今回は長野から日帰り旅行

正月パスで行く日帰り函館旅行
2008.1.1

函館・八幡坂
     

 今年も正月パスの季節がやってきました。目的地は、例年通り函館に決定しました。(ここ数年連続で函館を目的地にしているので、元日は函館という恒例行事になりつつあります。)

 今回は、直江津駅から489系を使用する急行能登号で出発の予定でしたが、12月31日の大雪の影響で雪片づけが追いつかず直江津行の最終に乗車できなかったので、1月1日の始発の長野新幹線で出発することになりました。

 これで、「正月パス」を使用した長野から函館への日帰り弾丸旅行となりました。大晦日の紅白を最後まで見るのも、近所の神社へ2年参りに行くのも本当に久しぶりです。そして、仮眠を取って午前4時に除雪車が通過するのを待って長野駅へ車で向います。 

 

■正月パス
 JR東日本が、1月1日の元日の1日に限りJR東日本線内とJR北海道の中小国(本州)〜函館(北海道)間の、新幹線・特急・急行・快速・普通列車の自由席が乗り放題の特別企画乗車券です。
 普通車用とグリーン車用の2種類があり、それぞれ4本列車まで指定席(グリーン車用はグリーン指定席)が利用できます。函館方面への人気列車は、競争率が激しくすぐに満席になります。「駅ねっと」やプッシュホン予約も可能ですので、そちらを利用した方が席が確実に確保できます。(寝台列車に乗車の際は、特急・急行券と寝台券が別に必要です。)
 ※翌年以降の使用時は、条件等が変わる事があります。時刻表や駅配布のリーフレット等で良くお確かめください。


(一部画像処理をしてあります)

 

■始発の長野新幹線で函館へ(往路)

−往路の行程−
  長野6:00−新幹線あさま500号−7:14大宮7:22−新幹線はやて1号−八戸10:03

  八戸10:15−特急スーパー白鳥1号−函館13:14

 
 

新幹線あさま500号(グリーン券別購入)
 長野 6:00−大宮 7:14(7号車1番A席)

 
 今年の初乗車は、あさま500号です。初乗車ということでグリーン席を奮発しました。長野を朝1番に発車する新幹線だけあって車内も、そこそこ乗車していました。やはり、グリーン車より普通車のほうが混んでいるようです。

 途中で、初日の出や富士山を見ることが出来て、縁起の良い新年の初乗車でした。

 やはりグリーン車は快適ですね〜。 


「あさま」もグリーン車に乗車

初日の出が見えてきました。

富士山も見えました。
   

 

新幹線はやて1号(グリーン指定枠1回目)
 大宮 7:22−八戸10:03(9号車11番A席)
 

 大宮からは、はやて1号に乗車します。こちらは、指定・グリーン共に全て満席の状態でした。今日は、E2系1000番台が来ましたので、E2系1000番台のグリーン車に初めて乗車できました〜♪

 北へ進むにつれて、天気がだんだん悪くなり雪景色になりましたが、八戸に着く頃には回復しました。「はやて」のグリーン車は、飲み物やお絞りのサービスがあって良いですね。 


E2系1000番台グリーン車

新幹線総合車両センター(仙台)

景色は雪景色に

   

特急スーパー白鳥1号(グリーン指定枠2回目)
 八戸10:15−函館13:14(1号車7番A席)

 八戸からは、スーパー白鳥1号で北海道へ上陸して函館へ向います。グリーン車は、1列席でしたので非常に快適でした。また、コンセントで携帯の充電も出来ますので非常に重宝しました。

 青森付近は、雪で天候の心配をしましたが、青函トンネルを抜けて北海道に入ると天候も回復していて、定刻に函館駅に到着しました。
 


コンセントは便利

昼食の「鳥照焼弁当」(青森)

函館が近づいてきます。
   

■元日の函館観光

−今回の観光ルート−
 函館駅−(市電)−末広町−旧イギリス領事館−元町公園−旧函館公会堂−写真歴史館−八幡坂−聖ヨハネ教会−ハリストス正教会−カトリック元町教会−山麓駅−(ロープウェイ)−山頂駅−函館山展望台−山頂駅−(ロープウェイ)−山麓駅
−(タクシー)−赤レンガ倉庫−(タクシー)−函館駅

