対にセットされていました。指定席表示では、禁煙は▲でしたので誰かとなりに来るかと思いましたが、誰も来ることなく四日市を発車しました。この湯の山特急は、御在所ロープウェイ開通50年と鈴鹿国定公園指定40周年を記念して、以前運転されていた湯の山温泉行特急列車を夏休み中の10日間に限り復活運行させているものです。本日、このイベントでの復活運転の最終日という事で乗車しました。湯の山線で、次回スナックカーに乗れるのは何時のなるかも解りませんし。沿線も、結構撮影する方が集まっています。終着の湯山温泉まで四日市からだと18分ほどの乗車ですが、乗車証明証ももらうことができました。一旦は、廃止されもう乗ることは無いと思っていた湯の山線で、再び特急に乗れて満足です。改札を出て「手ぬぐい」をもらい、再び湯の山特急の名古屋行の乗車します。折り返しの時間は湯の山温泉駅でスナックカーの撮影をします。
  
 湯の山温泉を出た特急は、名古屋を目指します。こちらは時間帯から空いているかと思いましたが、なかなか乗車していました。四日市で、進行方向が変わり名古屋へ向かいます。ここで親戚に電話をして暇なので会う事になり特急は桑名で降りました。特急券・乗車券は名古屋まででしたが、たまにしか顔を見る機会もないので、まぁ良いでしょう。まだ来ないということですので、後続の急行で弥富へ。ここで乗車券を放棄して、JR弥富駅へ向かい普通列車で桑名へ。これで時間調整終了。改札で「桑名」の下種印も押してもらえて、まずは桑栄メイト2階の某店へ。昼の客の入れ替わりに当たったのか、な・なんと待ち時間無しで餃子にありつけました。これは、非常に運の良いことです。その後は、親戚の馴染みの喫茶店(年に数回の来店ですが私も顔なじみ(笑))で特別に携帯を充電させてもらいその間にアイスコーヒー等を頼んで近況等を話して再び桑名駅へ。もう少し居たら?といわれても、今回は「青春18きっぷ」で特急しなの号を利用できないので先を急ぎます。あと8分で特急名古屋行が来るので、名古屋までは近鉄に乗車します。特急券を購入して待つことしばし、やってきたのはACEです。でも私の指定席は6号車。いつもACE4連+スナック2連で、スナック側の指定ばかり割り当てられているので油断できません。でも、今回はACE6連(4連+2連)でした。ACEに乗るのは久しぶりで、桑名から名古屋までの短い時間でしたが、ACEの乗り心地を堪能できました。結局、大阪〜名古屋間は湯の山温泉や桑名で寄り道しましたが、近鉄特急で移動となりました。
 

姫路駅に停車中の快速ムーンライト九州号
  

新大阪から地下鉄で難波へ
 

アーバンライナー(乙特急)で四日市へ
 

湯の山特急で湯の山温泉へ
  

湯の山特急を桑名で下車
 

最後はACEで、近鉄特急を堪能
  
   
■倒木により遅れての帰路
 名古屋駅では1時間ばかり余裕があるので、最後に地下街で「白ラーメン」を食してもう心残りはありません。名古屋駅の10番線へ向かい程なく、15:00発の特急しなの17号が発車しました。その後、セントラルライナーが入線しました。まだ誰も券売機付近へ行かないので買わずに我慢します。3人ほど買った時点で購入してみます。A席キター。ということで、帰りは窓側に座って乗車できます。しかも窓割りの良い場所です。名古屋を発車したセントラルライナー13号は6両編成で空いています。金山・千種を出ても空席がかなりあります。しかし、往路と同様に事前にライナー券(座席指定券)を購入した乗客は、端から詰めて座席が指定されています。一方、ライナー券を買わずに車内で買う人は、ゆったりと空いている席で1人で2席使い寛いでいます。なんだかなー。と思っていると古虎渓を通過して多治見に到着します。多治見からは、全車自由席の快速となるので4両目へ移動してゆったりと寛ぎます。意外と、先発列車からの乗換えが多く多治見からはそこそこの乗車率になりました。多治見の次の駅から降車が始まり列車は、再びガラガラのまま中津川に到着しました。
 
 中津川からは松本行普通に乗車します。混雑を警戒しましたが、時間帯が中途半端なのか、相席さえ嫌らわなければ全員座れそうですが、やはり相席を嫌うのか立つ人が結構います。列車は、夕闇迫る木曽路を順調に進みます。南木曽を過ぎて何やら様子がおかしくなります。無駄な停止信号が多くなりました。放送では、16時20分ごろ原野付近で倒木発生。この先、特急が停車しているので遅れます。とのこと、う〜ん。中津川駅では、そのような放送はなかったのですが・・・。聞いていなかったのかな?普通列車は、倉本駅まで進んで完全に停止しました。この先、特急2本と上松始発の普通が1本が停車中で先には進めないとのこと。これは、騒ぎになるかと思いましたが、大半が「青春18きっぷ」で急ぐ客も居ないのかホームや駅周辺を散策してのんびりと過ごしています。まだ、日没前で時間も早いので良かったのかもしれません。
 19時前に運転を再開して、上松で後続の特急しなの21号に道を譲ります。その後は、交換待ち合わせでの停車がありましたが、列車は順調に進みます。日出塩駅を出ると、「この列車は、本日塩尻止まりです。塩尻−松本間は運休となります」とのことで、下車準備をします。列車は、塩尻駅に着くと「木曽福島」表示に変えました。塩尻から折り返して木曽福島へ向かうようです。
 
 我々はどうしたかと言うと、通常なら富士見発松本行に乗りえるのですが、なんとすぐ後ろに後続の中津川18:16発の松本行が続行しており、この列車が松本へ先に到着とのこと。すぐにやってきた、松本行は空いていて塩尻からでも余裕で座れました。今にして思えば、普通なら「塩尻」のJR東日本仕様の駅名表示を見るとホッとしますが、今回はその余裕すらありませんでした。
 松本からは、21時5分発の普通列車に乗車して長野へ向かいます。松本からかなり乗って混んでいましたが、明科で結構降りて空きました。列車は、夜の篠ノ井線を進んでゆきます。冠着を過ぎて、姨捨の手前で綺麗な善光寺平の夜景を見たときには心底ホッとしました。ようやく長野へ帰ってきたという実感がわきました。予定では20時29分に到着予定でしたが、22時14分に長野到着しました。
 
 今回は、長距離の旅といろいろな出来事があり3日前に旅立ったのが遠い昔のように思えましたが、何はともあれ無事に長野にたどり着けてよかったです。さて、明日は早起きして早朝からはやで残業です。もう、「青春18きっぷ」で夜行列車(特に2夜行連続)は、きつい歳になったかもしれません。
 

中津川までセントラルライナー13号で
  

倉本駅で抑止中の松本行普通列車
 

塩尻からは後続列車に移動
 

遅くなりましたが何とか長野駅に到着
 
   
 今回は、「青春18きっぷ」を中心として追加料金でいろいろ乗ってみました。基本的には、普通列車での移動ですが新幹線や近鉄特急を利用して快適に効率よくまわる事が出来ました。また、今回は下車印を時間のある駅で押してもらいました。下車印だけでもだいたいの旅行行程がわかります。
 残り2回分は、8月中に使用予定です。次回は、乗り鉄中心の予定です。

旅行終了時点での「青春18きっぷ」