N700系「のぞみ」試乗旅行

−2007.7.1−

 
 今日から、運転を開始する東海道・山陽新幹線の新型車両N700系の初日に乗車しあmした。ちょうど誕生日と重なりましたので良い記念となります。
 旅行の行程は単純で、長野−あさま−東京−N700系のぞみ25号−名古屋−しなの21号−長野で一周するルートです。割引乗車券等は無いので、普段愛用している「土・日きっぷ」以上の金銭が必要ですが、たまには良いでしょうということで、N700系のぞみ25号のE席側の指定が前日に携帯「駅ねっと」で確保できたので、当然出発する事にしました。のぞみ25号以外の指定席と乗車券は、当日の手配となるので往路のみ長野駅まで送ってもらい早めに長野駅に到着しました。乗車券を買う際に驚いたのは、長野−長野(経由:長野・新幹線・東京・新幹線・中央西・篠ノ井線・信越)が、マルスの経路に登録されていました。結構、使う人が多いのでしょうか。




 
 あさま502号 長野6:07−東京7:59 
           6号車14番E席(指定席)
 長野からは、とりあえず東京に向かいます。あさま500号は、乗車率良い(E席が確保できなかった)ので、後続の「あさま502号」に乗車します。長野からなら自由席も余裕だと思われるでしょうが、今日は指定席に乗車します。
 この列車は、基本的に土曜・日曜日のみ長野始発で、通常は軽井沢始発です。あさま500号の後ろを走りますので、軽井沢まで乗る人はあまりいません。軽井沢・安中榛名・高崎では、さすがに乗車する人も多いですが、指定席はそれほど混まず東京駅まで1人で快適に移動できました。
 今日は、無効印をもらい特急券をもらってきました。
 
   
 

 
 東京駅では、とりあえずN700系使用の上り1番列車となる「のぞみ100号」の撮影をします。ホームは、かなりの見物人でしたが何とか撮影できました。その後は、八重洲の「びゅうプラザ」横のベッカーズで朝食を済ませて中央線ホームへ。中央線ホームで、201系の撮影をして、E257系「あずさ」の撮影もついでに行い、しばらく待ちやってきたE233系に乗車します。
 E233系の中央線仕様は、初めての乗車です。こちらも自動放送が採用されていました。新宿まで試乗して、買い物を済ませて山手線内回りで東京駅に戻り、山手線・京浜東北線など撮影します。今日は、寝台特急はやぶさ・富士号が遅延して到着しましたので、思いがけぬ時間帯に撮影できました。


のぞみ100号
 


201系中央線
 


E233系中央線
 

山手線と京浜東北線

京浜東北線

遅延到着の「はやぶさ・富士」

   



  
 のぞみ25号 東京11:50−名古屋13:33 
                    12号車4番E席(指定席)
 今日最大の目的である、N700系のぞみ25号に乗車します。16番線の2号車付近から入線してくる、N700系を撮影して後は、空いた隙を見て向かいのホームから撮影して、N700系に乗車します。まだ、新車の香りが漂います。車内でも、盛んに撮影する人が多いので全く苦になりません。
 新横浜でほぼ満席となった、N700系のぞみ25号は270キロで高速運転をして名古屋を目指します。残念ながら、車体傾斜はわかりませんでした。
 新型車両という事も手伝って、名古屋まであっという間に着きました。後ろ髪を引かれつつ下車しました。

     

 名古屋駅に到着して撮影は出来ませんが、N700系の発車を見送り新幹線乗り換え改札で無効印を押してもらい特急券をもらいます。JR東海名古屋駅でも、特急券をもらえるようになるとは時代も変わったものです。
 さて、もう時間は13時を回りました。すぐに、エスカへ向かい「寿がきや」へ白ラーメンを食べに行きます。この店は、他の店舗と違いソフトクリームやカキ氷はありません。少し値も高いのですが、この味を短時間で食すためには贅沢も言えません。「寿がきや」は、以前はジャスコ長野店にもテナントして入っていましたので、長野市や近隣の方も食べた事がある方も多いと思います。あのときの味が忘れられなく、時折機会があれば中京圏で探し当てて、長野で食べられた頃を思い出しながら食べます。今日も、スープまで飲み干しました。ただ、残念ながらこの店(エスカ店)には食後の定番ソフトクリーム等のメニュー設定はありません。(これは、解る人にしか解りませんが。)