函館山山頂からの眺め

 函館駅に到着しました。昨年とは違い、観光時間は2時間38分しかありません。まずは、函館駅舎をバックに到達記念の記念撮影をしてから、市電で末広町へ移動します。あとは、例年通り旧イギリス領事館を見ながら元町公園(旧函館公会堂)を見学して八幡坂を見て、教会エリアに進みます。もう、何回も同じような行程で進んでいるので道に迷う事はありませんし、雪道も慣れているので例年と同じペースで進みます。それにしても、函館は長野より温かくて快適です。
 教会エリアで外観のみ見学した後は、例年と違い函館山へ向います。ロープウェイで山頂へ向い、記念写真を撮り終えた直後に天候が急変して雪が降ってきました。
 山の天候は変わりやすいとは言いますが、本当に突然急変
したのでかなり驚きました。時計を見ると時間が過ぎるのも早いもので、帰路の特急スーパー白鳥32号の発車まで1時間をきっているので急いで下山しました。山麓駅を出ると雪が強くなる一方ですので、ここでタクシーを使う事を決断しました。が、ロープーウェイに乗る前にあれほど止まっていたタクシーが1台も無い・・・。途方に暮れていると、1台来ましたので乗車して赤レンガ倉庫方面に行ってもらう事にしました。この車を逃すと、赤レンガ倉庫から函館駅の移動に難儀して特急スーパー白鳥32号に乗り遅れて致命傷になりかねないので、待ってもらうことにして赤レンガ倉庫を軽く撮影して函館駅へ。
 函館駅には、特急スーパー白鳥32号の発車30分前に到着と言う好成績でした。天候が回復したので、最後に函館市電の撮影をしてから函館駅の改札を入りました。
   


 スタートの函館駅

相馬株式会社


旧イギリス領事館


旧函館区公会堂


函館市写真歴史館

箱館奉行所跡


八幡坂

 ハリストス正教会

カトリック元町教会

 聖ヨハネ教会

函館山ロープウェイ

函館山

函館山からの眺め

赤レンガ倉庫群

函館市電 

   

■函館から7時間19分で長野へ(復路)

   

−復路の行程−
  函館15:42−特急スーパー白鳥32号−18:40八戸18:56−新幹線はやて32号−大宮21:42
  大宮21:52−新幹線あさま553号−長野23:01

  

特急スーパー白鳥32号(グリーン指定枠3回目)
 函館15:42−八戸18:40(1号車6番A席)

 
短い函館の観光を終えて、スーパー白鳥32号で本州へ戻り八戸へ戻ります。帰りも、グリーン車の1列席でしたので快適に過ごせます。

 青函トンネルを抜けて青森側も、天候は雪でしたので列車の運行が気になりましたが、少々遅れた程度で八戸に到着して接続は全く問題ありませんでした。

 皆疲れたのか、帰りの車内はとても静かでした。函館発車時に限り烏龍茶とお絞りのサービスがありました。

 

新幹線はやて32号(グリーン指定枠4回目)
 八戸18:56−大宮21:42(9号車10番D席)
 

 八戸からは、はやて32号に乗車します。E2系0番台(J編成)でした・・・orz。とは言え、N編成(あさま)・J編成(はやて32号)・1000番台(はやて1号)とE2系3種類のグリーン車に乗れました。

 雪の八戸を出発した「はやて32号」は、盛岡での「こまち」の遅れも無く無事に連結して定刻に大宮駅に到着しました。次回は、何時「はやて」のグリーン車に乗れるでしょうね・・・。

 

新幹線あさま553号(グリーン券別購入)
 大宮21:52−長野23:01(7号車4番A席)


 大宮からは、あさま553号に乗車します。この列車だけ自由席も何なので、はやて32号の宇都宮通過時点で、携帯用「駅ねっと」でグリーン席を押さえ、大宮駅の乗換口の窓口でグリーン券を購入しました。

 車内は、A席が埋まる程度の乗車率でした。この列車は、大宮を出ると軽井沢まで止まりませんので、快適に乗車できました。 途中で降車する人が結構いましたので、長野に着くときには4人しか乗車していませんでした。

    

 長野を6:00に出発して、函館で短時間ながら観光して長野に23:01に到着しました。元日の17時間1分の旅が終わりました。

 今回は、大雪の影響で夜行(急行能登号)に乗車する事が出来ず往復とも同じルートでの乗車でした。函館へ初めて完全な日帰り行程で行って来ました。グリーン車用の「正月パス」と長野〜大宮の特急券・グリーン券を購入して全列車グリーン車で移動できたので、少々贅沢でしたが体力的にはかなり楽な旅行でした。
 また、来年の「正月パス」旅行(発売されれば(笑))を目指して1年間頑張りましょう。

■今回乗車したグリーン席

E2系(あさま・はやて)

789系特急スーパー白鳥号1列席(往復)
■乗車記念しおり
 はやて1号のグリーン車に、盛岡駅発車時点で乗車していた乗客全員に「小岩井農場の一本桜」をデザインした「乗車記念しおり」が配布されました。(いつもサービスしているのかは不明です。)


乗車記念しおり(表)


乗車記念しおり(裏)