土日きっぷで新旧鉄道の旅

2004.9.25〜9.26

 

 SL列車と懐かしい気動車のリバイバル運転が、9月25日と26日に重なりました。何とか、この2列車に上手く乗車できないものかと、いろいろ考えて行程を作成しました。ちょうど1年前にも、「土・日きっぷ」で旅行しているので2年連続で秋の庄内を旅することになりました。

 


1日目(9月25日(土曜日))

桑川駅に停車中の快速SL出羽街道号

 

 

1日目:9月25日 土曜日                   

長野06:57―あさま550号―07:51高崎08:39―Maxとき307号―新潟09:51

新潟10:23―SLリレー号―11:21村上12:26―SL出羽街道号―酒田16:28

酒田16:41―普通―17:45新庄17:50―つばさ126号―東京21:24

東京22:20―ムーンライト仙台号―仙台06:21

 

 

 長野駅を6:57に発車する「あさま550号」に乗車します。自由席は、空いていて高崎まで一人で乗車できました。高崎では、乗り換えに時間がありましたので途中下車して駅前のファーストフード店で朝食をとりました。再び、高崎駅に戻りMaxとき307号に乗車します。7月の時もそうでしたが、E1系の非リニューアル編成でした。いずれは、この非リニューアル編成は消えてしまうのですが、一度ぐらいはリニューアル編成に乗車したいもの正直な心境です。2階指定席の車内は満席で、私が乗車する席だけ1席空いている状態で高崎に着いたようです。ただし、この混雑も越後湯沢までで、越後湯沢に着くと半分ぐらいの乗客が下車してゆきました。越後湯沢を出ると一人で2席分を快適に利用できます。長岡に着くとさらに乗客は減りました。

 

 新潟からは、快速SLリレー号に乗車します。自由席グリーンマークを確認しているので485系で運転されるのは確実です。私がホームに着いたときには、すでに6号車の乗車口にはグリーン室の窓側の定員以上の乗客が並んでいたので、乗車を断念して5号車に乗車しました。車両は、485系3000番台でJR新潟支社もそれなりにサービスしたと言うことでしょうか?この列車は、誰でも自由に乗車できたことから新発田・村上方面へ行くSLに関係ない人々も、重宝がって乗車していました。まぁ、なんというか空調の効きがいまいちでしたが。

 

 村上からは、本日のメイン列車である快速SL出羽街道号に乗車します。車内は、空席だらけでほとんどが指定を取って乗らないのかなと思いつつ、快速SL出羽街道号は村上を発車しました。快速SLばんえつ物語号でおなじみのC57+専用の12系7両の編成で、案内する車掌氏も「ばんえつ」専門の車掌氏でした。日本海沿いを北上していくSLは、途中の桑川駅で貨物列車3本の通過待ちあわせをして北上します。日本海を見ながらのSLの旅とは贅沢で良いですね。私は、残念ながら山側の席でしたが・・。あつみ温泉駅で、C57に給水するため停車時間があります。駅前でボンネットバスなどを見学して、SLの整備が終わる頃から撮影を開始して車内に戻ると満席でした。どうやら、あつみ温泉から個人型旅行プランの乗客が大勢乗車してきたようです。あつみ温泉を出ると、庄内平野に入り鳥海山が見えてくると終着の酒田駅に到着します。

 

酒田駅では、SLの終着駅の余韻に浸る暇も無く陸羽西線直通の新庄行に乗り換えます。SLの乗車が1号車でしたのですぐに、陸羽西線用の0番線へ移動できました。座席を確保した後になると結構、SLからの乗り換えの乗客がきて座席はほぼ埋まりました。夕暮れが迫り景色がほとんど見えない陸羽西線を1時間ほど乗車すると新庄に到着します。到着ホームの前方には、E3系つばさ126号が停車していました。鉄道ファンは、もとより一般の人々にも新型のE3系は印象が良い様で、なんか車内でニヤニヤしている人が大勢います。新庄駅に到着するとほとんどの人がダッシュで、E3系に吸い込まれてゆきました。新幹線つばさ126号は、新庄はガラガラで発車しましたが、途中の駅から乗ってくるのって来る。山形で満席になる中、一部の車両のみ空箱の車両が・・・。その車両も、米沢で団体客が乗車して満席の状態で「つばさ126号」は、福島で新幹線Maxやまびこ126号を連結して夜の東京駅に到着しました。

 

