青春18切符の旅(1回・2回分)

首都圏の遺構駅探訪の旅
(113系東海道本線東京口惜別乗車の旅)
2006.3.11〜3.12


旧万世橋駅ホーム

3月11日 土曜日 〜特急型車両で新潟へ〜

−3月11日の行程−
 長野15:17−妙高7号−新井16:23/17:06−くびき野5号−新潟19:27
 新潟20:05−らくらくトレイン村上−村上20:58/21:27−快速−新潟22:17
 新潟23:35−快速ムーンライトえちご号−新宿5:10(3/12)

 今回は、午前中だけ出勤して午後に旅立ちます。真新しい「青春18きっぷ」を長野駅の改札に差し出すと、「今からでも1日分となりますがよろしいでしょうか」という反応が・・・。時計の針はまもなく15時なので、こんな時間間から「青春18きっぷ」の1日分を使い始める人は珍しいのだろうな・・・。
 長野駅の7番ホームに行くと、すでに189系「妙高7号」は、ドアを開けて停車していました。土曜の夕方ですので、予想より人が乗車しています。一瞬、窓口へ指定券を買いに行こうかと思いましたが、5号車付近の一角に空席がありましたのでA席側に座れました。
 妙高7号は、定刻に長野を発車しました。妙高3号には、北長野までよく乗車するので慣れたものです。というか、189系は幼少時代から乗っているので・・・。混雑した車内も、豊野から先でだんだん空き始め妙高高原を出るとすっかり落ち着いていました。妙高高原から先は、雪崩の恐れがあるため徐行した影響で多少遅れて新井駅に着きました。

 新井駅で、少し待って改札が始まり快速くびき野5号に乗車します。この列車は、485系4両で運転されています。アコモ改善された3号車に席を取り新潟へ向かいます。日本海の夕日を見ながら列車に乗車できる贅沢を味わいながら快速くびき野5号は北上してゆきます。途中の直江津と長岡で乗降がありましたが、何とか全員座れたようです。ただ、長岡を出ると全車禁煙の列車で平気で煙草を吸う人も出て何だかねぇ〜。巡回する車掌といたちごっこで注意する車掌も大変です。途中で、人身事故がありましたがこの列車の通過直後で難を逃れ定刻に新潟に着きました。

 新潟からは、村上まで時間調整します。選んだのは、快速らくらくトレインむからみ号で乗車整理券300円で乗車できます。この車両、なんと485系T18編成でした。ということは、明日の新宿までこの編成のお世話になるようです。さっそく乗車して、先頭のグリーン席に座席を確保します。グリーン車も開放されているので、快適に村上へ向かいます。村上駅到着後は、コンビニで夕食を確保するはずでしたが・・・。コンビニがない・・・。貸し店舗募集中になっているorz。ということで、折り返しの485系の快速に再び揺られて新潟へ戻ります。今度は、普通車に乗車します。村上で見た485系の4つ目ライトは綺麗でした。

 新潟からは、今夜の宿となる快速ムーンライトえちご号に乗車します。今回は、485系T18編成で撮影のネタ的には良かったのですが、夜行の居住性は・・・で心中複雑なまま乗車しました。あいにく喫煙車両でしたが何とか寝ることが出来ました。
 長岡で無事に「青春18きっぷ」に日付を押してもらい、列車は上越線を新宿へ向けて走ります。寝ながら煙草を吸う人もいないので、起きている人の多い新潟−長岡と大宮−新宿間以外は煙も少なく、喫煙車はほぼ満席の禁煙車に比べ空いていましたので快適でした。
  



夕方に長野を出発


妙高7号(189系)


新井から快速くびき野5号に乗り換え


新潟から快速らくらくトレイン村上で時間調整


グリーン車も開放されています


村上駅で折り返しです。


折り返しの485系の快速で新潟へ


今夜の宿となる快速ムーンライトえちご号
    


3月12日 日曜日 〜113系の乗車と首都圏の遺構駅〜

−3月12日の行程−
 新潟23:35(3/11)−快速ムーンライトえちご号−新宿5:10−中央線−東京−山手線−品川6:23−東海道本線(113系)−小田原7:50
 小田原7:58−東海道本線(113系)−東京9:29−京浜東北線−秋葉原
 ■交通博物館見学■ 秋葉原−京浜東北線・快速−品川
 ■リゾートしらかみ号くまげら編成展示会見物■ 品川−山手線−浜松町
 ■増上寺周辺散策■ 浜松町−山手線−秋葉原
 ■交通博物館・旧万世橋駅遺構見学■ 秋葉原−京浜東北線・快速−上野
 上野15:25−高崎線−高崎17:09/17:44−信越本線−横川18:17
 横川18:25−JRバス−軽井沢18:59/19:15−あさま581号−長野19:47



