土日きっぷで新幹線と旧型列車の旅

２００４．７．１７～７．１８

　今回は、SLもがみ号と特急ぐるっとつばさ４８５系号の乗車を予定していたのですが、大雨の影響でＳＬもがみ号は２日間とも運休になってしまいました。このため、予定を大幅に変更しました。まぁ、自然に人間は無力だと言うことでしょうか？仕方ないですね。

１日目（７月１７日（土曜日））

仙台駅に停車中の特急ぐるっとつばさ４８５系号

１日目：７月１７日　土曜日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

長野０６：５７―あさま５５０号―０８：５２東京０９：０８―やまびこ８１号―仙台１０：５４

仙台11：08―Maxやまびこ110号―11：45福島12：45―ぐるっとつばさ485系号―山形15：50

山形１６：４５―※臨時つばさ号―１９：０４大宮１９：１４―あさま５７５号―長野２０：３７

※つばさ号＝大雨によるダイヤの乱れにより特発運転。普通車全号車自由席　

　今日は、高崎・新潟を経由して酒田からＳＬもがみ号に乗車すべく地元の須坂駅を出発する。長野電鉄の中で、「ダイヤ情報メール」が入る。「羽越本線運転見合せ中」「陸羽西線運転見合せ中」とメールが入る。電車は、長野駅に到着してとりあえず運転状況を聞いてみると雨は強くなるばかりで再開のめどはなし。とのことで、考えることしばし今日（１７日）と明日（１８日）の旅程をチェンジすることにした。不要な、「ムーンライト仙台号」と「つばさ１０１号」（福島～山形）を払い戻して、あとは指定をそっくり今日と明日で入れ替えた。幸いＳＬもがみ号も含めて全て指定が確保できた。窓口が閑散としている時間に連休を見越して４つ窓口が空いていたので、窓口氏も誠意的に乗変に応じてくれた。

　長野駅を６：５７に出発する「あさま５５０」に乗車する。今日は、Ｎ１編成が使用されました。指定席は満席でしたが、自由席は閑散としていました。上田・佐久平・高崎と進んでも自由席は空いていたので、誰も隣に来ることなく快適に過ごせました。

　急な旅程変更で、東北新幹線（はやて・やまびこ）の指定が取れなかったので東京駅まで乗車しました。東京駅から自由席を狙えば座れるでしょう。第一希望の「やまびこ・こまち８１号」の「やまびこ」の自由席に並びました。（「こまち」は、全号車指定席）さすがに、長野新幹線とは違い列が伸びています。一巡して、号車別の定員と列の長さを吟味して６号車の大宮側に並びました。

　やまびこ８１号は、通常は「こまち」車両も含めて盛岡までの運転ですが、繁忙期は「こまち」車両は「こまち」として秋田まで運転されます。そうなると、懐かしい「やまびこ・こまち」が復活します。さて、列車が到着しました。残念ながらＥ２系は０番台でしたが、それはそれで座れるかどうかが気になります。発車の１分前にようやくドアが開き乗車が始まります。今日は、家族連れが多いのか通路側まで順番に埋まり私が乗車した段階でＡ席が２席も空いている。ということで、思いがけず窓側に乗車できました。

　東京を出発した「やまびこ・こまち」は、ほぼ座席定員の乗車率で東京を出発しました。途中の上野・大宮からの乗車は、６号車に関しては少なくみな何処ぞやのＢ席に座れたようです。大宮を出ると仙台まで止まりません。

　仙台からＭａｘやまびこ１１０号で、福島へ戻ります。これは、福島での時間調整も兼ねています。仙台始発なので空いていました。２階席に席を取り福島まで移動しますが、仙台を出るときには小雨だった雨が強くなってきたようで気にかかります。福島で下車してホームを歩いていると、「Ｍａｘやまびこ110号は、連結予定の「つばさ110号」が遅れているため発車10分遅れます」と放送を始めました。

　福島で昼食をとり、在来線ホームへ行くとホームでセレモニーが行われていて花笠音頭で人が踊っていました。さて、ホーム先端に移動して雨にぬれながら「特急ぐるっとつばさ４８５系号」の入線を撮影して乗車しました。特急ぐるっとつばさ４８５系号は、１２年ぶりに運転される特急つばさ号のリバイバル運転です。４８５系６連は、ほぼ満席といいたいところでしたが、実際は７割ぐらいの乗車率でしょうか。まぁ、大雨で運転抑止区間が拡大したのでたどり着けなかった人もいると思いますが。久々に東北本線を４８５系で北上し、仙台で撮影のため３０分停車して仙山線に入ります。私の年齢だとチャンスがあれば奥羽線経由の「特急つばさ」にも乗車できました。私は、奥羽線経由の特急つばさ号にも乗りました。

