SLすずらん号と道北旅行 2000年6月17日〜20日 日本の北端を見に行こうと初夏のある日思いついた。それに、SLすずらん号で明日萌駅(恵比島)へも寄り道したい。北の果ての稚内まで列車で向かい、帰りは稚内空港から飛行機が良いなど構想が膨らむ中、長距離旅行の際は用意周到に準備する私にしては異例の僅か1週間で稚内へと旅立った。 |
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●1日目 6月17日(土) 長野―青森―札幌 〜 北 へ の 旅 立 ち 〜 6月17日、いよいよ 青森からは、急行はまなす号に乗車する。寝台券を購入するのも何なので「はまなすカーペット」車を予約した。車内は、一面カーペット敷きで枕と毛布がついて急行券プラス指定席料金とは安い。23:08ドラえもん機関車に引かれた急行はまなす号は、青森駅を発車した。 |
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●2日目 6月18日(日) 札幌―留萌―札幌 〜S L で す ず ら ん の 舞 台 へ 〜 6月18日、急行はまなす号は有珠山噴火による臨時停車と徐行運転のため約15分遅れて6:43に札幌駅に到着する。到着後は、札幌駅で列車撮影と朝食を済ませ札幌市内を見て回る。前2回は、いずれも冬場の観光だったので今回、初めて初夏の観光をする。大通り公園・テレビ塔・時計台・旧本庁舎と回ったが、札幌も本州に負けず劣らず本当に暑い。 観光後は、札幌10:00の特急スーパーホワイトアロー5号で深川へ向かう。深川からSLすずらん号に乗車する。撮影後、車内に入ると「すずらん」の歌が車内に流れていた。列車は、途中の恵比島駅で約15分停車する。ここは、有名なテレビ・映画の「すずらん」の舞台となった明日萌駅で当時の撮影用セットがそのまま残されている。終点の留萌に到着後、港を散策して帰りもSLすずらん号に乗車し、深川駅で特急スーパーホワイトアロー20号に乗り継ぎ札幌には17:20に到着して今日は札幌に泊まる。 |
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●3日目 6月19日(月) 札幌―稚内 〜 日 本 最 北 の 地 へ 〜 6月19日、今日も札幌は暑い気温はすでに28度もある。今日はついに日本最北端を目指して札幌8:30発の特急スーパー宗谷1号に乗り込む。車内は、旭川まで混雑したがその後は落ち着く、車窓は北の果てへ向かうにふさわしく特急の止まる駅以外は、駅の近くでも民家が点々としている程度で駅間は無人地帯でただ木々が生い茂っている野生の宝庫だ。札幌を出て4時間58分ついに稚内に到着した。列車を降りた瞬間に寒いと感じるのも無理はない駅の温度計は15度しかない。 稚内駅で記念撮影後、路線バスに乗り換え50分ここが本当の日本最北端の地となる宗谷岬についた。ここから先は、ロシア領サハリンとなりパスポートがないと進めない。日本最北端の地を見物した後は、バスで |
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●4日目 6月20日(火) 稚内―東京―長野 〜 日 本 最 北 の 町 稚 内 〜 6月20日、旅館を出発して町を散策する。さすがロシアへの定期船が就航しているだけあり町のいたる所にロシア語での標記が目立つ。その後、稚内ドーム・稚内港・稚内公園・氷雪の門・9人乙女の碑・百年記念館・北方記念館を観光して稚内駅からバスで30分稚内空港へ向かい、稚内15:05の全日空574便で東京へ向かう。初めて乗る航空機で眺めは非常に良いし早い稚内から1時間50分で羽田空港に到着した。長野から各駅停車の新幹線あさま号に乗り東京へ行く感覚で日本最北の稚内から東京へいけるのはすごい。東京で夕食を済ませて東京発19:16の新幹線あさま531号で長野へ向かい今回の旅も無事に終わった。 |
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日本最北端到達証明 |
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