懐かしの特急列車とSL列車の旅

−2005.2.12〜13―

今回の乗り鉄旅行の目的の「SL磐梯・会津路」(左)と「懐かしの特急新雪号」(右)

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土日きっぷ(本券)

 

 特急懐かしの特急新雪号と快速SL磐梯・会津路号に乗車する旅を、出発前日の2月11日に決めました。当初は、2月12日の日帰りの予定でしたが、13日も時間が出来たので、快速SL磐梯・会津路号も加えて、土・日きっぷの旅に変更しました。

 長野でも、前日まで「土・日きっぷ」が購入できるようになったため、このような突然の変更も可能になったわけで、首都圏発売時代と比較すると値上げもありましたが、ありがたい時代になりました。

 

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2月12日(土)

■普通妙高1号 長野 8:11−直江津 9:39/5号車7番A席

189系N103編成「妙高1号」

 

 今日は、583系の団臨が長野まで入線予定でしたので、須坂駅6:47の列車に乗車して意気込んで長野駅へ向いました。時間になっても一向に来る気配も無く、妙高1号が入線してきました。長野からのトップバッターは、前回と同じく189系妙高1号です。

 長野を出発した妙高1号は、3連休の中日も手伝ってかスキー客で混んでいます。今回も長時間189系に乗れるので嬉しいです。沿線には、583系を待っていたのか、カメラを持った人を時々見ました。黒姫に到着すると2番線には、JR西日本カラーの583系「シュプール」が停車していました。黒姫と妙高高原で、大勢のスキー客が降りたので車内に余裕が出ました。

 妙高高原を出ると雪が降ってきました。ちょっと、今回の直江津経由は判断ミスだったかな。とも思ったのですが、いまさらどうしようもないのでN103編成に揺られるがまま直江津を目指します。

 直江津には、3分ほど遅れて到着しました。快速くびき野3号は、妙高1号の接続を取ったあとすぐに直江津を発車して行きました。

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■特急はくたか5号 直江津10:07−越後湯沢10:57/8号車13番A席

 直江津からは、特急はくたか5号に乗車します。なかなか人気のある列車のようで、今回もグリーン禁煙と指定席禁煙は満席でしたので指定席の喫煙に乗車しました。

 今回も、681系北越急行車があたりました。禁煙の指定席は満席だと言われていたのですが、喫煙の指定席(8号車)は空いていて10人程度しか乗車していませんでした。ただ、デッキと客室内を仕切る自動戸が故障しているらしく閉まらないというアクシデントはありました。運悪く進行方向側のドアだったため、北越急行線に入り速度が上がると冷風がピュゥーという音と共に入ってきて寒かったです。また、車掌がやってきてドアの上のスイッチを

681系北越急行車 はくたか5号

 

触ったりしてドアは閉まりました。しかし、トンネルに入るとドアが開きトンネルを出るとドアが閉まるの繰り返しで、相変わらず冷風は入ってきました。乗り合わせた乗客は、トンネルに入る度に皆苦笑していました。

 そんなこんなで、トンネルを出て十日町を通過する頃になると景色が一変して豪雪の雪模様でした。六日町を通過すると保線の除雪車とすれ違いました。この列車も、雪で速度が出せなかったのか3分ほど遅れて越後湯沢に到着しました。新幹線に乗り継ぐ人々はダッシュで階段を駆け上がったのは言うまでもありません。

 

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■普通列車(1735M)越後湯沢12:13−石打12:20/2号車立席

普通列車1735M

 

越後湯沢駅では1時間以上の余裕がありましたが、駅構内で「カレー」を昼食として食してその後は、ホームで除雪作業などを見ていました。雪はどんどん強くなり、本当に「懐かしの特急新雪」は運転されるか心配になってきました。

しかし、心配をよそに183系S3編成の回送は、時刻通り越後湯沢駅に到着しました。昨日とは違い、残念ながら「回送」表示でしたが皆思い思いに撮影をしていました。

その後、1番線を除雪車が除雪しながら通過しました。ファンは喜んで撮影していましたが、すでに1735Mの乗客もホームに降りてきている時間だったので、慌てて反対側に移動していました。

 越後湯沢で、時間をつぶしてようやくやってきた1735Mは、震災の影響で当分の間は「小出行」で運転しています。車両は、115系2両で到着時にはすでに混雑していて、そこに越後湯沢から新幹線からの乗り換え客と、今日はおまけに懐かしの特急新雪号に乗車する乗客で、車内はさらに混雑して越後湯沢駅を発車。たった1駅区間なので立って行くのも楽ですが、1駅が非常に長く感じられました。石打駅では、大勢下車したので車内は空いたのではないでしょうか。

