土日きっぷの旅

夜行急行と秋のイベント列車の旅
2006.11.4〜11.5

   

■今回の旅行について
 今回は、「土・日きっぷ」を利用して快速DD53ばんえつ物語号の乗車をメインに出かけてきました。今回も、乗り鉄ばかりで観光がありません。今回は仕方ありませんが、次回こそはぜひ観光を入れて観光と鉄道の比率の良い旅をしたいと思います。
 今回は、快速奥久慈レトロ号と快速DD53ばんえつ物語号の乗車がメインですが、もう一つ夜行急行列車を2本乗るのも見所としました。

■旅行行程表
1日目(11/4)
 長野−あさま504号−東京−京浜東北線−上野−スーパーひたち11号−水戸
   −奥久慈レトロ号−常陸大子−臨時普通−郡山−やまびこ55号−仙台−快速−山形
                     −つばさ128号−東京(台場周辺を散策)上野−能登号−直江津

2日目(11/5)
 直江津−きたぐに−長岡−Maxとき481−新潟−磐西・只見ぐるり一周号−新津
   −DD53ばんえつ物語号−会津若松−快速−郡山−なすの276−大宮−あさま579号−長野
 

  

T.水郡線の旧型客車(長野〜東京〜上野〜水戸〜常陸大子〜郡山)

 

 長野駅を6:37に発車する「あさま504号」に乗車します。「東京週末フリー」の効力が変わったため、いままでの乗車率が嘘のように空いています。自由席も以前は混みあっていましたが、今回は高崎を過ぎても空席があり私の隣も空いたままでした。(早く言えば、高崎であれだけの人が全員座れた。それほど、長野新幹線区間は空いていた。ということです。)この後は、上野で降りて乗り換えれば良いのですが時間もありますし東京駅まで乗車します。在来線の「あさま」時代は、尾久客車区(当時)が見えてくると東京に着いたと実感がわきましたが、新幹線の「あさま」では秋葉原から地上に出て、山手線・京浜東北線・中央線を見ると東京に着いたという実感がわきます。それを体験したいがために、わざわざ東京駅まで乗車しました。(乗り放題ですしね。(笑))


 東京駅に到着後は、京浜東北線で上野駅へ戻ります。時間に余裕がありますが、のんびりしている余裕があるわけではありません。上野駅に着くと、特急列車乗換改札を通り16番線へ進みます。すでに、特急スーパーひたち11号は入線していましたが、まだ折り返し清掃中でした。どうせ11号車の先頭まで撮影に行くので、勝田終着の10号車・11号車の指定でも良いのですが指定の号車は5号車です・・・。

 いわき行の特急スーパーひたち号は混みあうので、指定席発行枠の1枚を使用しましたが自由席は空いているように見えました。前売りの段階では、指定席も空席が多数で少し損したかなとも思いましたが、発車時間の10分前ぐらいから急速に混雑してきて、1〜5号車の指定席もほとんど満席になりました。この特急スーパーひたち11号は、1〜7号車が「いわき」行、8号車〜11号車が「勝田」行の11両編成です。次は、下車駅の水戸まで止まりません。上野を9:00に発車した列車は、高崎線の臨時特急草津・白根号と同時発車でしたが、こちらがやや先行して発車しました。とは言え、日暮里手前で抜かれましたが・・・。その後は、我孫子付近までノロノロ運転が続き、取手からようやく速度を上げて運転しました。一度速度が上がると結構早いもので、上野から1時間16分で水戸に着きました。