白ラーメン

約1年ぶりの再会です
 

   



  
 伊勢志摩ライナー 近鉄名古屋15:10−桑名15:27
             2号車15番(指定席)
 新幹線ホームは、N700系狙いの人々で写真が撮れる余裕も無いので、時間調整も兼ねて近鉄特急「伊勢志摩ライナー」に乗車します。桑名の親戚に行く時は、時間帯の都合で「伊勢志摩ライナー」はなかなか乗れないのです。「アーバンライナー」を使用する乙特急ならホイホイ乗れるのですが。
 久々に乗車した伊勢志摩ライナーでしたが、車内放送が全て手動だったため車内メロディーを聞くことができなかったのが残念でした。特急は、かなり乗車率が良いようで前の列車もこの列車も座席はほとんど埋まっています。特急ですので、スイスイ走り17分で桑名に着きました。桑名でもかなりの降車客がありました。

     



  
 関西本線普通列車 桑名15:37−名古屋16:05

 この時間に桑名に着いても、餃子屋は多分売り切れているだろうし、親戚の家へ寄る時間も無いので、桑名駅からとんぼ返りでJR関西本線で名古屋へ戻ります。普通列車ですので時間は掛かりますが、近鉄より乗車券は100円JRのほうが安いです。
 やってきたのは、313系電車2両でこの時間帯では珍しく車掌が乗務しています。車内も7割方の席が埋まっていましたが、何とか進行逆側の通路側に座れました。
 各駅に停車するので長く感じましたが、久々に関西本線に乗車しました。途中からの乗車も多く、結構混雑して名古屋駅に着きました。

    

 名古屋駅に到着後、再び新幹線ホームへ向かいます。すでにN700系のぞみ26号が発車した後ですので、空いているかと思いましたが、まだホームの端はどちらも混雑しています。写真撮影が出来る状況でもないので、3号車の中ほどで構えて望遠で狙いました。近くの人が、何が来るのか聞いてきたのでN700系の説明を一通り(とは言え、テレビで宣伝している新しい「のぞみ」が来る程度ですが)すると、今のところ喜んでいました。
 N700系のぞみ28号が到着しました。安全柵があるので、前へ出る人もいないので余裕で撮影できました。ただ、自由席は混雑していて座れる見込みもありません。先ほどの人々も、新型だから立ってでもと乗りましたが、座席にありつけたのでしょうか。
 その後は、在来線ホームで特急南紀号や快速みえ号など撮影して特急しなの21号に乗り込みました。と、忘れてならない名古屋の「きしめん」、特急しなの21号の入線が16:40頃と早かったので、何とか早めの夕食として食べる事が出来ました。「寿がきや」の白ラーメンと「きしめん」を食べて、今度こそ心残りなく特急しなの21号に乗り込みました。
 

のぞみ28号

特急南紀83号

快速みえ号と特急南紀83号

    



 
 特急しなの21号 名古屋17:00−長野19:49
             6号車11番D席(指定席)
 名古屋から特急しなの21号で、長野へ戻ります。今日の特急しなの21号は、増結8両編成でA103編成+A201編成+A204編成という付属編成のみで結成されていて、ぜひ姨捨あたりで撮影したい編成です。私の指定号車も、普段は自由席の6号車です。元喫煙車ですが、灰皿は使えないように固定してあります。
 今日は、8両編成も手伝って指定席は窓側が埋まる程度で松本まで来ました。松本でも、自由席に余裕があるのか、「信州特急料金回数券」で指定席まで来る乗客も数人で、名古屋から長野まで1人で快適に過ごせました。

    

 ということで、N700系のぞみ号の初日乗車を目的とした旅も終わりました。日帰りでしたので忙しい行程でしたが、東京・名古屋をこれだけ回ることが出来れば満足です。誕生日と新型N700系の運転初日が重なり、乗車できたことは良い記念になりました。