四 国 4 県 周 遊 旅 行

   1997年08月04日から2泊5日2夜行

 


客車急行ちくま号


JR四国特急列車


高松琴平電鉄


1997年夏、今秋の長野行新幹線開業による時刻改正で急行ちくま号が特急しなの号型の電車になることになった。このため、最後になる信州地区B寝台車の旅をしつつ世界最速の500系新幹線のぞみ号で四国4県を周遊することにした。

8月4日の急行ちくま号で新大阪へ向かい、8月5日の500系新幹線のぞみ号に乗車し世界最速の300キロを体験して岡山で乗り換え特急南風号に乗車して琴平駅に降り立つ。気温32度という暑い盛りの中を金毘羅山への登山を開始する。約1時間30分歩きながら何度やめようかと思ったが、ここでやめると私の旅行人生に傷がつくと思い汗びっしょりで脱水症状で死ぬ思いで頂上の金刀比羅宮本宮に立つ。琴平から高知までは、特急自由席が利用できる「四国ワイド周遊券」を持っていたが疲労が激しく指定席特急券を購入して特急南風号の必ず座れる指定席で高知へ移動する。

高知では、ものすごい雨で道路が雨水で膝までつかる中を、高知城・自由民権記念館・はりまや橋を見学して市電の運転見合わせ間際にホテルに駆け込む。豪雨の中でも観光を強行しないと時間がない。

6日は、高知から特急しまんと号で高松へ移動して高松城跡を見学し高松琴平電鉄に乗車して栗林公園を見学する。高知駅に着くと台風が四国をかすめる影響で雨雲が活発になりまた大雨が降って来た。高知から特急うずしお号で徳島へ移動する。徳島では、雨が小康状態のスキをつき徳島城跡と阿波踊り像で有名な両国橋を見学してホテルへ向かう。

7日は、徳島から特急剣山号の乗車して阿波池田駅で特急しまんと号に乗り換えさらに、高松駅で特急いしづち号に乗り換え松山へ向かう。今日は、蒸してはいるものの気温が低く観光には最適である。松山では、坊ちゃん列車・松山城を見学後、伊予鉄道松山市内線で道後温泉へ向かう。道後温泉で一風呂浴びる。海辺の温泉は、塩気が強く体がプカプカ浮く。道後温泉入浴後は、伊予鉄道松山市内線を1日乗車券を利用して全線乗車して時間をつぶす。

 8月7日の、松山発の臨時夜行快速ムーンライト松山号で四国に別れを告げる。夜行列車なのでグリーン車を奮発した。8月8日の朝、京都に到着し梅小路蒸気機関車館を見学して(当時は)珍しい300系新幹線ひかり号で名古屋へ向かい特急しなの号に乗り換え長野への帰路に着いた。

今回は、猛暑に豪雨に多湿と夏の旅行の厳しさを認識させられた旅だった。

 


金刀比羅宮本宮(香川・琴平)


高知城(高知)


栗林公園(香川・高松)


徳島城跡(徳島)


道後温泉(愛媛・松山)