 水戸駅からは、本日のメインとなる快速奥久慈レトロ号に乗車します。まだ列車は入ってきていません。しばらくして、推進運転で快速奥久慈レトロ号が入線してきました。機関車は、DE10でヘッドマークつきでした。DE10の汚れ具合といい、ヘッドマーク付きを除いては本当に旧客の現役時代を思わせる列車でした。今日は、暖かいの窓を空けると気持ちの良い風が入ってきます。今回は、残念ながら通路側ですが、進行方向側に加えて5号車はスハフ32ですのでかえってよかったです。上菅谷を出るといよいよ山間部に入ります。ただ、紅葉には少し早いようです。車内では記念品の配布もはじまりました。なんと、紙袋に入った「おやつ」も配られました。茶色の紙袋に入った10円程度のお菓子が何個か入っていましたが、小学生の頃を思い出し非常に懐かしかったです。これは、ある程度の年齢より上の人には大好評でした。私も、まさか茨城まで旧客に乗りに来てもらえるとは思いませんでした。


 常陸大子で、快速奥久慈レトロ号は終点ですのでこれより先は普通列車に乗車します。今回の行程が実現したのは、11月4日に臨時普通列車郡山行が運転されたためです。これが無ければ、水戸経由で違う場所へ行っていたでしょう。水戸からの普通列車常陸大子行が、常陸大子からそのまま臨時普通列車郡山行になりました。ただし、3両のうち水戸側1両は切り離し2両ですが。到着後、車内清掃も無いのですぐに乗車して一人用のボックス席を確保しました。これで一安心です。

 常陸大子を出た列車は、秋の水郡線を郡山へ北上します。何しろ各駅停車ですのでのんびり走ります。景色もよかったのでそれほど苦になりませんでしたが、郡山に着いたときにはやっと着いたか。というのが正直な感想でした。

 


新幹線あさま504号
  


特急スーパーひたち11号
  


快速奥久慈レトロ号


水郡線臨時普通列車

 

U.南東北を一周して東京へ(郡山〜仙台〜山形〜東京)

 郡山からは、仙台へ向かうため東北新幹線に乗車します。次の、新幹線やまびこ55号は指定枠の2枠目を使用して指定席を利用しました。おそらく、郡山→仙台で指定席利用はもったいないと思われるでしょう。ただ、この日は、指定席が拡大されていて自由席が3両しかありませんでした。郡山からの乗車も考えると、指定を確保して正解だったようです。ただし、やって来たE2系は私の期待とは裏腹に0番台でした・・・。さすがは、盛岡行の「やまびこ」だけあって福島以外は仙台まで止まりません。あっという間に仙台に到着しました。

 

 仙台では駅前をウロウロしましたが、並木道もまだ紅葉には早い感じでした。仙台からは、仙山線に乗車します。快速山形行は4両編成で、早めにホームに並びます。早く並んだからといって、早く入線するわけではありません。山形からの折り返しになります。ということで、進行方向の窓側も余裕で確保できました。4両編成でも座席には余裕がありました。余裕があるといっても、愛子あたりまでの人は座らず立っている人が多数ですが・・・。仙台を発車して、北仙台あたりで日も暮れてしまいました。あとは、夕闇の中をただひたすら走るだけです。

 作並を境に、下車客中心から乗車客中心に変わりました。山寺も、夜で全く見ることも出来ずに列車は山形に到着しました。


 山形からは、新幹線つばさ128号に乗車します。この列車は、新庄始発ですので発車間際にならないと到着しないので、まぁ余裕を持って駅構内をブラブラして新幹線改札を入ります。程なくして、新庄からの新幹線つばさ128号が到着しました。新庄始発も手伝って指定席枠の3枚目を使いました。(これには異論は無いでしょう。)山形を出た、新幹線つばさ128号は空いていました。普段は混み合う「つばさ」も空いていることもあるんだ〜。と感心しながら米沢に着きました。ホームには、結構な一般の人とすごい数の団体客が・・・・。車内は、一気に満席になりました。前言撤回「やはり、「つばさ」は混んでいた・・・(汗)」米沢で、満席になった「つばさ」板谷峠を下ってゆきます。夜ですので、通過する駅名票ぐらいしか確認のすべがありません。福島手前でようやく車販がきました。すぐに、「牛肉どまん中」をゲットしました。ようやく夕飯にありつけました。福島からMaxやまびこ128号を連結して15両編成となり夜の東京に到着しました。