長岡駅に停車中のムーンライトえちご号


早朝の新宿に到着


品川始発列車は、臨時ホームから


113系さよならマーク(シール)付き


小田原駅で折り返し113系で東京へ


東京まではグリーン車に乗ります。


サロ110の車内


東京駅に到着した113系
     
 快速ムーンライトえちご号で、新宿駅に到着して品川駅に向かいます。3月18日のダイヤ改正で東海道本線の東京エリアから消える113系に乗車するためです。この時間帯だと、品川駅始発の小田原行が該当するため品川駅の臨時ホームへ移動します。
 朝早い時間にも関わらず、出雲狙いと絡める人で沿線は結構な賑わいでした。品川から小田原までは、普通車に乗車してボックス席から東海道本線の景色を堪能しました。小田原では、そのまま折り返しの列車に乗車しました。帰りは、この改正で消えるサロ110に乗車しました。グリーン券を購入すれば、「青春18きっぷ」でグリーン車にも乗車できるようになったので有り難いことです。最後のサロ110系の乗り心地を楽しむと、あっという間に東京駅に到着します。

 東京駅に到着後は、秋葉原へ移動して交通博物館へ向かいます。理由は、記念硬券を貰うことと、早い時間帯に行って1階の鉄道エリアだけゆっくり見るためです。交通博物館に到着すると、その期待は一気に裏切られました。人が多い・・・。私は、秋葉原駅で前売り券を購入したのですぐに入場できました。一旦、列に並んで記念硬券を貰います。すでに残り僅かとなっており、事前に入場券を購入して入館したのが勝因だと思います。博物館の券売機の列に並んでいたら貰うのは無理だったと思います。
 久しぶりの交通博物館は、展示品が少し今風の車両(模型)に変わりましたが、基本的には昔のまま変わっていません。実物のSLや修学旅行電車のレプリカも展示されていて、懐かしく館内を見て歩くことが出来ました。

 交通博物館を一通り見学した後は、品川駅に移動して「リゾートしらかみ」くまげら編成の展示会を見学します。展示車両は、リゾートしらかみ(くまげら編成)と休憩用の185系のみという寂しいものでしたが、一足早く新型車両の室内に入ることが出来たのは収穫でした。この車両展示会は、2日目の開催でしたが大勢の人が見学に訪れていました。この会場で、隠れたポイントとなったのはホームの端で寝台特急出雲号と寝台特急サンライズ出雲号の並びが撮影できました。

 品川駅での展示会の見学を終えて、浜松町で下車して増上寺界隈を散策しました。もう、梅の花が見ることが出来るようです。その後は、再び交通博物館に戻りましたがすごい混雑でした。かって、こんなに混雑したことがあったのでしょうか。万世橋駅の遺構見学までの時間を空いている2階や3階の見学で調整して、いよいよ旧万世橋駅の遺構を見学します。
 こんなところに入口が・・・。というところから入り映画を5分程度見てから、旧万世橋駅ホーム跡を見学しました。いつも中央線から除いている角度からは別視線でみるので新鮮な体験でした。

 今回は、「青春18きっぷ」を使用するため早く東京を発たなければなりません。上野駅の高架ホームから久々に帰路に着きます。(前回の「18きっぷ」の帰路は地平ホーム発でした。)高崎線もグリーン車が導入されれましたのでグリーン車で帰ります。211系でしたので、2階建てのグリーン車と平屋のグリーン車の2両が連結されていました。2階席は大変混雑していたので、平屋のグリーン車に乗車します。今回は、普通列車のグリーン車も活用して快適な移動が出来ました。乗換駅の高崎では、D51の試運転列車も撮影できて思わぬ収穫がありました。

 高崎からは、信越本線に乗り換えます。107系4連で立席も出まして、そこそこ混雑していますが北高崎を出ると降りる人ばかりで、横川に降り立ったのは数人でした。横川からの軽井沢行のバスは、観光バスタイプにもかかわらず僅か4人という寂しさで軽井沢へ向かいました。このバスは、軽井沢駅に18:59定刻に計ったように到着して非常に驚きました。
 軽井沢からは、新幹線あさま581号で長野へ戻ります。明日も仕事なので、早めに長野へ戻りました。新幹線あさま581号は臨時列車ですが、指定席と自由席の3号車・4号車は結構乗車していました。一番後ろの1号車は空いていましたが・・。
 前回の「18きっぷ」の旅のときもそうでしたが、普通や快速ばかり乗り継ぐと新幹線の偉大さがよく解ります。長野には、19:47に到着して今回の旅も終了しました。




久々に訪れた交通博物館


リゾートしらかみ号品川駅展示会


増上寺周辺を散策


再び交通博物館へ


旧万世橋駅の遺構を見学


帰路は懐かしい上野駅高架ホームから


グリーン車で高崎まで乗車


高崎で乗り換えです。


高崎でD51の試運転を見ました。


信越本線普通列車


横川からバスで軽井沢へ


軽井沢から新幹線で長野へ


新幹線あさま581号(臨時)


長野駅に到着して旅行終了