日が変わり、快速ムーンライトえちご号は新津を発車します。昨夜は、急行能登号でほとんど寝られなかったので池袋手前まで良く寝られました。まさに爆睡ですね。快速ムーンライトえちご号でこれだけ寝ることが出来たのは初めてではないでしょうか。
積雪が全く無い新宿に定刻に到着して、上野駅へ移動します。まだ時間が早いので、早めに秋葉原で朝食を摂ってから上野駅15番線へ。すでに、リゾートエクスプレスゆう号を使用した「お座敷冬の味覚号」が入線していました。列車の撮影を終えるとようやくドアが開いて乗車できます。まだ、乗客もあまりいないので車内の撮影を手早く行います。その後座席に荷物を置いて、先頭の展望サロンへ向います。車内は、発車時間が近くなってもガラガラのようでほとんど乗車していません。上野車時点で、展望サロン席には誰もいません。私一人で上野駅発車シーンから展望を楽しみます。席に戻ると、多少は途中駅からの乗車もあったようでテーブルが埋まっています。自分席を通り過ぎて今度は4号車のイベントカーへ。こちらは、1991年当時と変わりありません。ドーム型の展望席も健在でした。4号車は、喫煙スペースになっているので多少気になりますが、ドーム型展望席からの眺めはなかなかのものでした。乗車から約1時間ほど展望席へ行ったり、イベントカーへ行ったりしていたので、ここでようやく自分の席に落ちつきました。列車が土浦を出ると続々と乗ってきます。やはり、水戸支社管内でパック旅行を売ったのでしょう。水戸駅に着くと一気に大量乗車があり、どのテーブルも満席になりました。
高萩の手前から太平洋が綺麗に見えます。列車の中から太平洋を見るのも良いものです。高萩では、役目を終えた415系が静かに留置されていました。
いわき駅からは、降車が始まります。駅に着くと人々が冬の味覚を求めて下車して行きます。原ノ町駅でまとまった下車があり車内も空席が目だつようになりました。常磐線のお座席列車の旅もあと少しです。乗車時間が長くなりましたが、ここまでくれば短くも感じます。
終点の相馬駅に着くと歓迎の行事が行われていましたが、残念ながら後続の特急スーパーひたち号に乗車するため見ることは出来ません。
相馬から、特急スーパーひたち7号仙台行に乗車します。今日は、11両での運転でしたので自由席も4両あり車内も空いていました。相馬を出ると次は仙台まで約40分の快適な651系の旅を終えて東北新幹線に乗り換えます。仙台始発のMaxやまびこ114号は、1号車の2階自由席が空いていて快適に郡山まで移動できます。昼下がりの東北新幹線(上り方面)に乗車するのは久しぶりです。
郡山から会津若松行の快速に乗車します。昨日とは違い、進行方向逆側の窓側ですが無事に座る事が出来ました。美しい磐梯山を見ながら列車は順調に進みます。ようやく、磐越西線の旅が楽しめました。
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