新幹線やまびこ55号
  


仙山線快速列車
  


仙台駅舎
 

まだ紅葉には早いようです。
  


新幹線つばさ128号


夕食の「牛肉どまん中」

 

V.夜行急行の乗り継ぎ(上野〜直江津〜長岡)

 今晩の宿は、急行能登号ですので少々時間が余ります。夜景を見に台場へ行ってみました。ここからの夜景は、とても美しいので暇な時には時々見に来ます。今回は、それほど余裕が無いので30分程度で上野駅へ向かいます。

 上野駅で、寝台特急北陸号の撮影をして16番線ホームへ向かいます。急行能登号が長野経由の時代から変わらない発車ホームで何か懐かしいです。しばらくして、489系急行能登号が入線してきました。長野経由の時代とは塗装が違いますが、車両は長野時代のままの489系金沢車H編成です。車内も、シートのモケットが変わった以外は、往年の白山号時代と変わりありません。今日は、喫煙車が空いていたので喫煙車に席を取りました。多少煙草の煙はありますが、眠りながら煙草を吸う人はいないでしょう。多分。

 上野を発った急行能登号は空いてました。あまりに空いているので、上野駅で発車の音楽が流れる頃に早々にボックスにしました。長野経由の時代では考えられなかったことです。金沢行の急行能登号に乗るのは非常に久しぶりで、嬉しいやら懐かしいやら昔を思い出したりとしているうちに大宮に着きました。大宮からも乗車はありましたが、皆ボックスを作れる程度でした。車内は、快速DD53ばんえつ物語号を撮りに行くらしき人が結構大勢乗っています。車掌氏も、いつもの土曜より乗ってますかね。という感じでした。高崎で、快速ムーンライトえちご号を追い越します。

 高崎で、快速DD53ばんえつ物語号を撮影に行くらしき人々が大勢降りてしまいました。皆、ムーンライトえちご号に乗り換えてゆきました。能登号は、本当にガラガラのまま高崎を発車しました。ここで減光されてようやく寝れました。長岡の方向転換も気がつかず、携帯の目覚ましがなる4:00まで限度一杯寝ることが出来ました。そして辛うじて早朝になった4:13着の直江津で下車しました。


 直江津では、特にすることも無く貨物列車を眺めたり、快速妙高2号を撮影したりと時間を潰し、ようやく5:56に急行きたぐに号が到着しました。写真撮影後は、グリーン車に乗車しました。自由席は座れるか解りませんし、寝台料金は払いたくありませんし苦渋の選択です。でも、長岡まで急行券・グリーン券で1730円ですのでお得でした。今日は、583系「シュプール&リゾート」編成で到着しました。グリーン車の車内にソファーがありました。サロ583に乗れる経験はめったに無いので貴重な体験でした。グリーン車は、人気が無いのか数人の乗客があらかじめ乗っていただけで後は直江津からの乗車でした。

 直江津の発車は6:20ですので、夜も明けて日本海も時折見ながら列車は進み長岡に付きました。私は、長岡で下車となりますが、短い区間ながらサロ583の乗り心地を体験できてよかったです。

 2006年に、夜行急行同士を乗り継げるとは、なんて素晴らしい奇跡かと思いつつ新幹線ホームへ向かいました。

 


台場から見た夜景
  


急行能登号
  


減光された、能登号の車内


急行きたぐに号

 

W.イベント列車で会津へ(長岡〜新潟〜新津〜会津若松)

 長岡からは、新幹線Maxとき481号に乗車します。これに乗車すれば、新潟から快速磐西・只見ぐるり一周号に間に合います。新幹線Maxとき481号は、越後湯沢始発ですので空いていると予想しましたが見事に空席だらけでした。指定席仕様の2階席に座り荷物の整理をしているともう新潟も目前でした。