　山形からは、「つばさ」で長野へ帰ります。「つばさ１２２号」の指定席は確保できなかったので、福島まで立っていってガラガラＭａｘ（笑）に乗り換えかと思っていると、大雨の影響で新庄～山形まで運転を見合わせていた影響でダイヤが乱れているらしく「福島まで臨時の「つばさ」が１本走ります。１１号車のグリーンを除き全車自由席です」の放送に救われたと思いました。福島まで座れれば、後続の「やまびこ」でも良いし、仙台まで北上して仙台始発を狙うも良いし何とかなります。で、列車が到着すると信じられない放送が「この「つばさ」は、予定を変更して東京まで運転します」と仏様みたいな言葉を。しかも、窓側に座れました。この「つばさ」は、福島でＭａｘの連結を行うことなく東京まで単独で運転しました。途中の福島や郡山とか乗客が多く特に福島では、逆福島ダッシュが見られました。それでも、宇都宮でちょうど１００％ぐらいの乗車率だったでしょうか。

　大宮からは、「あさま５７５号」に乗り換えます。臨時列車ですので車内は空いていて１号車のＣ席に余裕で座れました。軽井沢からは、Ｅ席に移れました。本来なら、快速ムーンライト仙台号で夜を明かす予定でしたが、明日ＳＬもがみ号が動くと酒田まで間に合わないので自宅に戻りました。

あさま５５０号

長野06：57―東京08：52

やまびこ８１号（0番台）

東京09：08－仙台10：54

Maxやまびこ110号

仙台11：08－福島11：45

ぐるっとつばさ４８５系号

仙台12：45－山形15：50

臨時つばさ号（特発臨）

山形16：45－大宮19：04

あさま５７５号

大宮19：14－長野20：37

２日目（７月１８日（日曜日））

横川駅に到着したＳＬ碓氷号

２日目：７月１８日　日曜日

長野０６：５７―あさま５５０号―０７：５２高崎０９：２０―ＳＬ碓氷号―横川１０：３０

横川１０：５４―普通列車―１１：２７高崎１１：４２―とき３５１号―新潟１２：５８

新潟１３：１５―Ｍａｘとき３２０号―１５：０２大宮１５：２２―こまち１９号―仙台１６：３８

仙台１７：２４―はやて２２号―１９：０８東京１９：４８―あさま５３１号―長野２１：３６

　さて、一夜明けて今日も長野電鉄で長野へ移動して長野から昨日と同じ「あさま５５０」に乗車して高崎へ向います。ダイヤ情報メールを見ると徐々に運転を再開しているようなので、もしかしたら走るかなと期待して高崎駅でＳＬもがみ号の指定券を提示して運転状況聞いてみると「いま、新庄駅に問い合わせましたら運休が決定したようです。」とのこと。仕方ないので、払い戻ししてもらいどうしたら良いかと考えてみる。あいにく、高崎線のお試しグリーン車を連結した列車は昼すぎまで無い。と、信越線の発車案内に「ＳＬ碓氷」の文字が・・・。これだ！と窓口へ行って指定を聞いてみると、窓側も十分ありますということなので乗車を決定。これで、何とかＳＬに乗車する体面だけは保たれた。高崎からＤ５１の引くＳＬ碓氷号にゆられて、久々に高崎側の信越本線を旅します。Ｄ５１はのんびり走るので、昨日今日とキリキリした気分も解れてくる感じです。気の毒ながら乗車率も良くなく空席だらけなので乗客のほとんどは窓を開けています。私は、Ｄ５１の直後の４号車でしたのでＤ５１の走行音も楽しめました。横川からは、普通列車で高崎へ戻りました。

　高崎からは、上越新幹線「とき３５１号」で新潟を目指します。この列車は、臨時列車でしたが乗車率は良かったです。ちなみに２００系のリニューアル編成でした。新潟到着直前で、増水した信濃川を見てこれは大変だと思いました。新潟からはとんぼ返りで「Ｍａｘとき３２０号」に乗車します。Ｅ１系の非リニューアル車でした。おそらくＥ１系のオリジナルの乗車するのは今回が最後になるでしょう。当然、２階席に席を取りトンネルばかりの上越新幹線の景色を楽しみました。この列車には大宮まで乗車しました。

　大宮で、指定席を発券してもらうために窓口へ。混雑していて発車７分前にようやく指定券を受け取り東北新幹線ホームへ。今度は、「こまち１９号」に」乗車します。発車間際でしたが窓側のＤ席が確保できました。車内は、まぁまぁの混雑でした。仙台駅で「牛タン弁当」を食べて「はやて２２号」に乗車します。またもや窓口が混んでいて発車１０分前に指定が確保できましたが、こんどはＣ席でした。しかも壁の前の１番席でした。まぁ仕方ありませんが。

　ホームで待つと、Ｅ２系１０００番台車で「はやて」が到着しました。車内に入るとほぼ満席で仕方なく１番Ｃ席に座りました。車掌が一通り指定席を手持ちの器械で確認したあとで、空席を探すと５号車に空席があるではないかということで、５号車に引っ越してＥ席側から日が暮れ行く東北の景色を見ていました。車掌も通りましたが何もいいませんし、大宮から乗ってくる乗客もいませんでした。今日は、終着の東京まで乗車しました。

　東京からは、「あさま５３１号」に乗車します。本日は、ホームの変更が多く「あさま５３１」は２３番線から発車となりました。

　今回は、天候に左右されましたが自然相手では仕方ないですね。