 東京駅からは、今晩の宿となる583系快速ムーンライト仙台号に乗車します。東京駅の京葉地下ホームに行くと、SLリレー号・SL出羽街道・陸羽西線・つばさ126号で見た人が結構いまして、やはり考えることは同じだなと思いました。たぶん、明日の酒田まで同じでしょう(笑)。快速ムーンライト仙台号は、秋の設定が無く本日のこの列車で一応最後の運転となります。583系仙台車6連で運転しますが、東京駅を出るときにはガラガラで発車しました。続いて舞浜でも思っていたほどの乗車は無く、大宮でも乗車が少なく結局、1人又は1グループで1ボックスという快適さで東北へ向います。乗車率は、かわいそうなぐらい良くありません。ほどんど、全てのボックスで寝台状態の「ゴロンと」になっていました。一番驚いたのが、鉄道に興味がなさそうな家族連れや女子高生のグループが、何のためらいも無く上手に座席を寝台状態にしたことです。たぶん、往路で誰か教えたのかな?そんなこんなで、大宮を出て減光されたので私も寝ることにしました。

 

あさま550号

長野06:57−高崎07:51

 

Maxとき307号

高崎08:39−新潟09:51

臨時SLリレー号

新潟10:23−村上11:21

SL出羽街道号

村上12:26−酒田16:28

 

陸羽西線普通列車

酒田16:41―新庄17:45

つばさ126号

新庄17:50−東京21:24


9月25日〜26日

夜行快速ムーンライト仙台号で仙台へ移動

東京(京葉ホーム)22:20―仙台06:21

 


2日目(9月26日(日曜日))

酒田駅に到着した快速懐かしのもがみ号

 

 

2日目:9月26日 日曜日

仙台07:35―懐かしのもがみ号―11:15酒田12:42―普通―新庄13:45

新庄14:19―つばさ190号―15:03山形15:47―ホリデー仙山18号―仙台17:02

仙台17:24―はやて22号―19:08東京19:28―あさま577号―長野21:18

 

 

 583系で朝を向かえ、快速ムーンライト仙台号は定刻に仙台駅に到着しました。583系の撮影を終えて構内を見るとEastiEが停車していました。続いて、寝台特急北斗星4号・455系・特急スーパーひたち号・気仙沼線直通の気動車3両と休む暇も無く撮影して、髯を剃って昨日購入しておいた「チキン弁当」を朝食にすると、もう快速懐かしのもがみ号の入線5分前で休む暇もありませんでした。

 本日のメイン列車である、快速懐かしのもがみ号の指定席は2号車でした。乗車率は、1ボックスに2〜3人と言う快適さで仙台から酒田まで乗車します。途中で居眠りしたりして気が付くともう新庄に到着していました。新庄からは、昨日乗車した区間ですが車両が変わると景色の見方も変わるようで飽きずに楽しめました。

 

 酒田からは、陸羽西線直通の普通で新庄に戻り新庄から新幹線つばさ190号に乗車しました。今日は400系でしたので、思いがけずに新旧の「つばさ」乗り比べができました。車内は、臨時だから空いているだろうと思いましたが、さくらんぼ東根・天童で自由席はほぼ満席になりました。山形で、新幹線つばさ190号を降りて仙山線に乗り換えます。次のダイヤ改正で、快速仙山号(快速ホリデー仙山号)の名称がなくなるので記録しておこうかと思いましたが、発車表示機も案内も「快速ホリデー仙台行」というだけで、肝心の「仙山」の文字(言葉)が出てこず残念でした。6両編成の車内は山形を出た時点で満席となっており、山寺や面白山高原で大勢乗車して来て混雑しました。雨と霧で見通しの良くない仙山線を、快速ホリデー仙山18号はほぼ定刻に運転して仙台に着きました。

仙台からは、新幹線はやて22号で東京へ向います。今日は、残念ながらE2系0番台編成でした。この列車も非常に混雑していて車内は満席でした。1時間40分ほど窮屈な思いをすると列車は東京駅に到着しました。東京駅からは、「あさま577号」に乗車します。今日は、N1編成が来ました。4号車の指定席は空いていて、快適に乗車できました。

 

 今回は、雨に悩まされることも無く安心して旅行が出来ました。

 

懐かしのもがみ号

仙台07:35−酒田11:15

 

陸羽西線普通列車

酒田12:42−新庄13:45

 

つばさ190号

新庄14:19−山形15:03

 

ホリデー仙山18号

山形15:47―仙台17:02

 

はやて22号

仙台17:24―東京19:08

 

あさま577号

東京19:28―長野21:18