 新潟駅の在来線ホームへ移動すると、快速磐西・只見ぐるり一周号の乗車口にはすでに長い列が・・・。どうせ新津までの乗車ですので、一通り撮影してから乗車しようということで撮影をしました。撮影を終えて、車内を見るとボックス席がある1・3・4号車は満席でしたが、オールロングの2号車はガラガラでしたので、2号車に乗車しました。新津までの短い区間ですので気にもなりません。2号車の一角には、弁当の販売スペースもありました。あまり国鉄型気動車の乗り心地を味わう時間も無く新津に到着しました。

 

 新津からは、この旅で最大のメインである快速DD53ばんえつ物語号に乗車します。この列車は新津駅始発となります。私が乗車したのは、最終日の11月5日でしたが大勢の人が新津駅に集まっていました。やはり、SL(C57)では無くディーゼル機関車が牽引すると言うことで、観光客よりも鉄道ファンの乗車が多かったように思われがちですが、何と私が乗車した3号車は前半分が団体になっていました。
 新津を発車した快速DD53ばんえつ物語号は、軽い足取りで磐越西線を進みます。磐越西線沿線も、昨日の水郡線と同様に紅葉には早い場所が圧倒的でしたが、場所によっては見ごろとなっている場所もチラホラとありました。

 沿線は、DD53が客車を牽引するシーンを撮影しようと、本当に大勢のファンが集まりました。有名撮影地は、まさに人がひしめいている状態でした。車内では、乗車証明書や記念品も手際よく配布されました。車内は、やはり完全に満席ということは無く空席が所々で見られました。また、津川では3号車の団体が下車したりした事もあり空席がかなり目立ちました。会津若松到着後は、保安装置の都合上ターンテーブルで方向転換するのでそちらも見たかったのですが、時間の都合で後ろ髪を引かれつつ、郡山行の快速に乗り込みました。

 


新幹線Maxとき481号
  


快速磐西・只見ぐるり一周号
  


快速DD53ばんえつ物語号


秋の阿賀野川

 

X.長野への帰路(会津若松〜郡山〜大宮〜長野)

 

 快速DD53ばんえつ物語号に乗車して会津若松に到着すると、後は長野まで帰るだけです。郡山行の快速は6両編成ですので車内は空いていましたが、新津からの接続列車が到着すると撮影帰りの人で結構混雑しました。久々に、455系急行型電車に乗車します。天気もいいので、磐梯山もよく見えます。車内は、撮影帰りの人も観光帰りの人もお疲れモードで車内も静かでした。

 郡山に着くとED75+「ゆとり」が中線に留置されていたので、すぐに撮影会状態になりました。


 郡山からは、東北新幹線に乗車します。指定席は、すでに満席状態ですので郡山始発の「なすの276」に乗車します。3連休も終盤の夕刻ですので、東京行13番線すごい人です。「なすの276」は、郡山始発ですので11番線から発車しますが、こちらも結構並んでいます。この列車は、E2+E3系の16両編成です。E2系側は1000番台ですが、すでに大勢の人が並んでいるため諦めて、後部のE3系側に並びます。こちらは、ほとんど人が並んでいませんでした。

 郡山を出た時点では、E3系の方の自由席は空いていましたが那須塩原から混み始め、宇都宮で満席になりました。本来なら東京まで乗車する予定でしたが、あまりにも疲れ果てたので大宮で降りました。


 大宮の乗り換え改札の窓口で、指定枠最後の4枚目を使用しました。一番早い「あさま579号」の発車数分前ですので満席かと思いましたが、運良くC席が空いていたのでためらい無く指定を確保しました。大宮から乗車した「あさま579号」は、大宮到着時点でかなり混んでいました。まぁ、無事に座れたので良いのですが。佐久平と上田でかなりの下車がありましたので、3列席を回転させて快適に長野駅に到着しました。

 次回は、何処かで観光でもしたいですね。(もう、同じ事を何度書いたことか・・・。(汗)) 



磐越西線快速列車
  


郡山駅に留置中の「ゆとり」
  


新幹線なすの276号


新幹線あさま579号