 

特急はくたか号と除雪車

 

183系S3編成回送

 

1番線を除雪中

 

 

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■懐かしの特急新雪号 石打13:31−上野16:31/4号車16番D席

 石打駅からは、本日のメインと言うべき特急懐かしの特急新雪号に乗車します。

 編成は、183系S3編成でした。石打駅を時刻通り発車した列車は、すぐに次の越後湯沢駅に停車します。越後湯沢駅でも大勢の人が乗車してきました。越後湯沢を出て、4号車車内を見渡しますが通路側はほとんど空いていました。その後、列車はループ線を通って水上駅に到着しました。水上では、多少の乗車がありましたが温泉帰りの一般の乗客も大勢乗車してきました。

 水上を出ると、高崎・大宮・上野のみの停車です。実際には、新前橋駅で運転停車がありましたが、渋川は通過しました。

 今回は、183系の喫煙車に乗ったのですが、1号

特急懐かしの特急新雪号

 

車と私が乗車した4号車を除いては、結構空席がありました。1号車は、デラックス車両なのでファンが集中したのでしょう。私は簡リクシート車でしたので、高崎を出発したら特急「あさま」を懐かしむ旅に変わりました。(車両が違うぞ。とか言うのは無しと言う事で<笑>)

 臨時特急水上号のスジで運転高崎線を結構な速度で運転して、大宮を出ると京浜東北線との追い越しなどを楽しんであっと言う間に上野駅地平15番線に着きました。

 久しぶりに、183系元松本車に長時間乗車できた貴重な旅でした。

上り列車は文字マーク

 

「新雪号」行先表示

 

※特急懐かしの特急新雪号について詳しくは、乗車記のページもご覧下さい。※

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■消え行くブルートレイン

寝台特急さくら・はやぶさ号

 

 

 東京駅では、3月の時刻改正で廃止となる「さくら」の撮影をしました。本当は、「あさかぜ」の撮影もしたかったのですが、都合により帰宅時間を早めなければならないので、EF66に取り付けられている「あさかぜ」マークのみ撮影しました。

 私が東京駅10番線に着いたときには、大勢の人で撮影できる余地もなかったので、新幹線ホームから撮影しました。あと、E231系に置き換えられる113系の並びも撮影しておきました。

 時代の流れと言え、名門の夜行特急列車が2本も消えていくのは寂しいですね。

 

寝台特急さくら号

 

EF66型「あさかぜ」マーク

 

113系電車の並び

 

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■新幹線あさま573号 東京18:03−長野19:56/2号車12番A席

 今晩は自宅で用事があるため、宿泊は自宅になります。そのため、一旦長野に帰ることになりました。

 寝台特急さくら・はやぶさ号撮影後に、都合よく臨時あさま573号が停車していました。足早に自由席の2号車を覗いてみると、A席に空席がありましたので迷わず乗車しました。

 この時間帯は、定期は自由席が4両ですが臨時は3両なので、大宮からは多少混雑しましたが、立客が出るほどでもありませんでした。

 長野に到着後、寄り道せずに一旦帰宅しました。

 

 

※画像は、1本前の「あさま527号」です。

 

新幹線あさま573号

 

 

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2月13日(日)

■新幹線あさま502号 長野 6:37−東京 8:28/1号車2番E席

新幹線あさま502号

 

 

 

 自宅で宿泊して、長野電鉄の始発電車に乗車して長野駅から新幹線あさま502号に乗車します。

 1号車の自由席に乗車しますが、週末フリー切符の影響で指定席は混みあっていますが、自由席は空席があります。

 座席定員の少ない1号車でさえ、高崎を発車しても空席があって相席にもならず快適に東京駅へ向いました。

 

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■新幹線こまち7号 東京 8:52−仙台10:31/13号車10番D席

 東京駅からは、新幹線こまち7号に乗車します。新幹線こまち号は、なかなか乗車するチャンスがないので乗れるときに乗ろうと始発の東京駅から乗車しました。新幹線はやて7号と連結されて運転されますが、今日の「はやて」はE2系0番台なので「こまち」を選んで正解でした。

 東京を発車して大宮を過ぎた列車は、晴天の中を快調に飛ばします。車内は、時間帯のせいもあるのか空いていました。朝食に「チキン弁当」を食していると仙台まであっというまに到着しました。

 やはり、E2系「はやて」よりE3系「こまち」の方が座席がゆったりしていて良いですね。

新幹線こまち7号

 

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■新幹線やまびこ52号 仙台11:52−郡山12:35/2号車4番D席

