鉄道文化むらを出て横川駅に着いたのは、10:55で発車2分前でした。ちょっと綱渡り的な移動で冷や汗をかきましたが、思わぬトロッコ列車の往復乗車が出来て展示されている189系の撮影ともども有意義な時間でした。
横川からは、107系に揺られて高崎へ向います。まだ、「鉄道文化むら」や碓氷峠の散策からの帰宅には早い時間ですので、車内は数人しか乗車していません。のんびりした昼前のローカル線の旅を楽しめるかと思いましたが、松井田から多くの乗客があり磯部・安中からも多数の乗客で立席が出るほど混雑しました。やはり、信越本線(群馬側)は高崎への通勤や買い物客で混雑する路線だと改めて実感しました。
高崎では待ち時間が44分もあります。乗車券は、横川→水上で買ってしまい「途中下車前途無効」という事で改札からは出られません。駅構内で時間を潰すにも・・・。とその時、回送列車が到着するとの放送が・・・。何が来るのか待って見ると検測車が来ました。EastiEだろうと思っていたら、EastiDでした。これは驚きました。まさか、高崎でEastiDを見ることが出来るとは思いませんでした。(冷静に考えれば八高線の関係で高崎まで来ても普通ですが)
私の場合は、飯山線や信越本線といった長野地区でしか見ることの無いEastiDですが、まさか高崎で見ることになろうとは・・・。115系湘南色や107系との並びも撮影できて、長い乗り換え時間もあっという間に過ぎました。
高崎から上越線の普通列車に乗車します。115系3連で、最初のうちは空いていましたが接続列車が到着すると一気に混雑しました。それもそのはずで、この列車は水上で長岡行に接続となっています。あれよあれよと、混雑して立席客も多くなった頃に高崎を発車します。私は、進行方向左側の窓側に座れました。途中、新前橋・渋川で多少の降車客がありましたがまだ車内は混雑しています。車窓からは美しい山々が見渡せます。線路端に視線を移すと、すでに「ゆとり」を撮影するために大勢のファンが待ち構えています。水上に近づくにつれて雪が多くなってきます。後閑駅で大勢の乗客が下車して車内は一気に空きました。
終着の水上に到着すると、すでに「さよならゆとり奥利根」が2番線に停車していました。この関係で、到着・発車ホームが変更になっていてホームはかなり混みあいました。
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