新幹線やまびこ52号

 

 仙台で、駅撮りをした後は「牛タン弁当」を購入して新幹線ホームへ向かいます。今度の列車は、新幹線やまびこ52号です。自由席は、1〜3号車・・・。って自由席は3両しか無いようです。平日は、5両だったはずで、指定席拡大をしても4両だろうと思っていたので、ちょっと計算が狂いました。

 E2系0番台の新幹線やまびこ52号が盛岡始発で仙台に到着しました。予想通り自由席は、通路まで立客がいます。が、仙台で降りる降りる。発車の音楽が終了してもまだ降りてきます。やっと降車が終わって乗車しましたが、列の先頭から3人目にも関わらず、席はほとんどが埋まっているように見えました。とりあえず、一番近い席に座り一安心しま

したが、列車の間隔があいている時間帯のためゾロゾロ乗ってきます。それでも、座席定員の多い2号車ですので何とか全員座れたようです。仙台を3分遅れで発車しました。車掌は、よほど混んでいると見えたのか、指定席のデッキ・通路に立客を誘導する場合があります。と断りの放送を流していました。

 とりあえず通路側でも座れてよかったのですが、次の福島からの乗客は、ほとんど座れなかったようです。その後、私は郡山で降りましたが郡山で大勢降りました。その分、乗っても来ましたがそれほどの混雑でもなかったようで、自由席客の誘導のためなのか駅員が1〜3号車の位置に1名づつ待機していましたが、混乱も無く無事に発車して行きました。指定席は、空いているかなと見てみるとほぼ満席でした。

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■快速(3237M)     郡山13:10−会津若松14:16/3号車15番D席

 

 郡山からは、快速列車に乗車します。455系3連で久しぶりに急行型電車に乗車できます。

 郡山駅に到着して、ホームに下りるとすでに列車は入線していました。内装は、リニューアルされていますが、ロングシートの他、ボックスシートも健在で、ボックスシートに座席を確保できました。

 磐梯山を見ながら、僅か1時間6分でしたが久しぶりに急行型電車の旅が楽しめました。

 この列車は、猪苗代で大勢下車したため猪苗代から先はゆったりと乗車を楽しめました。

455系磐越西線快速列車

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SL磐梯会津路号   会津若松15:00−郡山17:32/4号車22番A席

快速SL磐梯会津路号

 

 この日のメインが、この快速SL磐梯・会津路号です。この、D51が牽引して冬季に運転されるSL列車に何度か乗ろうと試みたのですが、体調不良やら休日出勤やらで乗車が出来ず今回念願の乗車となりました。

 指定券も何とか直前で進行方向窓側の確保に成功して何の心配も無く乗車を楽しむ事が出来ました。車内は、本当に良い乗車率で空いているボックスがほとんどありませんでした。

 雪景色の中をのんびりと走るSL列車の旅は最高でした。郡山に着く頃には、日も暮れて夜になっていました。

※ SL磐梯会津路号について詳しくは 乗車記のページ もご覧下さい。

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Maxやまびこ122号 郡山18:01−大宮18:58/6号車2階23番E席

 

 郡山からは、新幹線Maxやまびこ122号で帰路につきます。山形新幹線つばさ号を連結した列車で、3連休の夕刻の列車ということで指定券の確保は難航しましたが、2階席の確保に成功したばかりか、座席位置無指定で窓側が確保できて2重の喜びでした。この列車は、仕事で郡山からちょくちょく利用したことがありますが、平日でも結構乗車しています。

 大宮駅で、先頭部撮影のため1号車側へ移動しようかと歩きましたが2号車から先へは混雑で1階・2階どちらからも進めませんでした。自由席はそれほど混んでいました。

新幹線Maxやまびこ122号

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■新幹線あさま529号 大宮19:30−長野20:47/8号車8番E席

新幹線あさま529号

 

 

 今回の旅で最後となる新幹線あさま529号にお宮から乗車しました。指定券の枠が余っているので指定席をとりました。初めは、右側(A席)を希望しましたが満席と言うことで、8号車のE席にしました。ここしか、空いていなかったようです。

 大宮に到着した、新幹線あさま529号の8号車は、結構座席がふさがっていて真ん中のあたりに2席だけ空いていた窓側が私の席でした。通路側の席にも、大宮から乗ってきました。

 これに乗れば、あとは長野まで戻るだけです。長野には定刻の20:47に到着しました。

 今回は、懐かしの特急とSLの乗車をメインとした突然の2日間乗り鉄の旅でした。

これだけ乗り鉄できれば満足です。次回はちゃんと観光も1箇所で良いから実施したいと思います。